飛鳥カナ配列 ☆未来の子供たちへの贈り物☆ -23ページ目

マイナー配列の普及法について etc...

>Uジローさん その2

 
それと、タイピングで上位を独占して、それを普及の 
きっかけにする話ですが、それって無理でしょ? 
 
だって、ローマ字は千万人以上、JISカナだって 
数百万人の底辺があって、その中の「超手先器用人間」 
が(ふつーバカ臭くてやる気にならない(^^;;)練習も 
うんとして、上位に入っているんです。 
 
 
それを、手先器用さ最下位レベルの私は問題外として、恐らく 
やや器用程度のUジローさんが、いくら配列が打ち易いと言っ 
ても、上位に入ろうとするのは無理な話でしょう。 
 
それに、二人とも単調な速打ち練習なんかしてるより 
言いたいことを打ちまくっているのが好きなタイプですし。。 
 
ローマ字なんかで既に上位の人を勧誘して、月や飛鳥に移行 
してもらうといっても、そういう人は「上位にいること」自体 
に意味があるので、移行期間中はトップから最下位レベルに 
落ちる入力法の移行は、殆どは気が進まないと思うんですよね。 
 
タイピング上位を狙うのは、ユーザーが少なくとも万単位になって、
底辺が大きくなったら、その中からこちらが頼まなくても上位を目指
す人が出てくるから、それから考えた方がいいんじゃないでしょうか。
 
 
ではどうやってそこまで普及させるかになるんですが、私の考えているの 
は、やっぱ、PC関係のメジャーな雑誌に取り上げてもらうことかな。。 
 
そういうのがあれば、坂村さんではなくても、普及できる 
能力があったり普及させられるような立場にある人の 
目に留まって、検討して貰えるかも知れません。 
 
それはなくても、すぐに試せるようにしておけば、2ちゃん
どころではない人数が試してくれて、普及のきっかけに
なりそうですし。。
 
2ちゃんと違って、既に「メジャー雑誌が取り上げている」
という「権威付け」がありますから、日本人に多い権威が
ないものを馬鹿にしがちな人達も試すかも知れません。

雑誌も特集する以上は、何ヶ月か評価打鍵して正当に
評価をしてくれるでしょうしね。
 
一応、ずっと前から一部頭で考えていたので、それ書いてみます。 
 
---------------------------------------------------------------- 
 
タイトル 
「21世紀に押し寄せる新しい日本語入力の二つの波」 
 
サブタイトル 
一打鍵一カナの親指シフトを最高に打ち易くする「飛鳥カナ配列」 VS. 
面倒なシフトを排した、1.2ストローク混在では最も効率的な「月配列」 
 
書き出し 
 
私達は、前世紀から今世紀にかけて、個人用のコンピュータに 
おける革命的進歩を目の当たりにし、多くは自らも体験してきた。 
 
パソコンがまだマイコンだった時代、CPUのスピードは5Mhz、 
メモリーは32Kb、それでも「高速CPU/大容量メモリ」だった。 
 
HDは百万円以上もしたため、二十万円程度で買えた、外付けの 
「大容量160kbフロッピーディスクドライブ」は私達の憧れの的であった。 
 
そのころからまだ20年足らず。CPUの速度は千倍に、 
メモリは更に一万倍、ディスク容量に至っては百万倍に 
迫ろうかという勢いであるのは、今更言うまでもないだろう。 

それが、昔の外付けフローピードライブ一台分にも満たない 
価格で入手できるのだから、良い時代になったものである。 
 
しかし、たった一つ、20年前と全く変わらないものがある。 
 
それが日本語入力。 
 
確かに、機械ならぬ身の上。コンピュータのように部品を入れ 
替えられぬ以上、何千倍、何万倍の入力速度など望むべきもない。 
 
しかし、上述のハードの発展に比べ、当時からあった実質ローマ字 
とJISカナのみという、この日本語入力の寂しい現状。 

「英語もそうだ」と言っても、英語のQWERTY配列はかなりの
スピードで打てることが実証されており、多くの人が
「打ちにくい」と感じている日本語入力とは話が違うのだ。
 
このハードの革新と旧態依然の日本語入力の驚くべきアンバランス 
に、私達日本人はもっと目を向けるべきではないだろうか? 
 
仕事は勿論、HPにメール、ブログ書きなど大量の「日本語入力」
が多くの人のPCの使用目的の主要なものになってきた今日では、
より効率的で打ち易い日本語の入力法を確立することが緊急の
課題になっていると記者は考えるのである。
 
幸いにも、私たちの目の届かなかいところで、 
前世紀からこの問題に、大量の試行錯誤を通して、 
地道に取り組んで来た人達がいる。 
 
今回の特集では、2ちゃんねるやブログなどでその普及活動を 
続けている二つの新入力法について、詳しく解説してみる。 
 
 
以下本文 (これ、まだ考えてません。。つーか、記者さんのお仕事!) 
 
 
付録DVDに収録:
 
飛鳥・月体験版エミュ(もや指のようなフリーのエミュがあったらベター) 
練習ソフト・「プロジェクトD(。。W)」の動画  
(できれば、可愛い女の子の白魚の手で。。(^^;; ) 
私やUジローさんが作った練習法の画像など。 
 
月スレと飛鳥スレもDVDなら余裕で入るな。。
しかし、飛鳥スレの煽りもそのままか。。(^^;; 

練習プログラムは私は無理なので協力者募集! 
 
 
とかできないでしょうかね。。(^^;; 
 
記事もこっちが書くんだったら、「読ませる文章」 
が書けるUジローさんの方が適任なんですが。。 
 
問題は、↑みたいなのをどうやってメディアの
人達に読ませて、検討してもらうかですが。。。 
---------------------------------------------------------------- 
  
あっ、それから私が2ちゃんの頃からやってるこの種の長文レスは、
実は普通の意味のレスではなくて、多くが私が「やり取りしている
人が挙げたことをネタ」にする「お題拝借」です。
 
何かきっかけがないと、言う機会もなく書く気にもならないので、
誰かがそれに私とのやり取りで触れた時に(今回の普及法や坂村
さんの話のように)それまで考えていたことを詳しく書いている
だけで、普通のレスではありません。
 
もちろん、これはUジローさんは何となく気づかれていると思いますが、
同じ「三倍返し」でも、ユーモアではなくちょっとトゲのある使い方を
Uジローさんのコメントの中でされていた方がおられたので解説してみました。
 
 
キーボードの形態に関しては、私はこれだけ誰でもPC入力を
する以上、最低SMLの3サイズくらいはあるべきだと以前から
言ってきました。また、ハの字型になって打ち易いものも親指
シフトができるようになっていれば、良いものだと思います。

ただ、各段のズレ加減などは変更すると、国際基準の形態の
キーボードでは打ちにくくなってしまいますから、そういう
意味での「形態は不滅です」ということでした。
 
つまり、大きさが違ってもそのまま縮小や拡大になっていたり、腕の
キーボードに対する角度は違っても、各段のズレ具合が同じなら、
すぐ標準のキーボードでも打てますからね。
  
また、こういう意味で形態を変えても、今のもので打ちやすいものは打ち
易いし、打ちにくいものは打ち難いということは変わらないと思います。
 
他に、「手に障碍がある人は別」というのは、飛鳥スレで何回か書いてきたところです。
  
また、手がピアノなどをやっていずにまだ鍛えられていない子供向けには、濁点半濁点別の
同手シフトを使わなくても打てる、成長中の指に負担を与えにくい、飛鳥のサブセットの「夢」
を前世紀から作って昔のHPには載せていました。
 
ただ、飛鳥が変わるとレフティ飛鳥と同様にそっちも変える必要があったので、
今はユーザーもいないでしょうから、やっていませんが普及段階では復活させる
つもりです.
 
この意味でも、私が「唯一絶対の入力法」を前世紀から認めていないことは
理解していただきたいと思います.
  
そちらも、議論するときには「キーボードをこう変えると~~~という
理由で・・・という入力法が打ち易くなる」と具体的に言う必要が
あって、「入力法によって打ち易いキーボードの形態も変わるはず」
と理由も考えずに漠然と推測することには、多分無理があると思います。
 
キーボードがこう変われば、今は存在しないこういう入力法が打ち易くなるという
アイディアがないと、ただ否定のための否定になってしまうのではないでしょうか?
 
と、言いたいことを書いて気を悪くされたかも知れません.
ここは、「Rayの例の独り言」と思って聞き流してもらえたら幸いです.
 
 
 
あああ~~~、免許がどんどん遠くなる。。中免も一緒に。。
 
passion(情熱)と passive(受け身の)で語幹が同じになっている
ことに、つくづく納得させられている今日この頃でした。。


トップスピンについて。。etc..


>Uジローさん
 (この記事は、Uジローさんの↓の記事に関するレスもどきです)
http://ujiro.ameblo.jp/entry-2a5330bf51b2d5b14b78c3dc1b83f632.html

ええと、スルーするように言われたのですが、私の書いたものに、疑問符付きで 
異論を呈されている部分がありますので、答えたくなっちゃいました。。。(^^;; 
 
私 
>再び高飛びの例を挙げれば、A「国によって最高記録が」正面飛び、ベリーロール、  
>背面飛びと異なることはありません。テニスだって、強く重い打球をネットもせず  
>アウトもしないで打つためにはトップスピン打法が「今のところ最善の」打法なのです。  
 
Uジローさん 
>ここで、スポーツのたとえ---スポーツでは最高の方法論は一つしかない---を 
>出されていますが、このアナロジーは穴があります。スポーツの場合は、選ばれた 
>ほんの一部の、ほとんど身体能力に差がない人たちの間での話ですよね。 
 
はい、背面飛びの部分はそうです。Aのように「国によっての最高記録が」と
但し書きを付けていますから。 
 
しかし、 
Uジローさん 
>例えば、私がテニスを楽しむに、トップスピンを打てるようにしろ! 
>という話を考えれば、このアナロジーは、「今のところ最善」が一つに 
>絞られることをむしろ否定することになりませんか? 
 
↑のテニスの話はUジローさんがテニスをしたことがないための間違いです。 
 
トップスピンが実現するスピードと球の軌道を実現するためには 
トップスピン以外はないからです。 
 
そして「趣味でテニスを楽しむ」為には、トップスピンが打てないと話にならないのです。 
プロと同様にアマチュアの遊びのテニスでもトップスピンは「必須」なのです。
 
町内のテニス大会や会社の昼休みのテニスで、全戦全敗、 
「Uジローさんは下手すぎて一緒にやりたくない」とスルーされて、 
対戦相手どころか、遊びの試合でもダブルスを組んでくれる人もいな
くて、相手がいつも壁だったら「テニスを楽しむ」とはなりませんよね? 
 
そのくらいトップスピンはテニスの基本中の基本なのです。 
 
でも、余程運動神経が良い人ではないと、独学の習得にはかなりの 
時間が掛かるので、Bこのこともあって、テニス教室があるんですね。 
B(町内テニス大会や昼休み会社テニスでもスライスの方も打てないと。。) 
 
テニスって、女の子の「行くわよテニス」を見て思うほど簡単じゃないんですよ! 
運動神経が抜群にいい人を除くと、部活や教室で習うから、遊びのテニスでも
楽しめるんです。
 
当然、飛鳥の習得なんかより全然大変です。
入力と違って家で一人で練習もできませんし。
 
しかし、昔のようにテニスを遊びで何回かやったことがあって、舐めて掛かっていた
(ちゃんと教室で習っている)女の子なんかに軽く捻られてびっくりした経験があっ
たり、自分ではやらなくても、TVで試合をよく見るようなテニスブームではないので、 
だれでも、トップスピンくらい知っている時代じゃなくなりました。 
 
シャラポアはいるけど、注目はテニスより(・)(・)だしなあ。。(^^;;  
 
自分が毎日テニスを数年間やっていたため、誰にも分かるはずと大して考え 
ずに、自分には身近なテニスをアナロジーにしたことは間違いだったようです。 
 
でも、配列とは全然無関係なんですが、「トップスピンが出来ないとテニスにならない」 
理由を、この喩えを挙げた責任上、ここで一応解説しておきます。。。(^^;; 
 
 
まず、後ろのライン上に立ってラリーをするとき、打点はネットより低いのです。 
そこから強い球をスピンを掛けないで打つと、低ければネットですし、ネットを 
超える角度で打つと、遠くまで飛びすぎてアウトになってしまいます。 
 
これを避けるためには、「ネットを超えるまでは斜め上に飛んで、 
ネットを超えた当たりから急速に下に沈み込む球」を打つしか 
他に打ちようがありません。 
 
これが、球を下から上に擦り上げて前方にも高速で打つトップスピンなんです。 
ラケット面は地面に垂直、打つ方向は下方から振り始め、顔の上当たりで 
フィニッシュする斜め上方にして、速い初速と強い回転をボールに与えます。 

面がネットと平行なのでネットを超えないように思われるかも知れませんが、
急速に上方に擦り挙げる力で、ボールは斜め上方に行きネットを超えるのです。
 
普通下から斜め上にネットの数㎝上を超えるように思いっきり打ったり 
したら大ホームランになってしまいますが、強い回転が掛かっている 
ため、初速は速く方向も最初は斜め上に行っても、ネットを超えた 
当たりから急速に沈み込んで、ライン内に落ちるんですね。 
 
これ、観光地なんかでポーンポーン打ってる女の子なんかでも 
ある程度続けてラリーができて楽しそうにやっている子達は、
どっかで練習していて、一応できるようになってるんですよ。 
 
それをやっていないで、テニスなんか遊び程度なら適当にできる
と舐めて掛かっている子達は、ネットとアウトの連続で、球拾い
の時間ばかりで、「テニスって疲れるだけでつまらない」に
なっちゃうんです。
 
で、トップスピンを掛けないで、アウトしないように打つためには 
緩い球を山なりに打つしかありませんから、それでは前衛が横に 
移動する時間があって、スマッシュの餌食になってしまいます。 
 
トップスピンの速い球だと、前衛が横に移動する頃には 
球は通り過ぎています。間に合っても、位置が低くスピードが 
速くスピンが掛かっている分ボールも重いので、スマッシュは 
出来ませんし、上手く相手のいない場所にボレーで落とすのも難しい 
ので、前衛の餌食には(相手が弱い人ならですが)余りならないのです。 
 
それに、トップスピンを打つ側が上手い人なら、前衛に移動されて 
ボレーされてしまうようなコースには打ちません。 
(と言っても相手が鋭い球を打ってきて、取るのがやっとだったら 
前衛が間に合う球しか打てないので、そこでポイントが決まります。) 
 
山なりの球では、前衛の頭は越えられても、緩い球で移動する時間が十分あり 
ますから後衛が斜め前方に前進してきて高い位置でスマッシュされてしまいます。 
 
上でトップスピンのやり方を書きましたが、「そんな難しいことは
普通の人は出来ないだろう」とお思いかも知れません。
 
しかし、実はトップスピンはスピンを掛けない打ち方より圧倒的に
アウトもネットもしないためには簡単な打ち方なのです。
 
トップスピンはネットを超えさえすれば、ネットのかなり上を
ボールが通過してもアウトしないので、かなりいい加減に打てる
し、どの辺に落とすかも慣れればかなり正確に勘で調整できます。
 
でも、スピンを掛けないとちょっとした初速の違いでアウトしたり
ネットしたりします。スピードとネットをどのくらい上方で超える
かが、物凄くクリティカルで難しくミスになりやすいのです。
 
そのくせ、力を込めて打つと皆んなホームランになるので弱く打つしか
ありません。すると打球には威力が無いというわけで、最初の習得には
少々時間が掛かっても、皆んなトップスピンの練習をするわけです。
 
TVなどで見るプロの試合でも、ラリーの多くを占める力を入れて
振り切っている打球は皆んなトップスピンです。
 
 
また、前衛のいないシングルスの場合だと。。 
っと、しつこいのでこの辺で。。
 
あと、テニスの素振りをよくやっているのを目にされて
いるかも知れませんが、あれって殆どがトップスピンで
打つ形を作ってることもあるんで重要なんですよ。
 
実は、トップスピンは 
「強く重い打球をネットもせずアウトもしないで打つためには」 
「今のところ最善」ではなく「唯一絶対」と信ずる理由があるのですが、 
そう書くと突っ込まれて、配列とは無関係な長いテニスの解説を 
書く羽目になりそうだったので、弱い表現に書き直しておいたんです。 
 
でも、結局長い解説を書くことになってしまいました。。(^^;; 
 
まあ、ご自分には経験がない喩えがされていた場合は「へえ、そう 
いうもんなんだ。。」と放置プレーにしてくれると助かります。 
 
と言っても、経験がないと分からない喩えを引いた私が悪いんですが。。 
 
まあ、考えたら私も昔は結構な数の初心者にトップスピンや素振り
をお節介で教えてきたので、ついつい力が入ってしまいました。。(^^;;
 
 
坂村さんには私も関心があって、TV等に氏が出るときは 
大抵見ています。でも、あの人は理系天才で組織を動かす 
力も凄いんですけど、文系的な思想がアホ過ぎなんで。。 
 
足掛け二世紀「便利・省力」が絶対的価値だと 
思って、疑うこともしないんですから。。 
 
彼が中心となって普及を図ってきた商品のICタグも、最近 
金属のメッシュが入った電波遮断布?を使った袋に入れて万引 
きする、中学生の猿知恵に破られてしまったことですし。。。 
 
やはり、イタチごっこにしかならない「機械による犯罪の防止」 
より、社会の倫理性を(江戸時代のように)高めたり教育を 
何とかしたりすることで、「心の犯罪防止機能」を各自が持つ 
ことを、いくら回りくどいと言っても、考えるべきなんでしょう。 
 
「そんな一文にもならないことをやってもビジネスにはならない!」
と一喝されたら、返す言葉もありませんが。。 
 
「機械による犯罪防止」は仮に可能だったとしても ジョージ・
オーウェルの*1989年?ではありませんが、物凄いギスギスした
監視社会になって、鍵なんか不要だった江戸時代のようなホノボノ
とした世の中にはなりませんからね。 
 
 
とか、これ始めるとまた600行とかになるので 
以下省略! 
 
 
*まだ未来小説だった頃に読んだんですけど、何年だったか忘れました。
 

ただ、坂村さんのような理系天才と私のような、 
「バカでもできることをしつこく何年もやり続ける」 
という能力?はきっと両立しないんです。 
 
私が朝から晩まで何年もやってきた幼稚に見えるカナ並べは、
山下清画伯の貼り絵のようなもので、坂村さんといわず、
頭がいい人だったら、普通一週間も続けてやったら嫌気が
さすでしょう。 
 
配列の開発って英語の習得と似ています。
 
何より掛けた時間なんですね。時間が掛かっていれば、
それだけ考えていることも短時間の人より多いわけですし。
 
どんな頭が良い人が考えても、100時間しかかけていない
配列は、頭の悪い私のようなものが四苦八苦して作った
一万時間以上掛けているものには遠く及ばないのです。
 
頭の余り良くない英語教師が超切れ者の中学二年生を
十分教えられるのと同じことです。
ちゃんと本物の英語に触れ続けている教師の場合ですが。 
 
いくら頭が良くても、数百時間しか英語に触れていない
中学生は、その百倍とか時間をかけて英語に触れてきた
頭の良くない教師にはとても適わないのです。
 
この辺は数学などで、教師を凌駕してしまう中学生なんかが簡単に
出てくる「頭の良さ第一」の分野と時間が勝負の配列作りや英語が
違うところです。
 
ですから、私の英語習得と飛鳥作りは底辺で関係しているんと
つくづく感じてきました。


現行キーボードは永遠に不滅です! 

少なくとも、巨人軍よりは。。。。


>Uジローさん 
(この記事はUジローさんの↓の記事へのレスです。 
http://ujiro.ameblo.jp/entry-063badf798c5cd91e3104070d10c77fb.html  )

 

>私は月の開発者ではないですよ~! 
 
月の開発者ではなく、一部改良者兼月実践者ならいいでしょうか? 
 
>と言いつつ、早速、煽ってしまうw 
 
はいはい、煽りに乗りますよ! 
 
でも、もう少し考えてから書いてくれないとレス書きが大変なんですけど~~ 
 
 
私>「私は、普遍的価値を信じるものです。また、人によって打ち易い 
>入力法が異なるという「入力法相対主義」には立たないものです。 
 
以下、Uジローさん
 
>唯一絶対の入力方法を追求するなら、それが現行キーボード上で実現する、 
>としてしまうのは、おかしくないですか? 
 
>不便な現行キーボード上で、それぞれがそれぞれの用途に間に合わせようと 
>思えば、入力法の正解が異なるのはむしろ当然な気が・・・。 
 
>唯一絶対の入力法があり得る、という信念自体は、例えばテレパシーによる入力 
>みたいなものを考えれば、否定しきれません(というか、私には判断つきません) 
>が、現行のキーボードを使う、という縛りがある以上、厳しいでしょう。 
 
 
まず私は、「普遍的価値を信ずる」と「入力法相対主義には立たない」とは 
書きましたが、「唯一絶対の入力法を追及する」とも、飛鳥がそれだとも 
前回の記事でどこにも書いていませんし、以前にも書いたことがありません。
 
というか、「飛鳥とは言いませんが、考えられる限り最高の入力法が出来れば」 
のような表現を、いつも私がしているのにお気づきにならなかったですか? 
 
私の言っていたことは、入力に於いて普遍的な価値があるから、その基準 
に従ってよりベターなものがあると判断ができるので、何でも相対化すると 
比較もできないというようなことなんですけどね。。 
 
 
上のように、相手の発言を勝手に自分で言い換え、それを自分で批判 
して相手への批判にすり替えることは、ディベートなら減点対象ですよ! 

 こういうやり方は、注意深く議論を聞いて(読んで)いない人には
「正当な批判」に思えてしまえる分だけ、罪作りだからです。

でも、この手の言い替えと、それを相手の批判に変えるやり方は
日本の議論では多いんです。飛鳥スレであったのは過去ログを読むと
分かりますが、2ちゃんはどうでもいいとして、国会とかでも
よくやっていますからね。
 
原因は、こういう論証のイロハを学校で教えないし、
議論をする授業も ないからです。
ですから、Uジローさんほどの文章家でも、こういうミスを 
うっかりしちゃうのは仕方ないのですが。。 
 
でも、思うんですけど、日本では国語で滅多に文章を書かせないんですね。 
少し長いのを書くのは作文なんですけど、あれ、余りにも文学寄りなんです。 
 
つまり、体験とか情緒的なことを書くのが中心で、政治問題や経済問題とかを 
論理的に語っても評価されないし、逆に「理屈っぽい」と怒られそうです。 
環境問題とか自然寄りのものは文学的に近いのでまだ評価されそうですがね。 
 
でも、大人になって仕事などで書く文章は論証的なものがほとんどなので、 
ちゃんと学校でその種の最低限の教育をしてくれないと困るんです。 
 
「この文章ではあなたの心の動きが分からない」とかは言いそうですが、 
「これでは、論理が飛躍している」とか注意する国語の先生はいそうもない 
のが問題でしょう。 
 
日本人の議論下手も、学校で論理的な思考を教えてないからなんですね。 
 
大体情緒的な良い文章を書くのは才能で、努力ではあざといものしか 
書けません。また、体験は親の経済状況で多様な体験ができたり 
できなかったりして、不公平ですしね。 
 
論証的な文章は、教えられますし、努力で良いものが書けるのです。 
別にお金のかかる体験をしなくても日常生活やメディアで見聞きする 
ことと自分の思考を組み合わせて、いくらでも論理的な文章を 
書けるのですから、こちらは公平です。 
 
しかし、上のを議論のすり替えと言っちゃうと、それで終わりで 
言い(打ち)足りないので、ここは以前から考えていた話題でも 
あるので煽りに乗ってっと。。 
 
 
>唯一絶対の入力方法を追求するなら、それが現行キーボード上で実現する、 
>としてしまうのは、おかしくないですか? 
 
いや、この世に存在しないキーボードと入力法と配列を使った、「唯一絶対の入力法」が 
あるかどうかは、現行の形態のキーボードでしか開発したことがない私には分かりません。 
 
(だいたい、この世に存在せず私には作れっこない新規のキーボードを 
前提の質問をすること自体意味があるようには思えないのですが。。。) 
 
しかし、現行のキーボードでの日本語入力で「一種類選べ」と言われたら、JISカナは落ちるのは 
多言を要しないでしょう。また、日本語を打つのに英字を使うのはQWERTY配列のローマ字はもちろん 
M式的なアプローチも脳内変換や英語を打つときにはQWERTY配列を使わないとなら無いという現状では 
正解にはならないはずです。NECが大金を投じて製品化したのに普及しなかったですから。 
 
また、現行キーボード以外は私には試したり、それ用の配列を作ったり出来ません。 
新しいキーボードを作る資金や設備があれば作ることもできるでしょうし、それに最適化した 
配列や入力法ができるかもしれません。 
 
しかし、それが仮に出来たとしても決して普及はしないでしょう。 
 
というのは資金でも組織でも巨大な富士通の親指シフトやNECのM式は「専用キーボードが必要」 
という理由で、新規参入者に対する訴求力を大幅に無くしたはずだからです。 
 
また、私だけにそれが作れたとしても、皆さんが手元のキーボードで 
試しようもないものでは誰も相手にしてくれません。 
これでは、テスターを雇えない予算ゼロの私では評価のしようもありませんし、 
今のように数十人?のユーザーでさえ獲得できません。 
 
とにかく英字のQWERTY配列と現行のキーボードの形状は 
(少なくとも今世紀は?)不滅なのです。 
 
仮に形状を変えていくら日本語が打ち易いものができても、それが国際的な規格に 
ならない限り、日本のユーザーが世界標準の形態のキーボードでは入力できなく 
なり、よって普及は望めないはずです。 
 
その新形状の日本発のキーボードが世界に普及することは、現在までのアメリカの 
規格に対する超保守的な振る舞いを考えるととても無理でしょう。 
 
何しろ敵は理科教育がしにくく、自国製品の国際性を阻んでいるヤードポンド法を 
21世紀になっても墨守している国です。 
 
ロシアがソビエトになってもアメリカ人は相変わらずRussia Russian と70年余り 
呼び続けていたら、向こうが根負けして!ロシアに戻ってしまいました。。(^^;; 
 
イランなんか未だにペルシャ・ペルシャ人(パージャ・パージャンと聞こえます)
と呼んでいるズボラさなんです。 
 
まあ、日本は呼び方に関しては向こうの政府がこうだと決めれば、言いにくいミャンマー 
も使いますし、韓国に文句を言われれば、漢字と一致しにくくて覚えにくい 
ペ・ヨン・ジュン読み?を取り入れます。 
 
お陰で私なんか、小学校の頃は空で言えた韓国の大統領とかの名前が 
今では言えない始末なんで、この押しつけ、韓国にもまずい筈なんですが。。 
 
また、役所の表記が「看護士」で統一されれば、「看護婦」をメディアは使わ 
なくなる素直さです。でも、男か女か分かんないのは問題なんですがねえ。。 
 
それは置いておいて、超保守的なアメリカが世界標準を決める位置に 
ある限り、現行のキーボードの形態は変わらないということなんです。 
 
まあ、キーボードの形態が少々変わっても、打つのは人間の指なので 
これは変わり様が無く、指の強さと弱さ、利き手の起用さに最適化した 
飛鳥は打ち易いはずです。 
 
日本語入力には90以上のカナ記号が必要で、打鍵の指が8本しか無いのも 
変わらないので、親指シフトも健在でしょうし、飛鳥では、13キーで 
90%以上が打てるメリットも変わらないでしょう。 
 
それは別としても、キーボードの形状に今後も変化が無い筈だという確信が 
あるから、現行のキーボードで一番打ち易いように飛鳥が作れるので、最近の 
ビデオ周りのように規格がころころ変わって将来が見えないとしたら、こっち 
も作る気が失せてしまうでしょう。 
 
確かに、私が作っているのは「唯一絶対」の入力法ではないでしょう。 
私のように、長期間掛けて親指シフトの配列を作る人が、音楽や文学の 
世界のように何千人といたなら、もっと打ちやすいものを作る人が 
出てくることを否定するほど私は自信家ではありません。 
 
 
しかし、現行のキーボードの形態で打つ日本語入力では私の能力が及ぶ限りの 
ベストのものを追及してきた積もりです。また、上に書いたように、 
現行のキーボードの形態は変わりそうがないのです。 
 
とにかく現状は、「唯一絶対」かどうかはともかく、「これ以上のものができない」ものを 
誰かが作って標準にすることは緊急に必要なんです。 
 
親指シフトなのは、私達が小学校以来毎日一番多く目にしている「カナ」を一打鍵一打で 
打つから理屈が簡単だからです。飛鳥では頭にある発声のリズムと打鍵が一致するから 
いくらでも打って行けるのです。 
 
シフトで指が辛いのは、親指シフトのメリットである打鍵数の少なさと、飛鳥の 
シフトの連続や個々の単語や漢語パート、カタカナ語の運指に最適化させた 
配列で何とか補っています。 
 
「現状では飛鳥がベスト」という確信と、未来永劫出来ないかも知れない 
テレパシー入力とを同一視されるのは、いくら筆、じゃなくて指が走った 
としても、ちょっとカチンと来ちゃいましたね。。(^^;; 
 
 
それに、唯一絶対とはとは言いませんが、「現在考えられる限り最高の一種類の」を選ぶ 
のは時代の要請なのです。テレパシー入力とかの浮き世離れしたノンキな話ではないのです。 
 
事実、新JISは結構な規模で新標準作りのために作られ、製品の普及が図られたのも、当時ですら 
英語の入力に比べて遥かにしにくい日本語を何とかしないといけないという強い要請があったからです。 
 
当時より文字入力の重要性が格段に増大している現在は、役人や企業が新JISがコケて 
いくら懲りたといっても、合理的な入力法の新標準に対する時代の要請は強まりこそすれ、 
弱まっているはずはないのです。 
 
 
 
向こうでは、タイピングが学校で教えられます。入力法を何にするか教師が迷うことはありません。 
 
それは、古いだとか何だかんだ言っても、QWERTY配列という「必要にして十分な規格」 
が確立しているからです。毎日使い読んでいる英字で打て、原稿を読むスピーチ程度 
なら打鍵の速い人はそのまま打てるからです。 
 
日本では、確立されているのはローマ字とJISカナですが、これが英語のQWERTY配列 
のような実用性を有してないのは日本語入力に関心のある人達の間では常識でしょう。 
 
文科省だって、IT教育のイロハで教えるべき入力法が存在しないのに困っているはずです。 
 
つまり、学校で教えられる入力法として、「唯一絶対」ではなくても 
「現在考えられる限りベストの入力法」を選択する必要が早急にあるのです。 
 
将来的に、もっと良いもの(唯一絶対なもの?)が出来たとしても、それまでの標準と 
余り大差がなく「まあまあ我慢できる」くらいのレベルであれば、移行の意味が余りない 
のは69年かけてもDvorak配列がQWERTY配列を駆逐できなかったことからも言えるでしょう。 
 
小学校高学年あたりで教える入力法を「自分が気に入ったやり方をこの6つ?の 
方式から選びなさい」というのは、混乱を産むばかりで、現実的ではないのです。 
 
ということは、文科省あたりが入力が始めての人を中心にして、何百人規模の大人と子供に 
一年程度色々な入力法を覚えてもらって最高のものを選ぶことが最終的には必要になるでしょう。 
 
 
 
国が音頭を取って作っても、いいものができなかったのは新JISの失敗で明らかです。ですから 
月やら飛鳥やら姫踊り子草配列やチーズとか民間のものから選ぶべきなのは言うまでもありません。 
 
まあ、国か大学が裏で何十人も人材を投入して足掛け二世紀専業でベストの入力法や 
配列を延べ数十万時間を掛けて極秘で開発していたとかがあれば、飛鳥などの出る幕 
はないのでしょうが。。。 
 
 
あと、入力法の正解が人によって異なるのは、今までローマ字で打っていたりJISカナで打って 
いたり、ニコラで打っていたとかいう染みついた打鍵習慣が違うからではないでしょうか? 
 
どの入力法も染みついていない全く入力経験のない子供(や大人)で、大規模に実験すれば 
「誰にも一番打ち易い」入力法が見つかるのではないかと思うのです。 
 
実験すれば、候補の中で何が一番かは分かるはずです。 
この世にないものは選びようがありませんが。。 
 
再び高飛びの例を挙げれば、国によって最高記録が正面飛び、ベリーロール、 
背面飛びと異なることはありません。テニスだって、強く重い打球をネットもせず 
アウトもしないで打つためにはトップスピン打法が「今のところ最善の」打法なのです。 
 
 
音楽や文学のように個人による嗜好が大きく影響するものと、打鍵の 
ようなものは違うと思います。打鍵は上に挙げたスポーツと同じ肉体 
運動なので、「人による適性の違い」は殆どないからです。 
 
 
まあ、どっちにしろその種の本格的な研究には 
結構な予算と組織が必要なのは明らかです。 
 
でも、殆どの国民に関係のない銀行一つ救済するのに何兆円も使うことに比べれば 
こういう国民の多くに関係のあり、将来の日本の「思考生産性?」に資する研究の 
コストパフォーマンスはムチャクチャいいんですがね。。 
 
銀行族とかに当たるのが、配列界にはないからな。。 
 
配列族って出てこないかな。。?でも、銀行と違って資金ゼロの 
配列界からは政治資金が一文も出てこないからダメか。。。(^^;; 
 
 
先日故人になった貴乃花ではありませんが、 
私達はアッという間に皆んな死に絶えるのです。 
 
新しい世代は常に「打鍵が始めて」の青少年です。何も染みついていないそういう 
人達が他に移行する必要を感じないような入力法を残して置くくらいは千兆近い 
借金のツケを押しつける私達にできるせめてもの罪ほろぼしではないでしょうか? 
 
この観点からも、ローマ字などの現行の標準からの移行のしやすさは、 
当面の普及には有利でしょうが、始めて入力する次世代には無関係だ
というのも押さえておくべきでしょう。

 
あと、>不便な現行キーボード と仰っていますが、 
私は一般的な外付け日本語キーボードでキー変更ソフトを 
使う限り、形態的にこれ以上革命的に打ち易くなるキーボード 
の形状を考えられないんです。 
 
親指シフトキーの角が立っている問題も、最近はこの二つのキーと 
スペースは角が円くなっているキーボードが増えてきたことですし。 
 
大体、自分で変えようもなく、誰も実際に打って評価できないもののことを考えて 
も仕方がないので、私はキーボードの形態の改善案など考えたことがありません。 
 
Uジローさんは、どの辺をどう変えると打ち易くなるとお思いでしょうか? 
また、方式により打ち易い形態が存在するということでしょうか? 
 
 
後から書き加えている部分があるので、文脈が一部おかしくなっているかと 
思いますが、書き直すのは大変なので読み取っていただくと助かります。 
 
 
また、思いついてしまった。。。(^^;; 
 
私は飛鳥が唯一絶対の入力法だと言っているのではなく、QWERTY配列が99.9%の 
英語入力で十分実用的に使われているような意味で、近い将来に 
「唯一の入力法があるべき」という立場です。 
まあ、シフトありの一打鍵一カナのものと、月のような1・2ストローク混在 
のものがあっても、今のように二種類になりますからいいかも知れませんが。 
 
今は、入力法戦国時代ですから、群雄割拠でいいのですが、いつかは 
統一されないと、学校で教えるに足る入力法が無くてまずいと思うのです。 
 
統一されるものは、唯一絶対ではなくても「かなりいい線を行っている」 
ものでないといけないでしょう。 
 
つまり、統一されるためには戦国時代の闘いが不可欠だったように 
現在ある最強のものが生き残る必要があるのです。 
 
弱いったらない、ローマ字やJISカナがいままでのまま日本語入力の 
標準であっていいはずがありません。 
 
まあ、2ストロークは置いておいて、カナ配列は専業の丸四年 
くらい考えたものでないと話にならないのは、今までの私の経験で 
断言できます。 
 
また、国語学や音声学に基づいた理論がないものも論外です。 
理論が無く試行錯誤のみで作ったのでは、百年経っても 
大したものが出来るはずがないのも経験で分かりましたから。 
 
とにかく、向こうはQWERTY配列という一種類の「かなりいい線行っている」 
入力法で必要十分な入力ができているのです。 
 
それと同じレベルで「いい線行っている」ものが日本語入力の 
標準にならないと、彼我の入力状況とそれがもたらす文書生産性の 
差異は決して埋まらず、日本はやばいと思うんですよね。。。 
 
日本語のカナの並びは英語に比べてムチャクチャ複雑多様なので、 
いい線行くのが大変なんです。ですから、数年掛かって開発した 
ものでなくてはならないのは、何回も言ってきた通りですが。。 
 
 
 確かに、親指シフト配列の仕方の総数は10の150乗もあって、これは 
全宇宙の素粒子の総数の10の79乗なんか笑っちゃう程多いので、仮に 
「唯一絶対」は存在しても、見つけだすことはできないと私も思います。 
 
無数の配列の殆どはとても打てないクズでしょうが、千兆個のその千兆 
倍のそのまた千兆倍の千兆倍に一個、評価に値する配列があったとして、 
0が60個減るだけですから、10の90乗でそれでも宇宙の素粒子の数より 
全然多いんですから、全人類が死ぬまで評価しても全然終わらない。。 
 
しかし、別に絶対零度でなくてはリニアモーターカーが作れないわけでは 
ないのと同様に、「唯一絶対」のものを見つけだして、それを日本語 
入力の標準にすることは、必要ではないし、また可能でもないはずです。
 
リニアモーターカーに必要なのは超伝導が実現する絶対零度に「近い」 
温度であればいいのと同じに、「まあまあ、我慢できる」レベルまで 
このやりにくい日本語入力で、人知の及ぶ限り理想型に接近したものが 
飛鳥といわず標準であるべきというのが私の考えということで、 
この356行(゚〇゚;)!の長いレスのまとめにしておきます。 
 
 
しかし、待てよ。。。?(゚_。)? 
 
あれだけの文章を毎日書いていて、守備範囲も広いUジローさんが 
コピペの引用しておきながら、あえてそれを無視して、その直後に 
おかしな言い換えに基づいた批判なんか書くだろうか? 
 
議論の基本を知らないなんてのも考えられないし。。 
 
つーことは、あの煽りはこっちが教え魔なのを承知の上で 
長文授業を書かせて飛鳥の勢力をそぐ月勢の深慮遠謀か( ゚o゚)! 


大体、飛鳥にはレフティー飛鳥もあるんだし、今までの打鍵の癖や
指の障碍のある人達にour配列を奨励しているくらいなのは、知ってるはず。

だったら、「唯一絶対」なんて不注意な言葉使いをするはずがない。。。
 
 
まあ、書いちゃったんだから貼るしかないか。。。 
 
しかし、気付くのが300行以上遅過ぎ!!>自分 
 
 
 ただ、今回これを書いて、今まで自分がやっていたことが、結果的には
 
「自分の能力と時間と環境を総動員してできる限り最高の入力法の追及」 
 
になっていたというのが明確になりました。 
 
(まあ、自分では「痛い指と打ちにくい運指をどんどんなくしてゆくこと」 
を日々続けていたのですが、俯瞰的に見るとそういうことになるでしょう。) 

考えたら、作家でも画家や陶芸家でも「唯一絶対の傑作」を目指して 
いるんじゃなくて、「現時点の自分の能力でできる最高のもの」を 
追及しているんだから、当然なんですよね。 
 
それも、「最高のもの」を追及する意識はなくて、自分の作ったものの 
欠点が気になって仕方が無くて、日々それを無くして行く作業をして行く 
うちに技や勘ができてくるということでも、配列作りと同じでしょう。 
 
いくら、芸術や文学と違って、可能な配列の仕方は有限と言っても 
上で書いたように、実質無限あるんですから、自分のが唯一絶対 
なんて分かるはず無いんです。 
 
他との比較ができるだけで、私と同じように時間を掛けたら 
もっと良いものが沢山できる可能性は否定できないんです。 
能力が私より遥かに優れている人は腐るほどいるわけで、そう 
いう人が同じ時間を掛けて作ったら、いいものができるはずです。 
 
しかし、無いものとは比較できないし、
分かっていたら、自分がそれを作れるわけですし。。 
 
大体、俳句十七字の組み合わせなんて、親指シフトの10の 
150乗という配列の数より遥かに少ない、10の32乗くらい。 
 
それでも、俳人が「私は唯一絶対の句を追及している」と 
言ったとしたら、それは電波と言われても仕方がないでしょう。 
 
結局、芸術でも学問や理系の開発者なんかでも、 
皆んな「追及」なんかしてないんですね。 
 
そこには自分が作ったものの欠点をなくしたり、欠けているものを 
補って行く、傍目には退屈な日々の作業の積み重ねがあるだけ。。。 

それを横から見ていると、「追及」や「求道」をしている 
ように見えるというだけのことでしょう。
 
と、こんな発見もあるので、煽りに乗ってウダウダ書き続 
けていくのも、あながち無意味でもないということでした。 

 ディベート(議論)について

>yfiさん 
 
> (ディベートは)したことはないですね…オフラインでは 
>「負けず嫌いの人のディベート」ばかりを見てきましたから 
>(…って、こんな環境自体がどうかしている訳ですけれども)、 
>それを良しとする理由すら理解できていません。 
 
ディベートって「議論」の事ですが、「ディベート」と書くと大学なんかでやる実質 
英語でやるdebate のことです、ESS部員でもないと見たことがないはずですが。。 
部外者が見ても、全部英語なわけで、普通分かんないしな。。(^^;; 
 
でも、日本語だと相手の意見に反対を唱えるのは御法度みたいなところがある 
ので、日本語の議論が言い争いのように一般には見えるし、そういう類の議論をし 
ている人の方が多いので、yfiさんのような考え方になってしまうのかも知れません。 
 
 しかし、役所でも会社でも何かの活動をするときには、何らかの議論を経て 
いるわけで、それ無しで急に一人のトップが決めるようなら独裁体制ですからね。
 
 
大学のディベートは一ヶ月とかかけて資料を集めて研究しスピーチや想定問答集を 
作成します。題材が国内物だと集めた文書(権威筋からの引用とかいうのもここからです)
を英訳することも必要です。それから、仲間同士で何回も模擬試合をして練習したりして
から対外試合に臨むんです。 
まあ、甲子園を目指す野球部なんかと同じやり方です。 
 
練習では、仲間同士でお互いに突っ込んで、突っ込みどころを潰していくんです。 
(だから、突っ込まれる前に自分で突っ込みどころを探して、論理的に穴のない 
 発想や発言をする習慣が付くんです。) 
 
英語の発音や表現に関しても同じことをするから、ディペーターは 
英語の上達が速いと言うこともあります。 
 
突っ込みどころかどうかや、英語に関して仲間同士議論になることもありますが、
「正解を探す議論」なので、負けた方が一つ利口になったと感謝するのも
当たり前の習慣になります。
 
(同じ意味で、私は正当な理由があるのなら「自分が気に入って使っているものをけなされる」
 のが結構好きです。 
 向こうの使っているものがいいと説明されれば、次はそれにしようと思うからです。
 
 理由もなくそう言っているだけなら、無視すればいいだけの話で、気を悪くするだけ
 損ですからね。「あなたの車選びは間違っている」や「英語は勉強するな」という類の
 読者のやり方をけなす本が結構売れるのは、私が例外では無いという証でもあります。)
 
で、そういう準備をして、発言時間や発言の順番などのルールが決まっているディベートは、 
向こうの学校ではよくやっても、日本ではESSにでも入らないとでやりませんからね。 
否定側と肯定側の両方の議論を用意しておいて、抽選などでどちらかが直前に決まります。 
 
試合で負けても、ああいう強い相手なら仕方がないとか、自分たちの  
努力不足を後悔するだけで、負かした相手を恨んだりしないのも野球部 
などの試合と同じで、感情的なしこりなど残りません。 
 
相手の良いところを取り入れて、次の試合に生かそうと思うのも 
同じなので、負けるのにも意味があるんですね。 
 
とにかく、ソクラテスの昔から議論は「良いもの」です。また、その前提があるから 
世界中に数え切れない国会や地方議会があって、そこで皆んな議論しているわけです。 
 
議論をすることでより良いものが生まれるという前提があるのと、議論の様子を 
傍聴したりメディアなどで見て、次の選挙行動を有権者も決めることができるから 
議論は「普遍的によいもの」とされているのでしょう。 
 
代表民主制の根幹は議会ですし、議会では議論をして法律や 
予算などの決定をするのが主な機能の筈です。 
 
議論がいくら堂々巡りで意味がないように見えても、議論には 
普遍的に意味があるというのが共通認識になっているから、議会 
も、TVの朝生や日曜の討論番組が連綿として続いているんです。 
 
身の回りや2ちゃんの「議論まがいの感情の衝突」を見て議論を判断する 
前に、何千年もの人間の歴史と試行錯誤から生まれた制度などに考えを致す 
必要があるかも知れません。 
 
議論がいけないものなら、「党内議論の活性化」や「対立軸の明確化」 
などが良い意味で使われるはずはないですからね。 
 
 
で上でディベートについて書いたように、議論には「基礎練習」が必要
なんです。
 
ですから向こうでは 学校でディベートの訓練をするし、日本では 
行われない正しい文法を 要求するライティングの授業が国語の多く 
の部分を占め、そこでも論理的な 文章を書くことを学んでいるようです。 
 
つまり、日本の授業と違ってインプットと同様にアウトプットを重視し、 
また情緒的な作文ではなく、何かのテーマについて論述する教育が 
なされているのです。 
 
日本語が非論理的な言語だから、日本人は議論が苦手なのではなく 
英語だって、練習をまともにしなかったヤツらの議論はおかしいのです。 
 
日本の議論周りの現状は、殆どの人が教習所に行かなくて、 
免許無しで車を運転しているのと同じです。 
 
これでは2ちゃんではありませんが、議論の対立が感情のぶつかり合い 
になるという情けない状況が多発します。 
 
「人格攻撃はそれをした時点で負け」という議論のイロハも知らなくて、電波と 
でも煽れば、自分の方が上だと思える幸せな子供が多いのも教育の問題でしょう。 
 
 
 
あと、私、「生きて行くのに必要なもの」を殆どCMで見たことないんですけど。。。 
 
水のCMはあっても、こちとら鉄管ビール(分っかる?(^^;;,)しか飲んだことないし。 
お酒のような、CMによく出てくるものも生存に不要だから、何年も飲んでないし。。
まあ、生存に不要なんですが、配列作りと文章書きには欠かせないので煙草は 
やめられないんですが、これって今はCMしてませんからね。 
 
「無くても良いものを必要なものだと勘違いさせて売り込む」のが必要 
以上に消費を煽る資本主義社会のCMのキモなんじゃないでしょうか。 
 
でも、「飛鳥のCM」って言い方は変ですね。飛鳥の普及は商業的な意味 
が何にもないので、広く告げるの「広告」が適しているかもしれません。 
 
 
あと、itouhさんの「あきらか」は「あかるい」の勘違いでした。 
出先で読んだものを記憶に頼ってレスしてしまっていました。 
 
でも、「あかるい」もD裏L表J逆K表のホームキーのみですし、 
こっちは左の連打がないから更に打ち易い筈なんですよね。 
 
こんなのも年に数回しか打たないのでどうでもいい部類なんですが、 
それより「あか」「るい」は個別で考えて打ち易いと評価している 
んです。 
主な色は配列を変えたら評価し直しますし、「るい」は漢語パートですから 
ちゃんと評価していますからね。「かる」も「分かる・軽い」などでよく 
使いますから、打ちにくかったら何とかしています。 
 
やはり、シフトに慣れるのには何週間かは最低必要なようです。
無意識にやれるようになるのにはもっとかかると思います。 
 
習得時間の問題は、個人が色々なやり方でやっている状況では人に 
よって違いがありすぎるので、画一的な言い方は出来ないでしょう。 
 
ただ、覚えの良い人を基準に短く言うと人によっては「こんなはずではない」 
になりますし、めげて挫折するので、大分長めに言った方がいいかも知れません。 
(しかし、yfiさんの「一年」は勘弁して欲しい。。。(^^;;)
 
あのタイプライタの教本も、数の少ない英字でも二週間かけていますから 
上達が遅い人でも焦らないで練習できますからね。 
 
まあ、習得時間はUジローさんへのレスにも書いたように、本格的な 
テスターを使った 調査をしないと平均値も分からないでしょう。 
また、覚え方の教材も作る必要があるので、将来的な課題でしょう。 
 
 
ローマ字がJISカナより普及しているのは、yfiさんの言うように 
「周りに教えてくれる人がいる」からではないでしょう。 
 
キーボードをみてポチポチと打っている人は圧倒的にJISカナが 
多いでしょうし、そういう人はマニュアルでは無理でも、店の人に 
聞いたり設定して貰ったりすればJISカナ入力になりますから。 
 
何しろ、会社のものではない個人のPCなら入力設定は購入時の一回 
だけで済むので、今のPCのIMEのデフォルトがローマ字になって 
いる?ことが、ローマ字が普及している原因にはならないでしょう。 
 
それに主婦や引退した人とかは、周りに聞く人もいないのです。 
いたって、だれもが私のようなお節介な教え魔ということもありません。 
 
yfiさんの職場は、yfiさんが親切なので、周りは教えて貰えるでしょうが、 
そんなことを一々尋ねたら、恐ろしい勢いで「自分でそのくらい調べろ!」 
と怒鳴られてて、評価が下がるので自分で調べるしかない職場だって 
あるでしょう。 特に男は。。 (入力以外での経験有り。。(^^;;)
 
だいたい、入力のローマ字はヘボン式とも訓令式とも違うわけですし、 
「っゃゅぁぃ」等を単独で出すやりかたなど、出し方が分からない 
カナが多いんです。 
 
JISカナなら気長にキーボードを探せばいいので 時間は 
掛かっても誰かにカナの出し方を尋ねる必要はありません。 
 
つまり、手元を見て打つレベルなら、JISカナは 
独習が誰にでも可能ですが、ローマ字は調べるのが苦手の 
人には教える人が必要になるんです。これは、普及に対する 
メリットではなく、ディメリットになるのではないでしょうか。 
 
それでもローマ字が多数派なのは、小学校のローマ字教育と 
それ以来の英語で、一応試験勉強くらいはした人なら、少ない 
キーで打てるので、手元を見て打つにも簡単に探せるし、タッチ 
タイプだと打鍵範囲が狭くて打ち易いからでしょう。 
 
これまた試験勉強くらいならした人なら、自分でローマ字の 
打ち方をマニュアルや入力本で調べるくらいはするでしょうし。 
 
入力を教えるような立場の人の多くがタッチタイプの 
ローマ字ということもあります。 
 
JISカナの数字段のタッチタイプは以前から英文を数字や記号も含め 
て、がんがん打っていた人でもないと、なかなかやる気になりません。 
 
また、今時入力をタイプライタから始めた人は年寄りだけなので、 
入力が初めてのときから、数字段もシフトも必要なJISカナ 
は敷居が高すぎてやる人が少ないんですね。 
 
つまり、JISカナとローマ字でタッチタイプの割合を比較すると 
「手元を見てポチポチ打つ、英語どころかローマ字もよく分からない 
JISカナ族」が大量にいるのが効いていて、ローマ字の方が 
タッチタイプの比率が遥かに高いんじゃないでしょうか。 
 
だから、JISカナ族ってバカにされているような。。(^^;; 
 
私はJISカナはそれでもローマ字よりはマシだと思いますが、 
あれではローマ字より圧倒的に有利と説得できるほどの 
メリットはないので、自分はJISカナの人でも他人に 
勧める気は起きないんじゃないかと自分の経験からも 
推察しています。 
 
ちゃんと時間をとって教えられたワープロ教室をしていた 
ときは、カナ入力を当然教えましたが、後で面倒を見れない 
人にはJISカナは勧められませんでした。 
 
カナを覚えたことのないローマ字の人は、初心者に入力法を聞かれると、 
「使うキーの数が少ないしタッチタイプができて英語も書ける」とキーの 
数の部分以外は間違っている理由で、ローマ字を自信を持って勧めるでしょう。 
 
プロが書いてるはずの雑誌の記事などにもそう書いてあることが 
多いので、一般人がそう思いこむのも無理ありません。 
 
結果、ローマ字を選ぶ人が増えるのは分かります。ローマ字も何となく
分かる人の方が、全然読み書き出来ない人よりは多数派ですしね。
 
タッチタイプが出来るようになるまでの練習時間が
大幅にJISカナは掛かるということもありますし。
 
diskとdhisuku、Tokyoとtoukyouのように、日本語と英語で
綴りが違うから日本語はカナで打つのが良いと言っても、 
誰もが英文を打つわけではないので説得力に欠けます。 
 
 
っと、あとレスすることがあるかも知れませんが、合計で 
600行をとっくに超えちゃったので、今日はこの辺で。。。

>yfiさん (憲法21条的なお話。。etc...)

yfiさん、ご無沙汰しています.

下のをyfiさんの気分を害さないようにどう書くかと悩んでいたら、日が過ぎてしまいました.

飛鳥スレは理系ネタの難しい話題で盛り上がっているようで、長いのをあそこに書かない

ようにして良かったと思います.

ただ、心配は余りにも話が理系的になると一般の人が近づけない雰囲気になるのではないか

ということです.でも、飛鳥をローマ字高速人間などが打ち易くなるようですから、しばらくは

今の盛り上がり方でいいかなと思っております.


さて、本題!

私は、普遍的価値を信じるものです。また、人によって打ち易い入力法が異なるという 
「入力法相対主義」には立たないものです。 
 
それでは統一はあり得ませんし、子供に教える一種類の入力法が無くなるからです。 
何だかんだ言っても向こうのQWERTY配列は必要にして十分ですし、向こうでは 
これ一種類教えることで済ませられるということもあります。 
 
大体、よく練られた親指シフトは (ゼロから始めた場合)「誰にも打ち易い筈」という 
確信がなければ、こんな本格的に飛鳥作りにはまるはずはないのです。 
 
しかし、そういう制作側の私の立場をyfiさんにも採って貰えたら助かると書いたことはありません。 
私の確信は長時間専業で飛鳥を作って来たことに基づいているので、その経験をしていないyfiさんに 
確信しろと言うのは無理であり、強制だからです。 
 
また、私がyfiさんやUジローさんのように日々色々努力している方々の表現の自由を尊重したいからでもあります。 
 
私は、配列そのもので論争したことはありません。言い争いもしていません。 
教えているだけで、向こうが勝手に切れたり、論点を変えたりするのでそう見えるのかも知れません。 
 
でも、論争や批判は大事でしょう。 
恐らくyfiさんは仲間と侃々諤々の論争をしたりする経験が無かったので、議論(私はそうは思いませんが) 
が「言い争い」に聞こえるのでしょう。ディベートなんかも経験されていないでしょうし。 
 
でも、2ちゃんはとにかく、普通の議論には感情なんか絡まないのです。勝ち負けは 
「負けるが勝ち」なんです。議論に勝つことは自分の論点の正しさが証明される 
だけで相手が得するだけですが、負けることは異なる視点の獲得につながるからです。 
 
ァィゥェォが私が気づかずに人差し指の左シフトになったとき、そうなったのを教えてもらった 
のもその例です。 
あれがyfiさんに気に入られてしまったので、それ以降結構動かしたくなることがあったのですが、 
ぐっとこらえて何とか工夫していたら、動かさずに済んでいます。これも私がyfiさんの視点を 
私が受け入れたからです。私がyfiさんの「議論に負けている」からです。 
 
ですから、学生時代とかに仲間と政治問題なんかで大論争をしても後はすっきりしたものです。 
ディベートで負けても「おお!こういう視点があったのは気が付かなかった。勉強になるな」 
ってなもので、世の中が誤解する「負けず嫌いの人のディベート」なんかまともにやる人にはいないですしね。 
 
 
論争のない改革や革命は存在せず、以前のものへの批判のない改良もまた存在しません。 
もちろん私は、情緒的に自分の入力法を無批判に絶対視している方々へレスを書くとき、 
その人たちを説得し、飛鳥に導こうと毎度長いのを書いていたわけではありません。 
 
情緒的な愛着でどんな解説も検討しようとしない人達には、どんな詳しい解説も無意味なことは 
よく分かっています。 
「馬を川に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」とはよく言ったものです。 
 
それでも書くのは、そういう人達へのレスという形を取ると、言いたかったが面倒で書かなかった長い 
解説を書く気になるからです。あくまでも、対象はレスの相手ではなくそれをROMしている「大人の人達」 
です。(ここの「大人」は「自己との対話」が出来ている人のことで中学生でも構いません) 
 
事実、飛鳥を始めた人の中で私に説得されて飛鳥を始めた人はいないのです。 
 
私の長いのを読んで「ううん、なんか自信満々で胡散臭いけど、データとか 
一つ一つの理論は合っているようにも思える。取りあえず打てるようになってから 
カミングアウトしよう」という人がマスターしてから登場するのが常です。 
 
くしくも、yfiさんが教えてくれた「議論の仕方」でもこう書かれています。 
 
>あなたはテレビの討論番組を見ていて、「なんでこいつらは決着のつかない話を延々としているんだ」 
と思ったことはありませんか? 
そう思った人は少し思い違いをしているようです。あそこで言い争いをしている人達は決着をつけ 
ようなんてはなから思ってはいません。決着をつけるのはテレビに出ている人たちではなく、 
>それを見ているあなたなのです。  
 
 
確かに増田式?のHPには「無駄な論争をするから新配列は普及しない」というようなことが 
書かれていました。 
yfiさんは、これをディベートで言う権威筋からの引用とされているようです。 
しかし、ここでのディベートや議論で権威筋というのは、それで成功した人や成功の原因を究明した 
著名な研究者などの文章の引用であって、いくら本を書いているからと言って、増田さんの 
入力法が普及していない以上、権威筋とはなり得ないのです。 
 
今のところ1936年という電動タイプすら対象にしていない時代に特許が取られた手動タイプ前提の 
Dvorak配列やそれを参考に「えいやっで決めた」富士通親指シフト配列は成功していない以上、 
権威筋とはならないでしょう。(親指シフト配列は神田さんの私宛てメールがソースです) 
 
唯一、しっかりした国語的な理論があるのはM式なのですが、こっちはQWERTY配列とは違う 
英字配列でのローマ字ということで・・・・以下略。 
 
とにかく、日本語配列自体についてはまともな議論はされていないのです。私が最近Uジローさんとやった 
ロールオーバーとタイプライタ打鍵は少しまともな議論になっている程度で、他の私のレスは 
殆どが教えているだけなんですね。 
 
これは、(特に)親指シフト理論の専門家が皆無な以上仕方がないんです。 
 
まあ、月は現行最大勢力のローマ字からの移行を狙った1・2ストローク混在の方式ですし、 
飛鳥はあくまでゼロから始めて一生変える必要を感じない配列という気宇壮大な 狙いが
あるので、前提の違いから配列自体は議論する対象ではありませんし。。 
 
とにかく、月は開発者のUジローさんが責任を持って大量の「考えながら入力し易い」ということを 
実証しているので、日本語入力革命の同士と思っているわけです。 
 
(私が以前「花」を痛烈に批判したのは、配列自体というより、アホなコンピュータまかせで 
作ったものを、評価打鍵もせずに世間に発表し、改良も一度もしていないからです。) 
 
 
カナの新配列界で不足しているものは「議論の過剰」ではなく「議論の不在」なのです。 
そもそも議論するに足る理論を構築しているのが飛鳥(と月?)だけなので、相手は反論できずに 
そのストレスが反感を呼ぶのも仕方ないのかも知れません。 
 
その種の議論(解説)で明らかになる飛鳥の特長というのが飛鳥を試す人の増加につながって 
きたと私は信じているのです。 
 
確かに、反論が出来ないので気を悪くしたりする人はいるでしょう。 
しかし、反論が出来ないのはその人のせいではなくまともな理論が既存の 
配列にはないという証拠にしか過ぎず、それはユーザーの責任ではないのですから 
気を悪くする必要はないんですね。 
 
しかし、日本では相も変わらず議論=言い争い/勝負事、と感情的に取ることが多いので困ります。 
議論は「より良いものの追及に欠かせない」という認識がもっと広まるといいと思います。 
 
(あの「議論の仕方」のページがあれだけ詳しいのも書き手が議論の重要性を認識しているからでしょう) 
 
実は、私がレスで敬語を使ったり、>>578さん というような「さん付け」を多用するのも 
議論で言い返せないことで感情を害するのを、言葉遣いだけでも丁寧に書いて防ごうとして 
やっていることなんです。 
 
まあ、これは成功はしていませんが、そうしなかったらもっと煽られるかも知れないんです。 
 
例のHPには「感情と議論」についてこうも書かれています。 
 
>この問題は「人の感情を害する発言」が問題なのではありません。「人の感情を害する発言をするな」 
という方が問題です。これは「人の感情を害する発言とは何か」という客観的な定義ができない事に起因します。  
 
「人の感情を害する発言」とは何でしょう?これには明確な定義ができません。ある人が 
「感情を害した」と言えば、どんな発言でも人の感情を害する発言になってしまいます。 
 
ある発言をとってきて事前に「これは人の感情を害するかどうか」を判断する事は 
できません。実際に言ってみて、それが実際に感情を害する人がいるかどうかで確か 
>めるしか判別方法はないのです。だから人の感情を害する発言をしない事は不可能です。  
 
とにかくyfiさんは、2ちゃんなどのレスに見られる表面で考えられているように思えます。 
 
私は敢えて「出る杭」をやっているのです。打たれるのを覚悟の上で挑発しているのです。 
 
しかし、電波とかキチガイと言って私を煽っている人の裏で、まともな人は私の長いレス 
を細かく読んで、「ウソかホントは分からないけど試して」いるんです。 
 
私がやっていたのはそういう人達への説得と言えるでしょう。 
 
 
小さいものが普及を目指そうとするなら内容があるのと同時に、とにかく「目立つ」ことが重要なんです。 
既存の大手ならおっとり、他者との比較もせずにイメージ広告ですませられることでも 
小さな会社のCMは「三割四割は当たり前!」と比較広告を叫ぶのです。 
 
まして、ヨドバシカメラ?なんかと比較にならない飛鳥が、比較広告をしているのを 
下品だと言われても、それ以外に目立つ手段は私には思いつきませんでした。 
考えた末での2ちゃんの飛鳥スレデビューだったんです。 
 
既存方式との比較もせずに「好みは色々だろうけど、私にはこのやり方が打ち易い」で 
果たして人は超マイナーなものを試してみる気になるでしょうか? 
 
ただ、私も結構気が弱くて、ニコラ関係の掲示板ではあからさまな比較はしませんし、反応が 
ないと見たら、しつこく迫ったりしないで書くのをやめて、飛鳥スレかここにしか書いてません。 
これ、革命家としては軟弱すぎて総括されそう。。。って、総括、分っかんねーだろうなあ。。(^^;; 
 
とにかく、政治論争好きは小学校低学年からやっていましたので、今の若い人の語尾上げに 
見られる波風を立てないやり方は私のものではありません。 
 
でも、波風立てずには改革も外交も出来ないのは歴史からもまた、最近の情勢を見ても明らか!なんですが。。。。 
 
と言っても、私はyfiさんの平和志向やアンチ比較広告を何ら否定するものではありません。 
それはyfiさんの人格から出ているもので、文章を書いていると自然にそうなるからです。 
 
同様に私も文章を書いていると、論争はするし比較はするしと品がないのは私の性格から来ています。 
それを無くしたら、私には多くのことを語るのが不可能になります。言いたいことを言えませんし、 
既存のものとの比較無しにROMしている人達を説得できるとも思えないからです。 
 
私が飛鳥にはまっているのは、20年も親指シフトという優れた方式の可能性を 
引き出すための改良を何もしなかった親指シフト周辺への怒りもかなりあるので 
私の文章にニコラ配列が引き合いに出されるのは、私がそう考えている以上しかたがありません。 
心にウソをついてまで、結構な時間を使って文章を書く気はしないし、そうしたら書けなくなるからです。 
 
と、まだ書きたいことは沢山があるのですが、目に悪いのでこの辺で。 
 
まあ色々書きましたが、私がyfiさんの日々の努力を大いに評価していることだけは分かって頂きたいと思います。 
 
頑固で論争好きで喧嘩っ早い?私のような開発者がいて、穏やかで人好きのするyfiさんのような 
管理者?がいるって、ホンダの本田・藤沢コンビみたいでいいと思いませんか♪~~ 
 
北朝鮮ではありませんが、どこを切っても金太郎飴の一枚岩は団結しているようで 
実は自分の個性や特性を皆んなが殺しているので、発展もなく停滞するものです。 
 
ですから、田中みすヾの「皆んなちがってみんないい」は人には適用できるし、すべきです。 
人だけではなく、自然も建物も車にも文化や伝統にも、大多数のものに多様性の重要性はあります。 
 
ただし、入力法というインターフェイスがそうでは、マイナー配列は未来永劫マイナーなままで、 
初心者や一般人はローマ字とJISカナで非効率的な入力を強いられることになるのです。 
 
革命や天下統一のためには、血が流されるのが普通です。 
配列では議論して、負けた方が気分を害する程度で、富士通も親指シフトで 
稼げてないようですし、入力法が変わったとしても損をする会社もありません。 
 
飛鳥といわず合理的な新配列が普及したとしても、ローマ字やJISカナ、ニコラ 
を使い続けたい人は、生きている間は使えるわけで、損する人がいないのです。 
 
これって、相当穏やかな改革なんですよね。郵政民有化なんかは将来的には 
郵政職員や族議員の首が何千何万と飛ぶんです。 
 
まあ、首が一つも飛ばない穏やかな入力改革をするくらいは、私も一応 
純ちゃんの高校の後輩なんですから、許されてもいいと思うんですが。。 

「あきから」は明らかに打ち易いはずなのだが。。 

キリン・システムのitohさんが飛鳥の習得を断念した理由として「あきらか」の打ちにくさを挙げている。 
 
私も結構「明らかに」とかは使う方だが打ちにくいと感じたことはない。 
 
しかし、ここは飛鳥を覚えたてのitohさんの立場に立ってその打ちにくさの原因を推測してみると。。 
 
1 「あきら」はD裏A表F逆の左の三連打であり、その全てがシフトが異なる。 
2 「らか」のF逆L表のシフトの押し離しがやりにくい。 
 
とこんなものだろうか? 
 
まず、ここで言い訳をさせてもらう。 
 
シフトが異なるのは、「あ・ら」に関しては出現率が1.4%と1.2%と低く、普通なら 
ホームキーに載せられないのだが、不器用な方の左手であり、シフトなので何とか 
ホームキーを与えられている。また、「あ」では「ある・あす・あり、ありますが、」等、 
「ら」は「らな・らなく・られな・なら・くら・むら・プログラム」等のシフトの連続が効くこと。 
 
「あきら」が左三連打になるのは確認済みだし、そもそも「あきら・あきらか」の出現率は 
平均を取れば十時間打ち続けて一回あるかないか程度だろう。 
もちろん、 明さんの関係者や論証的な文章を多く書いてその中で「明らか」を多用する人は 
いるので、左三連打にならないに越したことはない。 
 
しかし。。。。 
 
飛鳥はカナ配列なんです!そして、「あ・き・ら」級のメジャーなカナは数十の他のカナと 
連接するので、「あきら」レベルのマイナーさの連接が左連打になるのは防ぎようがないんです。 
 
M式のような母音子音を左右に分けた2ストロークでは、母音の連続や促音以外は 
同じ側の連打は避けられますが、カナ配列では仕方がないということです。 
ですから、新しい2ストロークの感覚でカナ配列で同手連打が生まれるのを問題視されても 
困ってしまうのです。 
 
と言っても、飛鳥は「全てのカナ配列」の中で左の連打が最も少ない配列なんです。 
 
それでも「あきら・われわれ・ひきあて・しあわせ」のような機能語ではない単語では 
左連打が一定程度出来てしまうのは避けようがありません。 
 
ここで飛鳥の「あきら」が全て左になっている主要な理由を一字ずつ言うと。。 
 
「あ」は2音漢音の「あん・あい・あく」や「ある・あと」などを交互打鍵にするため。 
「き」も漢音の「きゃ・きゅ・きょ・きょう・きゅう・きん・きく」を交互打鍵にするため。 
「ら」も「らん・らい・らく・くら・むら・もら」等の交互打鍵の要求のため。 
 
この三字はいずれも左にある漢音の2音目の「う・ち」と2音漢音を作らないので2音漢音で 
左連打が生まれない。(厳密に言うと「きち(吉のみ!)」があるが滅多に出てこない) 
 
飛鳥では、2音漢音で左の連打が生まれないようにしている分、右側では「けん・たん・かい・かん・こく」など 
盛大に右連打が発生しています。これが右利きの人の右手の強さ・器用さを生かすためなのはHPにも書きました。 
 
とにかく、カナ配列では多かれ少なかれ打ちにくい打鍵が出来てしまうのは避けられません。 
だったら、どこまで打ちにくい打鍵を無くして行くか、一語一語出現率などを評価しつつ 
何年もかけて作っていったのが飛鳥なのです。 
 
打ちにくい言葉を幾つか見つけて「打ちにくいから却下」と言ったら飛鳥と限らず 
あらゆるカナ配列は選択し得ません。 
 
カナ配列では「打ちにくい運指が『ある』」ことは当然なのです。ですから、それに 
気を取られるよりどれだけ打ち易い運指の出現率があり、どれだけ打ちにくい運指の 
出現率が小さいかを比較することが大切だと思うのです。 
 
そして、打ち易い運指の最大化と打ちにくい運指の最小化が図られている飛鳥では少々の打ちにくい 
運指が一時間に一回程度?登場することなど、一打鍵一打の親指シフトの効果と飛鳥の「13キーで90% 
以上の打鍵が出来てしまう」という打鍵範囲の狭さのメリットで気にならなくなるのです。 
 
 
 
さて、最初に私は「あきらか」はそれ程打ちにくくはないと書きました。それはこの4打鍵は 
全て異なる指で打て、更に何より打ち易い「ホームキーのみで打てる単語」だからです。 
 
これをJISカナのホームを全て外した「3GOT」、ニコラのS裏K表Y表W表と 
遠いYを含み、ホームは「き」のKのみと比べると、シフトの切り替えだけで指はホームに 
置いたままで打てる飛鳥の「あきらか」は明らかに!結構いけているはずなのです。 
 
しつこく言いますが、飛鳥の個々の単語の打ち易さの比較は是非カナ配列同士でして貰えたらと 
思います。2ストロークなら片手の四連打など数時間考えて作った配列でも「いえいえ」のような 
母音の連続以外起こり得ないのですから。 
 
飛鳥の「よこはま」ではありませんが4字をI逆O裏O表L逆と2本の指でホームキー以外も 
2度使う打ちにくさに比べたら「あきらか」は楽なものなのです。 
 
あと、2の>「らか」のF逆L表のシフトの押し離しがやりにくい。 の件です。 
 
この、左の逆から右の表のシフトの切替(また、その逆)は慣れると結構やりやすいと 
いうのが打ち易いキーのクロスシフトを多用する飛鳥の目立たない柱の一つになっています。 
 
この切替は「なか・なん・ない・れん・れい・らん・らい・おん・わた・わん・わか・べん・へoん」等、 
もっとメジャーな連接で相当の出現率があるのはこの理論に基づいているのです。 
 
では、私にはやりやすいのにitohさんは何故やりにくいと感じるのでしょう? 
 
これは、itohさんがホームキーとIOEキーという打ちやすいキーのクロスシフトにに出現率の高い 
カナを割り付けている飛鳥の打ち方に慣れていないためです。 
 
というのは、飛鳥に慣れれば自動的にこのシフトの切り替えは 
「『ら』を打つとき右親指にあった重心を薬指に移動するだけ」なんです。重心移動だけで 
済むのは変換キーとLキーは右の親指と薬指の定位置だから指を移動する必要がないからです。 
 
感覚としては左足に掛けてあった重心を右足に移動する程度の楽な感覚なので、慣れれば 
全然簡単で、無意識にできるようになるというのが上の飛鳥理論の裏付けなんです。 
 
この逆の、右逆→左表の切り替えでは「すう・すき・よう・でて・まて・すて・げて」などがあります。 
 
しかし、私はこういうことはやっていけば何となくできるようになるものだから、解説した 
ことはありませんでした。ですから「そんな理由で飛鳥を諦める人がいる」のは予想外でした。 
 
大体私にはこういうことを自動的にやってしまうようになるのにどのくらいの打鍵時間が必要かが 
よく分かりません。自分がそういうことを自動的にやるようになったのも、配列を作りながら 
打ち易いものに気づいて割り付けて行ったので慣れるのに掛かった時間は皆目見当がつかないのです。 
 
itohさんは飛鳥の配列を覚えるのに2時間、それで打ち始めて一週間足らずで結論を出されたようです。 
 
でも、ソロバンや漢字の習得は言うに及ばずテニスのトップスピンが必要に応じて打てるようになる 
くらいでも何ヶ月か掛かるので、やはり最低一ヶ月は毎日何時間か打って、無意識に色々な飛鳥特有 
の技を使えるようになってからでないと、飛鳥の真価は現れてこないのかも知れません。 
 
とにかく、これから飛鳥を始める人は、2ストローク等に比べて、シフト関係がやややこしい 
飛鳥の打鍵は馴染むのに少々時間が掛かるので、余り性急に結論を出さない方がいいようです。 
 

>Uジローさん (シフトキー押し続けたい人の気が知れない。。) 

そちらが入院されていたのにお見舞いも書かず、逆に私の沈黙を何度も心配頂き申し訳なく思っています。 
 
書かなかったのは、免許の書き換えの期限が後2週間程で、それまでに左目を見えるようにしないと 
更新が出来なくなるからです。ですから、書き始めたら短く書けないカキコはやめようと思っていました。 
 
でも、昨日肉体労働やってて、30㎏あるセメントや砂利を階段の上まで何回も運んで途中でバテて 
怒鳴られたりすると、「だってσ(^^;)の専門は配列作りで土方じゃないモン。。ウダウダ。。」と 
自尊心が傷つけられて、反動で我慢できずに今日も又長いの書いてしまいました。。(^^;; 
 
シフトの件で、Uジローさんにもレスしたいことが沢山あるのですが、唯一楽な方の仕事である 
解体作業のトラック運転手が出来なくなるともっと辛くなるので、やめておきます。 
 
一言だけ言うと「シフトなんか誰が好きこのんでやるか!」なんです。 
 
でも一打鍵一カナにして更に打鍵範囲を狭くするためには仕方がないからシフトを多くするんです。 
 
シフトの連続だって、一打目がシフトで次も同じシフトのシフトの連続より、シフトしている時間が短い 
一打目がシフトで二打目がアンシフトの方が好ましいというのが私の考え方です。 
 
というわけで、今回はE裏の「え」をZ表に持ってきて「かんがえ」の「がえ」と「まえ」の左シフトの

連続を 左シフト→アンシフトに変えました。「うえ」の同指連打も防げますしね。。


ただ、そうは言っても親指シフトは2/3はシフト文字なので、今回アンシフトに浮上したのは「え」だけですが。。


そのうち、新バージョンを 載せますが、配列表いじりは目に悪いのでやめておきます。 

タイプライタ的打鍵=標準打鍵ということ

Uジローさんの「ロールオーバー・ベートーベン♪ 」
http://ujiro.ameblo.jp/entry-391484426b8347e4fd1a56703e235bc1.html  
のタイプライタ的打鍵とPCのロールオーバー打鍵に関するレスをちゃんとしていなかったので書いてみます。 
 
>ロールオーバー」的な打ち方とか、「タイプライター」的な打ち方、というもの 
>に対するイメージがRayさんと私との間であっていないような気がするので、 
 
まず、私の「タイプライタ的」は十年くらいはタイプライタで打っていた私には「イメージ」ではありません。 
 

>わかりやすい例として、ローマ字入力で「こう(=KOU)」と打ってみることを考える。
>まず、右手人差し指1本で、「K、O、U」と打ってみて欲しい。
>何回か打ってみて慣れたら、なるべく速く打ってみて欲しい。
 
>で、このときの「トン、トン、トン」というリズムを良く覚えておいて、今度は、これと全く
>同じリズムで、中指でK、薬指でO、人差し指でU、と打ってみて欲しい。注意して欲しいのは、
>リズムだけでなく掌全体の動きもさっきと同様にやってみて欲しい、という点だ。つまり、人差し指だけで
>打ったときは掌の部分全体が3回、上下に動いたと思うが、今回も同様に掌の部分全体(右手全体)
>を上下させて打つのだ。こうすると、指自
>体はほとんど動かさないで「KOU」と打つことができたと思う。

>私が「タイプライター」的な打ち方と言っているのは、この打ち方のことだ。

ううん、それは子供の頃タイプライタをいたずらした経験しかないUジローさんの
「イメージ」で、実際のタイプライタの打鍵とは大違いです。

解説のため、私もタイプライタとPCの両方でKOUを打って比較してみました。 
なお、「掌の上下動」は上からは見にくいので、横から見やすい「手首の上下動」に注目して観察してみました。 
 
人差し指だけで打つと  PC 上下動無し タイプライタ 上下動あり 
普通の指使いで打つと  PC 上下動無し タイプライタ 上下動無し 
 
あれだけ重くてストロークの大きいタイプライタでも同指連打でなければ手首(=掌)の上下動は 
殆どないのです。つまり、手首と掌を固定させて「指の腱」のみの力で打っているのです。 
 
試しにタイプライタで手首を一字ごとに上下動させて無理に打ってみました。
結果は「ムチャクチャ遅い」だけで、使いものになりません。 
まして向こうのタイプライタ時代のタイピストのように、秒速10打鍵超なんか打てるわけがありません。 
 
ですから、私の言う「タイプライタ的打鍵」というのは前も言ったように、キーを「押す」
のではなく「叩く」ということで、何ら掌の上下動を意味するのもではありません。 
 
「叩く」のですから、キーが底着きするのは一瞬です。底着きしたときの反発力を利用するので 
「キーを離す」動作はほぼ不要になり、打った後は自動的にホーム辺りに指が戻るので次が同じ側の 
文字のときなどは速いのです。 
 
で、言われたようにロールオーバーでKOUを打ってみました。こんなことは前回初めてやっただけ
なのですが、速く打てば確かに同じ文字が何回も出たりしないでちゃんと打てることは分かりました。 
しかし、何度練習しても普通の打ち方より速くなりそうな気配はありませんでした。 
 
つまり、ロールオーバーは「PCではそういう打ち方もできる」というだけで、
「そうしないといけない」というものではないでしょう。まあ「そう打ってはいけない」
と言うつもりはありませんが、弊害がある場合はやめた方がいいと思いますね。 
 
ロールオーバーで打っているとなんか、「ぬちゃぬちゃした」打鍵感があります。 底着き
している時間が長いので、指もかったるいですし、「離す動作」も別に必要になります。 
 
まあ、2ストロークで一つのカナを作るときには感覚的に発声とのズレの少ない打ち方では
あるのでしょうし、不自然なQWERTY配列でのローマ字の打ち方の解決法でもあるのでしょう。

しかし、打つ指の最適化など不要なように配列してる飛鳥では、普通の打ち方で
「発声と打鍵の一致」を実現しています。
ですから、ロールオーバーはシフトミスの原因となったりするのでしたら 
あまり好ましい打ち方だとは思いません。 
 
ただ、ノートのようにストロークの小さいキーボードでは「叩く」打鍵はしにくいと
私も感じたので、「押す」打ち方は、ノートの打ち方としてはありなのかもしれません。
 
 
次は、「飛鳥に棲む魔物」↓に関連したレス。
 http://ujiro.ameblo.jp/entry-44ca7cb7d0efd43cbb5159b8fa6970d8.html
 
>飛鳥では、なるべく発声と打鍵のリズムが近くなるように、イ行の音は左手、「ゃゅょ」は右手に配し、 
>拗音は2打であっても1打に近い感じで打てるようにも配慮されていて、事実、設計者のRayさんも、 
>そういう打ち方もありだよね、というようなことを仰っていますよね? 
 
いや、「あり」というより、配列的に可能なら誰でも絶対そう打つようになります。 
ですから、語尾とともに拗音音節の倍速打鍵は飛鳥の打鍵法の柱の一つで「標準」です。 
 
 
例えば、一打目がアンシフトの「じょうしょう・きゅうしゅう・きゃくしょく」と 
一打目が同手シフトの「りょくちゃ・ちゃくりゅう」などとの速さは両方とも
拗音音節の部分が倍速打鍵になって同じです。 
 
同手シフトが遅いと感じるのは二つのキーを同時に「叩く」ことをしないで「押して」いるからでしょう。
 
それか、同手シフトのイ段は出現率が低いのでこれらを使う拗音音節の出現率は少なく、 
更に上の例のようにそれが連続することは更に少ないので、最初のうちは同手シフトの 
拗音音節が「慣れていない(=打鍵経験が少ない)」ために遅くなるかも知れません。 
 
しかし、標準的なキーを叩いて打つ打法なら、拗音音節を速く打鍵したとしても
シフトミスの起こることはないはずです。 
 
私の言う「シフトミス」は下の例のようにアンシフトの絡まない、むしろシフトの連続が 
親指ひゅんのためにうまく行かないときのものです。yfiさんが問題にしているアンシフトの 
絡むシフトミスは、タイプライタ打法(というか標準打法)の私には起こったことがありません。 
 
 
左シフト連続 あります。→あてかいゅ ちがう→ちっう 
右シフト連続 だまる→だかん あすか→あいか  
これらは、ちゃんとシフトをしたり離したりしてても、半分から1/3くらいの確率でこうなります。 
 
仕方がないので、私はこの種のものではシフトの連続をさせないで打つ習慣を 
付けていますが、面倒は面倒です。 
特に、「飛鳥」はよく打つので「愛か」になるのは辛い! 
 
ただこれは、姫踊り子草ではもう解決されているのかも知れません。 
 
>1.「む」(右シフトの「N」)が打ちにくい 
>右シフトの「Y」位置とかの方が打ちやすいように思うのですが、慣れですかねぇ・・・。 
 
はい、「慣れ」の問題です! 
 
というより、飛鳥では一部のカタカナ語を除いて一切RTYUキーを打たないので、人差し指
を伸ばす必要がないという安心感があります。また、人差し指の担当キーを他の指並に少なく 
することが可能になるのも、人差し指の飛躍をほぼ皆無にできるのもこのためです。 
 
確かに今までRTYUキーを沢山叩いている人には、単独なら「狭苦しい」N裏よりY表辺りが
打ち易いと感じるでしょうが、飛鳥に慣れるとRTYUを打つのは面倒になること請け合いです。 
 
また、前にも書いたように「狭苦しい」ことは「早くそこから解放されたい」とも言えるので、 
打った後は自動的に指がホームに戻るという効果もあります。 

「む」なんて、出現率は0.27%と三百回に一回も打たないので、逆に慣れるまで時間が掛かります。
ですから、「む」の付く言葉を探して「むら・むき・むね・すむ・はむ・よむ」などと打ってみると
慣れるのが早いでしょう。

人差し指の下段が使われるのは(と言ってもどのキーの使用率も1%は行かないが)カナの数の多さから 
仕方がないのですが、こうすることで飛鳥の打鍵の「重心の低さ」というイメージが作られているのが 
もっと打って行くと実感されると思います。 
 
まあ、重心の低いスポーツカーは、始めは乗り込むとき少々窮屈だが、走っているときの快感があるので 
なんとか我慢でき、慣れると窮屈さも感じなくなるというアナロジーが当てはまるかも知れません。 
 
「むら」「らむ(プログラム」)のNFのシフトの連続+人差し指対象打鍵も慣れると快感ですしね。 
 
>2.「ご」(右シフトの「@」)は意外と悪くない 
>やる前は、速攻でどこかに移動しよう、と思っていたのですが、普通のキーボードだと距離的には「Q」と 
>変わらないので、意外と悪くないですね。ちょっとびっくり。 
 
そう、「キーにカナを置いて実際打ってみなければ分からない」のがカナ並べの世界なんです!

視覚による先入観と、昔のタイプライタ時代の「打ち易い/打ちにくいキーの基準」
で、実際にカナを置いて評価打鍵しないから、PCで親指シフトで打つのにRTYU
を多用するニコラみたいなのができ上がっちゃうんです。

同手連打の「ごん」はまず無く、交互打鍵の「ごう」は「ご」の連接2字では最も多いこと。
また、私が前世紀から意識した「ございます」の「ござ」の完全指対象も、m(_ _)m 
の畳の上で手を上にあげてひれ伏している感じが出てて、覚えやすいと思いません? 
 
>3.同指連打が意外に多い 
>高速打鍵を目的とした配列ではないので仕方ないところではあるのですが、意外に同じ指の 
>連打(「くん」「との」みたいなヤツ)が多いなぁ、と思いました。 
 
>同指連打は打ちやすくはあるのですが、どうしても速さに限界がすぐ来てしまうので、
タイパーな方々には嫌われる運指なんです よね。ただ、同指連打でも段越え
(上段→下段みたいなの)が、滅多に出ないのはさすが!というべきところなんでしょうね~。 
 

同指連打は特にローマ字などの2ストロークの人は散々苦しめられているだけに必要以上に問題視されがちです。 
 
ニコラなんかも、それがあって「です」のDCの左中指連打を除くと同指連打は飛鳥より少ないのです。 
でも、それを実現するために、出現率2、3位の「んう」を小指にして同一キーには「んを・うっ」以外
には連続しない「っを」を置いています。 

また、小指の上下段にはなんとカナをなくすという考えられないキーの無駄遣いをして
「同指連打撲滅」をしたため、全体では却って打ちにくくなったり、指を痛める配列に
なってしまっています。
 
飛鳥は「少々の同指連打は、動きの良い指であり避けられなければ許容する」というスタンスなんです。 
 
指摘された「くん・との」とも2ちゃんデータでは番外の0.005%未満です。 
 
1位は「ょう」の0.81%なんです。こういう超重要なのがアンシフトの中指対象だというような
飛鳥の美点は見逃されがちで、マイナーなヤツの欠点だけ目立つのが辛いところなんです。
打ち易いところは、なんとなく打てちゃいますから気が付きませんが打ち難いところは目立つんです。
 
だから、同指連打恐怖症のローマ字出身の人は同指連打が出てくると「あった!」と気になっちゃうんです。 
 
0.005%としてもローマ字の同指連打「き」の2.4%の1/500です。飛鳥のカナの同指連打は2ストローク
のそれとはオーダーが2桁違うんです。それなのに気になるのはローマ字のときのトラウマなんです! 

「速さに限界が来る」と言っても、二万回に一回も出ない連接文字に同指連打があるのは
「hy, ju,um, un」など合わせたら一割近く?もあるローマ字の同指連打とは全く話が
違うということです。
 
そう指摘するときは、親指シフトでは打鍵数が大幅に少ないことには考えが及んでいない人が多いんです。
 
また、原理的に新規に作った2ストロークでは同指連打は殆ど避けられるので、
新しい配列の飛鳥で同指連打が「結構ある」のが気になることもあるのでしょう。 
 
出現率的には大したことが無くてもカナでは言葉が結構出来てしまうので、「結構ある」と判断するんです。
 
また、超マイナーな単語が動きの悪い指でできるのは「何とでもくっつくカナ」なのですから仕方がありません。 
例えば、左小指の同指連打には前に書いた「だめ」のほか、「ビザ・ザビエル・微罪・メキメキ」等があります。 
 
こういう一日打っていてもまず出てこない言葉が同指連打で出来てしまうのは
2ストロークではないカナ配列では仕方がありません。 
 
また、それらにこだわって配列を変えてなんとか同指連打を回避することはできても、今度は 
全体の運指として、多くのもっと頻度の多い言葉が却って打ちにくくなってしまうものです。 
 
 
ですから、飛鳥では同指連打の回避は、大腿ではなくて!「大体でいい」というスタンスなんです。 
 
 
特にJUのような「気持ちの悪い同指連打」は必死で避けるべきなのですが、NM、NJなどの 
同指連打はそんなに気持ちが悪い運指ではないので、数千回に一回ぐらいの割合で出てくることは 
気にならないものです。「同指連打なら何でも悪=撲滅」という短絡思考はとにかく大雑把過ぎます。
 
右人差し指で同指連打が少々あっても、Jに「るんく」があることで打ち易くなっている
運指の出現率がその何百倍とあり、ホームキーの有効利用やまた腱鞘炎の防止にもなって
いることを考慮して判断してほしいと思います。
 
同指連打を発見すると、それ含む言葉を探して何回も打つようなことをしがちです。
すると、出現率が実際と比べてムチャクチャ高くなりますから、気になって仕方が
なくなるという辺りの事情は理解できますが。。 
 
 
ということで、前回のニャンニャン版では「ゃく・ゃっ」の同指連打を回避するために/に置いた 
「ゃ」ですが、私、やっぱり前の位置に戻して、「ゃ」→N、「ほ」→/にしてしまいました。 
 
ここだと、少々の同指連打はあっても、「ほ・ゃ」の求める発声と打鍵の雰囲気が合うんです。 
 
良かったら、Uジローさんも入れ替えて比較して貰えると嬉しいです。 
 
 
あと、CSS編集の情報有り難うございました。お陰でここの字を大きくできました!
あと、本文の横幅を大きくする技があったら教えて下さい。width 辺りは弄ったんですが、
うまくいかなかったもので。。
 
 
それと、ここの「改行が無視される」のは、行空けの改行の次にスペースを加えると解決できるようです。
今回はワープロソフトの置換で ^r を検索し ^r(+スペース)に置換してうまく全文置換ができました。
 
改行する度にスペースを追加する癖をつけても、ここでだけしか使えない技なので、
面倒でもまとめてやってみました。
 
こういうのも「アメブロの文章だからスペースを追加」というような「内容に無関係な思考」
が、行空けごとにするごとに必要になるのは大変なストレスになるというよい例でしょう。
 
↑の二行、ワケの分からない文になっていますが、疲れたのでこのままにしておこう。。(^^;;


まとめてレス

いやいや、前回の「プロジェクトD(uga..w)」といい、今回の飛鳥「ニャンニャン版」といい、
毎度Uジローさんのネーミングのセンスには脱帽です!


しかし、ついにUジローさんも飛鳥を試してくれているようで、
「ず~~っと我慢して飛鳥を勧めなかった」甲斐がありました。。(^^;;

http://ujiro.ameblo.jp/entry-c09df6ecebf0f450ae01525d0d4111dc.html
の中の
>新たな配列でタッチタイプを習得するには(1)
の内容は正に私が言いたかったことです。
なかなかああいうややこしいのはまとめにくいので
書かなかったのですが、我が意を得たりと感じました。


シャドーイングって、英語界隈ではよく言いますが、シャドータイピングですか!
こちらもナイス・ネーミングですね。

私は、乗り物は自分が運転するものだけで、滅多に乗る側では無かったので乗り物では
やっていませんでした。
でも最初の二三年、一番ハードに開発をやっていたときよくやりましたね。
伊豆の野山を何時間も歩き回りながら理屈を考えたり、発声をしたりと同時に
よく指を動かしていました。


大人になって暗記絡みで乗り物に乗ってやったことといえば、「文月・睦月」とかを全部覚えた事くらいです。
熱海東京の往復で一回やったんですね。でも、あれ直後には覚えていたのですが、英単語なんか
より、使うのはもちろん古文なんか読むことがまずないので、気が付いたら忘れてました。。。(;_;)


まあ、配列は打つときにいつも思い出しますから打っていれば忘れることはないのですが、
練習し始めには「忘れる前に練習してみる」ことは↓でUジローさんが書いている通り大切なんです。

>ちょっとした空き時間に練習ができるようになる、ということは、練習の初期において、
>「覚えた配列を忘れないようにする」という点と、「さらに記憶を強化する」という点で~~~


「記憶銀行は覚える作業をすると貯金と同じに増えて行く。しかし、銀行の通帳との違いが一つある。
それは、記憶銀行のは時々見てて(覚えているかチェックする)あげないと、入れた金額が消えてしまう通帳」
とか、私は生徒によく言ってました。


>タッチタイプ習得と増田式
に書かれたことも、私と同意見です。
要するに、「心を決めて何時間か集中すれば」新しい配列くらいは覚えられるんですね。


でも、それは極めてゆっくり「思い出しながら打てるレベル」です。でもそれが出来れば
配列表で探したりする必要がないので、後は練習や自分の文章を打つことでどんどん
速くなるというようなことも、私の考えと同様です。


「『も』はどこかな?」と思ったとき、直ぐ配列表を見て探すと記憶に残りません。
でも、一応頭に入っていたら時間が掛かっても記憶に甦らせることで記憶は強化され
次回に打つときは確実に甦らす時間が短縮されますからね。


大体、暗記物は心を決めて一度暗記して、次に思い出せないときはすぐに答を見るのではなく
「ええと、何だっけ?」と「すったもんだした挙げ句」分かったり、降参して答を見た方が
最初から紙に書いてある答を探すのより記憶に残るものです。


答を直ぐ探すのは「目で探す」という目と神経の作業ですが、「すったもんだして思い出す」
のは「脳内検索」なので、次回の検索が速くなり、ついには「指が覚える」状態になりますからね。


>飛鳥をこうやって練習してみました
に書かれていることも、私の発想と似ていてビックリしました。私も書きたかったのですが、
私は作者ですから、練習法を書いたら無限に長くなるのが分かっているので書けなかったものです。


ううん、万一Uジローさんが飛鳥人になってくれれば、もう私がうだうだ長い下手な文章を書く必要は
無くなるので本当に助かります。
私は文章下手ですし、それ以前にどうもエネルギー自体が開発の方で使い果たしてからっぽみたいなんです。。


あと、「脳内鍵盤」というのも言い得て妙です!
私、これがあったから何千回も配列替えが出来たわけです。
朝起きて、PC付ける前に「上手い手」思いつく時なんか脳内鍵盤で打って気が付くわけですから。


ただ、Uジローさんが書かれていたのは「タッチタイプが既に出来ている」のが前提なので
「誰でも(英字の)タッチタイプができる」状態にどうやって持って行くかが「私のタイプライタの祝福と呪い」
のテーマなんですが、そういうまとまったものが書ける状態ではないのが残念です。


というわけで、感想を70行程書いてみました。2ちゃんならたったの3レスか。。
以前の飛鳥スレの連続15レスとかと比べたら全然短くて、このブログ、羊頭狗肉になってるな。。(^^;;


あっ、これもレスしておこう。。
>(って、お三方が120度の角度でちらばって所在していたら、どこを向いて寝れば良いのだw)

馬のように立って寝る or 蝙蝠のように逆立ちして寝る!


追伸
今、リアルでUジローさんの「飛鳥に棲む魔物」(飛鳥のシフトミス)」のところ読みました。
私のシフトミスはエミュが原因になっているのですが、拗音音節でシフトミスが起るのは
打鍵の仕方によると思います。


というのは、私は拗音音節でシフトミスをした事が足掛け2世紀一度もありません。

これは、私が「押す」のではなく「叩く」打鍵法をしているからで、一打鍵目が
シフトであっても2打鍵目がアンシフトなわけですから親指は離れます。


つまり、シフトの連続の効かない同指シフトはピアノの和音の弾き方になるので
押すんじゃないんですね。


でも「叩く派」の私でも右のシフトの連続の「この、そのくせ、このごろ」なんかの同手シフトは
「押す」感じで打ってますから、この辺は「叩く・押す」の使い分けに慣れるのが肝要かと思います。


>yfiさん

> そんな状況に対する一つの考え方として、飛鳥の中指化を提案することとしました。
>もちろんRayさんに怒られてしまうかもしれない…などと考えてもみたのですが、
>本件については、どうかOur配列の一つとして許容していただけますでしょうか。


いやいや、怒ったりしませんよ!私は配列自由化論者ですからそういう試みは大歓迎です。


私が「飛鳥の中指化は無理」と言ったのは、飛鳥の多くの特色を犠牲にすること無しにそれは無理だということで
単語に対応する飛鳥的発想法や、配列のかなりの部分を飛鳥と似たものにして中指化するのは可能だとは思います。


ただ、1・2ストローク混在の中指シフトは「発声と打鍵の一致」という飛鳥の一大主張には反するものになります。


私は「学校で教えられるカナ配列」を目指していますので、打鍵の形とカナが一対一対応している理屈が幼稚な
親指シフトと違って、2ストローク部分を頭で覚える必要のある中指シフトは私の興味の範疇にはないということです。


しかし、yfiさんがそういうものを作るのは良いことだと思います。

打鍵速度の限界が上がったり、親指のシフトをどうしても受け入れられないローマ字の人には
良い選択肢になる可能性がありますからね。


何と言っても、中指シフトがローマ字などより遥かに優れていることは
Uジローさんの実践で既に証明されていることですし。。

Enter と Asuka

トラックバックされた方、コメントされた方有り難うございます。
ネットが自由に出来ないので、失礼ながらここでまとめてお礼させていただきます<(_ _)>
 

で、Uジローさんの「タイプライターの呪い」
http://ujiro.ameblo.jp/entry-3f067303284b0de4031c752b5ac5987d.html

に関して私も「タイプライタの祝福と呪い」と、タイピング教育の件と今のPCでの入力の現状

を絡めた長いのを書いたのですが、物凄く長くなってまとまらないので今日は軽めの話を。。
 
  
今回は、Uジローさんのhttp://ujiro.ameblo.jp/entry-1c8d66a13f3c2202b6a1a073bef43623.html
に触発されて書いてみました。
 
でも、「Enter とAsuka」と言っても、別に入力ネタじゃないんですけどね。。(^^;;

ロールオーバー・ベートーベンか。。懐かしい。
Enter Sandman! は知らないな。。睡魔登場?子供に「寝る時間だよ!」って言うとき使うのかな??
 
というわけで、Enterについては思い出が。。
 
私は配列にはまった何倍も前世紀エーゴにはまっていたのですが、その頃の話です。
 
あの、ブルース・リーの「燃えよドラゴン!」って、原題は Enter the Dragon でしたよね。
 
私は「ドラゴンに入れ!」って変だなって思ってたんです。「入れ」だったら
前置詞のtoが必要なわけですから。でも「これ香港映画だから英語がいい加減なのか」と
それこそいい加減にボーッと考えていて、何年も真面目に辞書引いたりしなかったんです。
 
TVであの映画偶然目にしても、私は元々あの種の映画は興味がないので、真面目に見ていませんでした。
ですから、あの悪役格闘技集団の巣窟のことをドラゴンと例えているので、まさかドラゴンがプルースリー
のことを指しているとは気がつきませんでした。
 
そして疑問は放っておかれました。英語をやる積もりでやっているニュースのディクテーション
やタイムなどの読解では辞書を引きまくるのですが、普通の生活をしていて目に入る英語なんかは
あんまり調べようと思わないんですね。
 
で、After approx. ten years later.  珍しく誰かの戯曲を読んでいた私は Enter George とか
書いてあるのを発見したんです。
 
「な・な・なんだこれは?」と思って辞書を引いたら、
 
 [Enter~ で]【演劇】登場する《★脚本のト書きではしばしば3人称命令法で用いる; ~~exit》.
_Enter Hamlet. ハムレット登場《★Let Hamlet enter. の意; 今は通例 Hamlet ~s. の形を用いる》
 
とあるじゃないですか!つまり、Enter the Drago は「ドラゴン登場」が直訳だったんですね。
 
 
と、配列ネタを離れてエーゴネタになったついでに、yfiさんが悩んでいた飛鳥の英語訳について。
 
まず、配列は英語ではlayout です。Dvorak配列はDvorak layout といいますからね。
ですから、飛鳥はAsuka layout でいいと思います。
 
yfiさんは、Asuka では、アスューカとかの発音になるのではと悩んでいましたので解説します。
 
英語では綴りと発音の関係が一定しないものがあり、この辺は一致させるようにしてきたフランス人
なんかの顰蹙を買っています。
 
同じuの発音でもbuck(牡鹿・一ドル)・ bullet(弾丸)/busy/Buddha(釈迦)/bury (埋葬する)で
同じuでもアイウエみたいな発音になります。
 
New York なんて、肝心のNew Yorker が自分のことを「ヌーヨーカー」とか発音してくれる始末です。
 
ゴルフのAokiがエイオーキーと読まれたのも有名でしょう。
 
よく外人と話をして自分の名前を言うと、How do you spell? と訊かれて当惑したことがありした。
向こうは別に漢字でどう書くかではなく、英字のスペルを尋ねているんですよね。
でも、こっちの名前はローマ字なんですから、一種類しか綴りようが無く無意味に思えたものです。
 
でも、考えてみると奴らローマ字知らないんです。その上困ったことに英語ではフリガナ振れないんです。
だって、気が利いた日本の中学生なら知っている発音記号なんて知ってる人の方が少ないからです。
 
でも、日本語でも固有名詞の読み方は様々という問題はあります。
 
例えば、私がファンの「宮川賢」というNo.1ラジオパーソナリティー兼劇団主宰者がいます。
TBSラジオ系で平日深夜0時から「バツラジ」、土曜午後3時から「ハoカハoカ行進曲」というの
をやっていますから、飛鳥の打鍵練習のネタにでも使って下さい。
音楽ほぼ無しの爆笑系トークぱっかですから。
 
で、この人の名前「みやかわ・まさる」なんです。「みやがわ・さとし/けん」ではないんです。
でも、日本語には強力フリガナってのがあるから、書き言葉でも正しい発音を表せます。
 
英語は活字では無理なんですね。ですからCMなんて打てる日本の会社はHonda, Suzuki, Toyota,
  Nintendo でも、音声付きで宣伝できるから、日本式の発音を教えることが出来るんです。
 
ですから飛鳥でも、英字表示で向こうがどう発音しようと、日本側は
由緒正しいヘボン式ローマ字で表記するのが標準でいいと思うんです。
 
中国人名なんかは、どう発音するか不明なのですが、やたらXを使う表記しますからね。
でも、TVなんかの音声で「ああ、この綴りはこう発音するのか」と向こうが勝手に
学習してくれます。
 
したがって、飛鳥配列は Asuka layout か Asuka Japanese key layout でいいと思います。
 
外人も英語圏だけではなく、ローマ字がちゃんと読めるイタリア人やスペイン人もいることですし。。

とまあ、Asuka を外人にどう読ませるか悩むずっと以前に、誰でも読める「飛鳥」が
入力法の名前だというのを日本に広めることが千倍大切なわけですが。。。(^^;;