飛鳥カナ配列 ☆未来の子供たちへの贈り物☆ -21ページ目

いや、人間すべからずチョボチョなのでは?-その1

↓の470行ほどは、Uジローさんの「もしかして喋っている言語が違う???」 
http://ameblo.jp/ujiro/entry-10005147241.html  へのレスです。。。 
つーか、言いたい放題です。。(^^;; 
 
タイトルは「発声や母語のような基本的なものでは、人間大した違いは無い」の意です。 
 
以下、「>」は Uジローさんの記事のコピペです。 
 
>新しいバージョンの飛鳥が公開されたのは、もうとっくにガイシュツな話題なわけですが、 
>ぼーっと眺めていて何となく思いました。「ください」がちょっと打ちにくそうだなぁ、と。 
 
>で、その話をRayさんにしてみたところ、いやいや、「ください」はむしろ打ちやすいはずですよ、と>のコメントを頂き、ちょっと自分の感覚との違いにびっくりしたので、その理由を考えてみました。 
 
>まず、すぐに気付く点は、左右に振られるシフトの連続がある、という点です。飛鳥では 
>伝統的に(?)割に頻出の「く」がシフト文字になっていて、特に月配列とは位置が似て 
>いて意識しやすいだけに、個人的には「く」絡みでシフト操作のややこしさを感じる 
>単語を作りやすいように思っていたりもします。 
 
 
そうですね。「く」(7位2.7%)は「な」(20位1.7%)とともにシフトの連続の 
根幹をなす文字なので、この二世紀右シフトであることは不動となっています。 
 
こうするのは、私のような言葉フェチの人間が親指シフトの配列作り 
を千時間もやっていれば気が付くことなので、基本の基本ですね。 
語学だって千時間やった程度では初心者ですから。 
 
で、この2カナは出現率が高い割にシフトなのですが、そこはホームキーの良い場所を与える 
ことで「シフトではあっても打とうとしたら既に指がそのキー上にある」ために打ち易いのです。 
 
「く」はオ段などと組み合わせて「こく・そく・もく・ろく・くつ・ぼく・おく・さく・らく・わく」 
等の2音漢音で右シフト連続を作り、更に「な」との組み合わせで、「なれなく・されなく・くれ 
なく・られなく・わらなく」などの言い回しをホームキーのみの右シフト連続で打ち易くしています。 
 
出現率の高い「く」を右シフトに置くことで、「こそぞもろぼおさらわ」などで 
シフトの連続が効いて、シフト感が無くなるのです。これらのカナは「こ」を除くと 
出現率からシフトに置くしかないのですが、「く」とのシフトの連続でシフト感が 
両者で半分になっているわけです。 
 
20位の「な」はクロスシフトというハンディがあるために、指の中では打ち易さ2位?の左中指 
に置けて、「ない・なん・なく・なれ」等で最も打ち易い指同士の交互打鍵を実現しています。  
(D表の「う」は2位の6.5%と、D逆の「な」の4倍近くの出現率を持ちます。) 
 
上記の理由とシフトの連続が効くからこそ飛鳥では「な・く」がシフトになっているわけで、 
シフトが2ストロークとなりシフトの連続とは無関係な月では、やはり20台前半くらいまでの 
出現率のカナはアンシフトの一打の方がいいんじゃないかと思います。 
 
 
あと、「ください」の「ださ」のA裏;裏をUジローさんは 
 
>左右に振られているシフトの連続< と書かれていますが、それ、違・い・ま・す!! 
 
 
私がそういう表現を使うときは、飛鳥の「がわM逆A逆」のように左右に跨る文字キー 
のシフトの異なるクロスシフトの連続を指して、これはいくら慣れていても打ちにくく、 
そんなに速く打てないものです。 
 
まあ、「がわ」は「川・側・革」の連濁が殆どで、何と言っても東京都に次いで 
人口の多い「神奈川県」がありますから本当はどうにか打ち易くしたかったのです。 
人口は少ないのですが「香川県」もありますし。 
 
(私自身は流石に飛鳥で六年も打っているのですから、最近は「がわ」もそれなりに 
 速く打てますが、これには相当な「慣れ」が必要なのは自分の経験から認めます。) 
 
何とかしたかったのは飛鳥では、無数にある市名のレベルはともかく、限られた数の県名 
では余り打ちにくい運指は、当該県人の差別ということで、普通は打ち易く考えるんです。 
 
(今回の「ご・ざ」の入れ替えは、「宮崎県」を打ち易くするためもありました。他にも小沢・ 
 尾崎に「そうはい神崎」の運指とか、メリットは沢山あるのですが、長くなるので略します。) 
 
しかし、「が」は「ですが、」などで千倍重要な運指のために左シフトのMの位置にあり、 
「わ」も「わたし・わら・われ・わく・わな」などが打ち易いという千倍重要な要素が 
あって右シフトのAになっているわけです。 
 
まあ、私が神奈川県民ということで、打ちにくい県名を一つ選べと言われたら、 
自分の県にするという「隗より始めよ」の精神を地で行っているんです! 
とまあ、ホントは偶然なんですが、言葉フェチは色々考えるんですね。。(^^;;) 
 
話を元に戻して、単独のクロスシフトはシフトする側と文字を打つ側が左右の手に跨りますから、 
タイミングに注意して打つので神経を使います。またムチャクチャ速く打つことも無理です。 
 
で、前にも書きましたが親指シフトの同手シフトは同じ「シフト」という言葉を使っていますが、 
JISカナや英字の大文字小指シフトや、また親指シフトのクロスシフトとは全く違うのです。 
 
つまり、同手シフトはピアノの和音のように「親指と他の指で形を作る」上で打つのです。 
その際、指の形はカナの位置が完全に頭に入れば瞬間的に作れます。 
スピードに関してもアンシフトとほぼ同様な速度で打てます。 
 
速い打鍵ではその指が使われないのなら、3打鍵前くらいから 
既に指の形や打つ場所への移動が無意識に始まっているのです。
 
A裏;裏の「ださ」いについては、全体がホームキーのみの打鍵と言うこともあり、 
また指対象の交互打鍵という打ち易さも手伝って、同じ位置のアンシフトの「きた」 
同様、十分倍速打鍵が可能になっているのです。 
 
とは言っても、同手シフトにはアンシフトにはない問題点があります。 
 
 
それは2キー同時に打つのですから、スピードを上げ確実なシフトを確保するためには 
どうしてもアンシフトやクロスシフトの時の二倍三倍の力で強めに打つことになります。 
 
(同手シフトから始まるシフトの連続では。一字目のみが強い打鍵になり後はアンシフト 
 と同じ強さで打つようになり、シフトの多い飛鳥で指の負担が多くなることを防ぎます。) 
 
これが強い右手の指では問題がないのですが、弱い左手には辛いものになるのです。 
ですから、右の裏には主立ったものだけでも、「JくKのLれ;さOこIそ,つ.も」と、その 
出現率は2.7% 3.9% 1.2% 2.3% 1.0% 1.7% 1.0%とかなりの高いものになっています。 
上の合計は13.8%となります。 
 
一方で左の裏には1%以上のものは「SちDあFりCせEど」で1.3% 1.4% 1.5%  
1.5% 1.0%と低くなっていて、合計は6.7%と右の半分にしかなりません。 
弱い小指などには1%を越すものはありません。 
 
また強い中指に集中しているのも腱鞘炎防止と強く速い中指の活用のためです。 
 
何しろ飛鳥の方針には、打鍵速度ゼロになる腱鞘炎になったら「元も子もない」ということがあります。 
 
つまり、毎日数時間は文字入力をする人が数百万人のレベルでいる現在、指の負担 
能力の問題は、配列を作る際に最も重要な要素の一つだというスタンスなんです。 
 
また飛鳥で打鍵速度が倍になるとして、そうすると打鍵数も今までの入力法により異なりますが、 
数十%増えるのですから、配列が指を痛めないようにしていることは重要なのです。 
 
つーか、自分がそういう入力をしているので、少々のスピードアップのために負担能力 
を無視した配列をすると、テキメン指が痛くなるんでそうしてるんですがね。。(^^;; 
 
とにかく、腱鞘炎寸前になってこういう事実は見つかるんで、コンピュータにも指の 
感覚や疲労、更に発声と打鍵についての思考などを自主的に完全シュミレーション 
でもしてもらわないと、コンピュータにまともな配列を作るのは無理なんです。 
 
連接文字列の出現頻度やシフト数の最小化、それに指の移動距離などを計算して 
最適化するとかいう、機械頭で作った配列は、ニコラやトロンのように開発時間 
は掛からなくても、肝心の人間にストレスを与える初心者配列にしかなりません。 

っと、それは置いておいて、感覚的には 
 
「 同・手・シ・フ・ト・は・シ・フ・ト・で・は・な・い ! 」 
 
という事実を、Uジローさんにも親指シフトに慣れて実感して頂けたらと思います。 
 
PCの機能で言うと「シフト」ではあっても、感覚的には小指や親指のクロスシフトの 
ように左右の指のシンクロに気を使わないといけない「シフト」ではないということです。 
 
そして、私達が内容を考えて打鍵しているときは、そういうPCの事情などとは無関係な 
「動物的な感覚」で指が動いていることを、打鍵の際に確認して頂きたいと思います。 
 
まあ、クロスシフトは慣れるまで頭が大変だとか、同手シフトは速く打とうとすると
「強い打鍵」にならざるを得ないということなら間違っていないと思いますが。。 
  
 

>ただ、おそらくこれは慣れの問題で、確かにシフトが交互するのは親指シフト初心者には打ちにくく感>じるだろうけど、慣れてしまえば同手シフトの交互はむしろリズム良く打てて気持ちよいくらいにはな>るだろうとも思うので、この点は問題ないでしょう。 
 
>となると、自分はどこに違和感を感じたのだろうか・・・ 
>と、しばらく「ください」「ください」と打ってみて気付いたことがありました。「く・だ・さ・い」>と、1打ずつ打つと別段打ちにくくはないんですね。そこでようやく気付きました。「ああ、これは昔、>タイプライター打ち vs ベタベタ打ち、と言っていたヤツだ」と。いや、こんなことを言っても他の方>には訳分からない話なんですが、自分の中では両者の打ち方の問題がなぜにあんなに大きな問題に感じ>られたのかが突然、つながったんです。 
 
>私は、「ください」の「さ・い」を2拍で打つところに何となく気持ち悪さを感じていたんですね 
>。それはつまり、自分の中で「さい」を一拍の二重母音っぽく扱っているということなのでは 
なかろうか、という思うのです。 
 
>で、おそらく、他の方が二重母音のようには扱わないのに二重母音のように処理をしている音節が 
>他にもいくつかあって、タイプライター的な打ち方をするとそういうものが全て1文字1拍に分解 
>されてしまって気持ち悪い、というところが、昔、私が打ち方というものを大問題に感じていた 
>理由だったり、和ならべの母音配列に本能的に何か魅きつけられるものがあったりする理由なんで 
>はなかろうか、と。 
 
 
ここにも誤解があります。 
まず、以前私が「ベタベタ打鍵=ロールオーバー」を「必要ない」と言ったのは 
「速く打つ必要はない=全てのカナを一拍でタンタンタンと打つのがタイプライタ的」 
ということでは全くありませんでした。 
手動タイプライタで秒速8打鍵とかで打てていたですから、超器用な人なら 
PCで秒速10打鍵を実現するのも、別にロールオーバーなどという不自然 
なことをする必要はないと書いただけでした。 
 
文字の連接の仕方や出現率の多寡、意味的なものや思考の進み具合などで 
大きく、そして細かくスピードが上下するのは打鍵の常でしょう。 
 
また、ローマ字のようにロールオーバーのような特殊な手を使わないと速く打てないのは、 
日本語もローマ字を知らなかったSholesさんが百年以上前に作った英字配列をそのまま使っ 
ているのが悪いので、飛鳥はそんな特殊な手を使わないで速く打てるようにしています。 
 
というか、私自身がそんな技は最近まで知らなかったので、「打った指は離す」 
のが当たり前という前提で配列したこともあります。それに、私はロールオーバー 
で打っている人を見たことがないのです。 
タイパーと呼ばれる、ごく限られた人達の常識ではあっても普通の人はまずしないことです。 
 
そういう特殊な手法を前提に配列を作ったら、一般人はとても試す気にならないと 
思います。まあ、タイパー向け超高速用の配列は可能かも知れませんが、それは 
私のフィールドではありません。 
 
何しろ私の問題意識は、「現状の学校で教えようにもそれに足る入力法が存在しない」 
という、普通の人を前提にしたものですから。 

いや、人間すべからずチョボチョなのでは?-その2

それは別として、「発声と打鍵の一致」とか「拗音音節や文末の言い回しの『倍速打鍵』」 
と私が頻繁に書いていることから考えても、私の文章を普段から目にしておられる 
Uジローさんともあろう方が、飛鳥が全てのカナを「一拍で打つ」ことを前提に 
配列されているというような誤解の仕方をされているのは意外でした。 
 
「ならなくなる」のような長たらしい大和言葉は一カナ一拍で打つのが自然で
「とう/きょう」のような、2カナ3カナの漢音音節は一塊りで打ちたくなるので
飛鳥はそれに対応しているというのも、何回も書いているのですが。。 
 
「倍速打鍵」などと言うと特殊な打ち方と思われるかも知れませんが、 
これは可能なら誰でもがやりたくなる発声と打鍵の一致にすぎません。 
 
TVかラジオをつけて、ニュースでも聞いていただければ、「ます。です。ください。」 
等が速く発音されることが分かります。漢音音節も速いし、句読点の後が相当空いて 
いるのも分かります。 
 
助詞では最頻出の「の」の前後が殆ど空かない以外は、助詞の前では 
ほぼ半拍、後では一拍程度空いているのが分かるはずです。 
 
そして、全ての打鍵を最高速で息せき切ってやる『タイピング』は別として、打鍵という
「頭の中の声を使って思考しつつ指を動かす」行動は「発声」と大いに関係があるのです。 
 
私は初期には発声と打鍵を比較するために実際発声して打ったりしていたのですが、 
これとて、初期の配列作者には欠かせない作業なんです。 
 
(同様に日本人の英語でも、話せるようになった人は黙って読んだり考えたりするだけでいいが、 
 それには初期に「話せている」が必須になるのです。そして「声」を使うのは相手がいるのです。 
 と、語学論をしてたら、いくら雨でも無限に長くなるのでやめてっと。。。) 
 
 
上のことはyfiさんが教えてくれた、「常用者のための日本文入力法の基礎的研究について」 
で詳しく述べられています。 
著者は学術情報センターとかいうところの、山田 尚勇氏です。 
 
これは、私の知る限ネットにある中では、日本語入力について文系的思考で最も学術的な 
文書です。リンクを貼ろうと前に確認したら、リンクが切れていたので保存したものから 
一部貼ります。 
少し文脈は違うのですが、権威筋からの引用は強いもので。。(^^;; 
 
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しかもすでに現在では実験心理学的に確立されている事実であるが、文章を読んだり 
書いたりするときに、われわれの頭の中で起こる文字の認知過程が、主として漢字の 
音韻に頼っているということから起こってくる、同音異義語の混同の見落としの 
問題がある。 
漢字が直接語を表わす表語文字(logogram)であるという単純な考えでさえ、現在で 
は文字学的、言語学的に否定されつつあるにもかかわらず(たとえば Unger and DeFr 
ancis 1994[36])、18世紀にヨーロッパで考え出された、もっと極端な、漢字は発音 
と独立に、形だけから直接に意味を伝えることのできる表意文字(ideogram)であると 
いう考えは、その後アジアに逆輸入され、いまだにそれが表意文字神話(ideographic 
myth)として多くの人びとに信じられている(AAS 1995[1])。 
しかも最近では、フランスの構造主義以後の文芸理論(post-structurist literary 
theory)のチャンピオンである、たとえば中国語も中国社会もよく知らないデリダ(J 
acques Derrida)などによって1960年代に言い出された、アルファベットが抽象的で 
民衆から離れた冷たい存在であり、官僚主義の権化であるのに対して、漢字は自然に 
近く、詩的であり、民主主義的であるといった観念論までまことしやかに流布され、 
言語を社会システムのモデルとすることがひとつの文芸運動とさえなっている(たと 
えばErbaugh 1995[6]参照)。 
とにかく、漢字書き中国文を読んだり理解したりするときに、話しことばを抜きに 
しては意味が伝わらないことは、すでに台湾出身の心理言語学者Ovid J. L. Tzeng( 
曽志朗)教授一門の、1970年代からのアメリカにおける精力的な実験研究によって実 
証されている。さらに日本語の場合についても、たとえばホロデック(Richard A. H 
orodeck)博士の実験研究によって、漢字の意味を理解するときにも、また書くときに 
も、脳における意識下の処理過程において、その表現する音声言語が決定的な役割を 
果たしていることが明らかにされている(Horodeck 1987[8])。 
すなわち、ほとんどの場合に無意識であるにもかかわらず、われわれの頭の中にお 
ける漢字の認知処理がこのように音声言語主導で行なわれているがために、発音が同 
じであると、書くときに同音異義語による置き換えの誤りがよく起こり、またかな漢 
字入力を行なうときに、同音異義語による置換誤りを見逃しやすいことがホロデック 
博士の研究によって決定的に証明されたのである。 
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まあ、上にある漢語の同音異義語の問題は置いといて、私の文脈で↑を簡単にまとめると 
 
「ものを考える時は話す時と同じように頭の中の『声』で考えている」ということなんですね。 
って、簡単すぎる。。(^^;; 
 
あっ、話すときは「頭の中の声で考える」ことはしてません!

普通に英語で話している人は分かるのですが、英語で話すときに「英語で考える」 
というのもウソです。日本語で話すのと同様「頭の中の言葉になっていない思考」 
を直接言葉に変換するので、それが出てこないときは「うううん、『居心地がいい』 
は何だったっけ??あっ、cozy だった!」のように、初めて頭の中で日本語の
「声の思考」が挟まるんですね。 
 
そうでないときは、「言葉になっていない思考」→発声 とダイレクトに直結するの 
は、日本語と外国語で何の違いもありません。ですから、バイリンガルが可能なんです。 
 
考えを言葉にまとめてから初めてその文章を発声するのでは、どう 
しても間が空きすぎて、話す相手はいなくなってしまいますからね。 
 
まあ、国会答弁などで間が空くのは「頭の中の声で一旦文章を考えて内容をチェックして 
から答弁する」ということで、慎重な態度と理解されますが、一般の会話や議論では 
相手はそんな気長に待ってくれません。 
 
答弁中は質問者は発言が出来ない国会答弁と違って、一般の議論と同じやり方の 
テレビの討論番組なんかでは、発言者が少しでも間を空けると、速攻で他の人が 
反論したり自説を展開するのは、皆さんも普段から目にしている通りです。 
 
つまり、書くときや打鍵する時は「頭の中にある言葉ではない思考」→「頭の中の声で文章にする」 
→「それを手の筋肉に書か(打た)せる」という「3・段・階」のプロセスを踏むんです 
 
まあ、「文章にする」と言っても打つときは文節単位くらいでやっているので、
今もですが、文章を全部完成させてから打っているわけではありません。
しかし、書き換えるのが大変な手書きでは文章を頭の中で完成させて 
から書くかもしれません。 
 
これは、メモも手書きしない私には体験が少なすぎてよく分からないのですが。。
 
要するに、文章にする段階の思考や自分の全ての発言を推敲するなどできないので、 
話すのは速いのです。 
 
相手が反論したり質問したり怪訝な表情をするので、後から説明を加えたり言い 
替えたりできるので不完全な文章でも構わないのです。だから、速く話せるのです。 
 
しかし、文章は全然不完全なので、対話本などでは録音されたままの状態では 
とても本にはできません。編集者が大量の時間を掛けて、それを「読むのに値する文章」 
に「書き換え」ないといけないのです。 
つまり、「対話の時間+編集者の書き換えの時間」を考えると対話本も書くのに要する 
以上に時間が掛かっているわけです。 
 
お金を出して本を買って読む方は、タダのテレビなどの対話番組を見る時と違って、ちゃんと 
した完成形を「読む」時には求めていますから、文字に起こしただけでは本にならないんですね。 
 
つまり「話すのが打つ(書く)のより速い」のは筋肉運動的にそうなのが原因なのではありません。  
 
話すときは、「頭の中にある言葉ではない思考」→「それを頭で文章化するのと『同時に』 
発声関係の筋肉を動かして話させる」という「2・段・階」のプロセスなんです。 
 
だから、言った直後に「じゃあなくて~~」とか言い直したりすることがあるんです。 
頭で声にしてそれをチェックしてから発声しているのならそんなことは起こりません。 
 
ううん、これは音声入力の問題点とつながって長くなるので、話を元に戻すと。。。 
 
 
で、「です・ます・ください」なんかは、意味を伝えるのには必要じゃないん 
ですが、言わないと偉そうにしていると感じて相手は誰も聞いてくれません。 
読んでもくれません。 
それでは、それまで言ったり書いたりした甲斐がありません。 
ですから「お決まり」で、ああいうのを付け加えるのです。 
「一応言ってます」と伝わればいいのです。 
 
ですから、「です。ます」などのsuは、有声音のsuのuが脱落してmasと一音節で発声 
されます。同様に、打鍵も倍速打鍵をしたくなるので飛鳥はそれに対応しただけです。 
 
 
これらの倍速打鍵は意識しなくても、配列が完全に頭に入って日常的に飛鳥で打 
っていると自然にそうなるような類のもので、特殊技術でも何でもありません。 
まあ、飛鳥がそういう文字列が速く打てる配列なので「何でもない」のですが。 
  
文末のお決まりは、しょっちゅう打つので一連の指の動きが記憶されて、 
無意識にその動きを指がやってくれるので、一カナ一拍どころではなく、 
タラッと打ち切ってしまいます。 
 
ローマ字の速い人もよくそう言いますが、ローマ字やQWERTY配列は別に日本語に 
特化していないので、物凄い訓練をしないとそこまでは行かないでしょう。 
 
飛鳥は、一個一個単語や言い回しに「重み付け」をして配列しているので 
よく使うものは簡単に打てるのです。 
 
もし、ローマ字で発声との一致をさせるためには4倍速まで行かないといけません。
すると、一拍の打鍵が物凄く遅くなるので、どうしてもローマ字は発声と打鍵の 
ズレを「当然のものとして無意識に我慢する・打鍵音も聞こえると頭の中にある声と 
リズムがずれるので脳内消音している」ことが必要なのです。 
 
これがあるので、飛鳥に慣れている私などは、リアルのローマ字レスなんかすると 
20行くらいの短い文でも打つのにイライラするんです。 
 
飛鳥では、文末などが、タラッと打てるようななるまでの時間が 
ローマ字の達人になるまでの時間と比べてずっと少ないはずです。 
打鍵数も半分近くになることですしね。 
 
ただ、ああいう運指をローマ字の人は「ダダッて」表記するのに、今私 
は「タラッ」て表記するのが飛鳥の運指だと気が付いてそう書きました。 
これも、ローマ字でのお決まりの文句を運指で打つことの大変さを 
表しているのかも知れません。 
 
Uジローさんの意見は、飛鳥でタラッと打ててない故の意見だと思います。 
せめて、今までローマ字や月で打った一割くらいは飛鳥で打たないと 
そういう感覚は分からないと思います。 
 
「ディ・ヴィ・ぢ・*」はどこにあったか一瞬でも考えることなく指が勝手に
打てているかが、飛鳥に慣れてきたのかどうかの指針に使えるかも知れません。 
この辺は滅多に打たないので、そこが自然に打てたら全体としての打鍵量が
相当増えた証拠だからです
 
とにかく、遅い私はおくとしても、クォークさんのような飛鳥の高速タイパーがいる以上、 
「一カナ一拍」が飛鳥の打ち方ではないことは、明らかなんだと思います。 
 
配列が「タラッ」を可能にしていないと発声と打鍵の感覚的なズレが生じて、 
「何かイライラする」んですね。ローマ字で打っているときが良い例ですが。。。 
 
それから、私はそちらのブログのコメントに↓のように書きました。 
 
>>Uジロー さん 
「ください。」ムチャクチャ打ち安いです。 
 
つーか、今回の「さ」の位置は「ください。」を打ちやすくするためという面が半分くらいあります。 
 
というのは、飛鳥ではA「交互打鍵は打ちやすい」B「左右対称キーは打ちやすい」、それに 
C「同手シフトの交互打鍵は、左右のピアノ打ちでうち易い」D「同手連打は外から内がうち易い」、 
更に 
E「長い言い回しはホームキーのみで打てると快感♪」という長期の評価打鍵で 
確認した不動の法則があるからです。 
 
今回、「ください」は1J裏/2A裏/3:裏/4K表 になりました。 
1と2の間にはAとCの法則が、2と3の間にはAとBとCの法則が 
3と4の間には、Dの法則が当てはまり、全体ではEの法則が利いて打ちやすいのです。 
> 
 
と、ここまで詳しく「ムチャクチャ打ち易い」理由を書いているのです。 
「ムチャクチャ打ち易い」運指で、「です。ます。ください。」のような頻出して、 
しかも倍速打鍵をしたくなる文字列では配列はそれを可能にすることが必須なのです。 
 
つまり、「打ち易い」運指というのは、その気になれば 「速く打てる運指」 
と同義なのは、少し考えていただければ お分かりになったと思います。 
 
「その気になれば」というのは、いくら打ち易い運指でも、発声が速くない 
大和言葉の、例えば「しかし」のような頻出する言葉は「その気にならない」 
ので、速く打ちません。アンシフトの、それもホーム段のSLSであっても 
倍速打鍵などする気にならないのです。 
 
また、そういうゆっくりしたところがあるから、指の体力?に十分 
余裕があって、「ここぞ」というときの倍速打鍵が可能になるのです。 
 
 
「ください」は「しろ・して」などと言うのと意味的には同じなのに長いのです。 
書く方はそう書きたいのですが、そう書くと2ちゃんじゃありませんが、 
「何、偉そうに」と読む方の反発を招きます。 
 
仕方がないので「ください」と4打鍵しているので、ここは頻出することでもあり、 
速く打ちたくなるのは「ます。です。でしょう。ません。」なんかと同じです。 
 
 
今回「さ」を;裏に持ってきたのは、以前のように、「さい・さん」の交互打鍵 
を優先して、「さ」を左に置いておくと、どんな打ち慣れていても、不器用で弱い 
左手の2連打が含まれるため、「ください」の倍速打鍵が無理だったからです。 

いや、慣れれば無理では無いのですが、前に書いたように速い打鍵は強い打鍵ですから
左手の連打を速くすると小指が係わっているだけにテキメン指が痛くなるんですね。
つまり、「速く打ちたくなるけど、そう打つと指が痛くなる」という私の中の
アンビバレンツなストレスが今回の変更を生んだんですね。 

  
指に優しい遅い打鍵をすると発声と打鍵のズレが度々発生するので、 
「ください」を多用する私自身が、かなりイライラしていたんです。 
勿論、私以外でも「ください」は超頻出の言い回しですしね。 
 
指の形を瞬間的に作って打つ親指シフトの同手打鍵は時間的にはアンシフトと同じ
なので、今回の「ださ」の交互打鍵はアンシフト同様「その気になれば」速いんです。
 
出現率の高い「さん・さい」も交互打鍵ではなくても、器用で強い 
右手の外→内のアルペジオだから十分速く打てますしね。。 
 
あらら、440行。。しかし、「落ち」が思いつかない。。。 
 
 
ということで、相も変わらず自己主張の強い文章で申し訳なかったです。 
 
しかし、これもUジローさんが私の中の教師癖や「教え魔」に火 
を付けたことが原因なんで、致し方ないと理解してやって下さい。 
 
教師と生徒、或いはプロとアマの差は才能や頭の出来なんかではありません。 
単に「集中して掛けた時間」が1:100とか、大幅に違っているだけなんですね。 
 
「良い」教師や「腕のいい職人・数千人に一人しかなれないスポーツ選手」 
などのプロ中のプロは掛ける時間の上に、適性とか才能も必要なんですが。。 
 
と、文章を書くのもこれまでに掛けた時間の問題だけじゃないなあ。。(;_;) 
  
うううむ。。。文才が私なんかとは段違いのUジローさんに 
なんとか飛鳥人になってもらう手はないのか。。?? 
 
あと、AtokのCD見つかりました♪ これで顔文字もバッチリ\(^O^)/  
 
あっ、読み疲れました?。。一万字超えたし。。 
 
コーヒーでも ~~~■D\(^^ )ドゾ>多分Uジローさん+ここまで読んでくれた奇特な方 
 
はいはい、 ~~旦_(∩_∩ ) イタダキマースっと、自分でいれて自分で飲む自分。。。・゚・(ノД`)・゚・。  
 
でも、ユーザー辞書の移行にやったことのないHDの入れ替えしたり疲れた。。 
3Mb以上あったので、フローピーでは移せなくて。。 
皆さんのユーザー辞書はどのくらいあるのか、ちょっと知りたいです。

しかし今度はAtokがQとは相性が良く、お姫様とは仲が悪いという事実が。。。 
 
ううむ、理系のエミュ作りも大変ですねえ。。


海豚姫は犬猿の仲

えーーとっ、「海豚姫」は「いるかひめ」と読みます!


くれぐれも、「うみぶたひめ」とは読まないように。。。(^^;;


何の話かってゆーと、ワードの海豚ちゃんとお姫様は口も利かない仲ってことなんです。
つまり、ワードの海豚をクリックして検索しようとしたら、検索ワードの入力を海豚君が
一切受け付けてくれないんです。要するに、海豚君がお姫様をシカとしているわけなんです。


で、お姫様をやめてJISカナとかローマ字だと、海豚君、ちゃんと口を利くんです。

また、飛鳥のQちゃんでは一応聞いてる振りをするんですが、通じないんですね。

というのは検索窓に例えば「いう」と打つと、JISカナの「いう」にあたる
y4と出るので海豚君には(というか私にも。。(^^;;)分かんないんです。。


(出現率一位と二位の「い・う」は飛鳥では最も打ちやすいKDのアンシフトです。
 この最重要な二つのカナを打ちにくいY4に置いていることに代表される打ちに
 くいJISカナをカナ入力の標準としている現状を、一体いつまでこのまま放置
 しておくのでせうか?と、一応たまにはCM打っておこうっと。。(^^;;)


仕方がないので、海豚君を隠してF1で出る検索窓で尋ねると、お姫様やQでも大丈夫なんです。
これって、皆さんのワードでも再現されます?


それから、ワードの実験が終わったのでALT+F4で閉じようと思ったら
海豚君が「保存します?Y/N」を訊いてきたので、Nと答えたら
これも受け付けてくれません。しょうがないから、鼠君で答えましたが。。


これらの現象は、猫やKeylayを外してもお姫様が起動している時は
IMEのオンオフに係わらず共通に起きます。
(IMEオフの時の半角小文字すら受け付けません)


でも、他のヘルプでこんなことはないので、MSが海豚君のキーボード入力で特殊な
ことをやっていて、それが姫踊子草のやQの何かとぶつかっているんでしょうかね。。。


私自身はワードなんか使わないので(ごくたまに使っても、海豚君が画面を泳ぎ回るのは
許せないのでF1で訊く!)関係ないのですが、皆がそうだとは言えないので書いてみました。


MSが窓のソースを公開していないとかいう話も対応を困難にしているんでしょうか?
あるいは、MEのみの問題で2000やXPなら起こらない現象でしょうか?


あと、一昨日答えるのを忘れていましたが。。


>3.ファイル→開くからの一連の操作(Alt+F→О/S/A)など頻繁に使う
キーポードショートカットのО/S/A等の部分が利かない。
(Alt+~)の部分は利きますし、Ctl+~も普通に利きますが。。


鈴見咲さん
>ええええと。これって姫踊子草を使っているときだけの話でしょうか。
こちらも IME を「ローマ字入力」にしたら問題ないっぽいですが。


いや、IMEをローマ字入力にして他はスラッシュ以外正常に動作している場合のことです。
IMEをONにして姫踊子草で書いているときだけの現象で、Qなら普通に使えます。
姫踊子草が起動していてもIMEをオフにしていれば、正常に動作するのですが、
一々IMEを切ったり入れたりが面倒なもので。。。


もう少し詳しく実験したら、Alt+F→Oと「開く」のつもりで操作すると、
「名前を付けて保存」の窓が出て、Alt+F→Aと操作したことになってしまいます。
しかし、Alt+F→S/(スラッシュで入れた。。(^^;;)O/Pなどの機能に
なるキーはないようです。


まあ、他の人には出ていないのなら、私が↓で選択すればいい話だというのは
一昨日書いた通りです。


それから、これとか私は文章は全てEMエディタで書いているのですが、
姫踊子草にしたら一つ細かい問題が。。


EMエディタは窓の一番下のNUMのとなりに「カナ」とIMEがオンになっている
時は出るのですが、お姫様ではこれが出ません。


IMEをオンにしたか確信できない時とかには少し不便です。

と言っても、EMエディタなんか使っているのは超少数派なんで
大した問題ではないと思います。もともと姫踊子草はこれとは
相性が悪いとか説明書にもあった気がしますし。


まあ、メモ帳を使えばいいのでしょうが、文章が長い私には
今の行数が出るのが必須ですし、Ctl+A/Sなども多用するので
それができないメモ帳は使う気にならないんですよね。


あとは、今まで書いた細かい問題を除くと、お陰さまで
この二日間、猫姫カップルで快適に入力できています♪

お姫様の御乱心おさまる

>鈴見咲さま 
お陰さまで、姫踊子草の問題は2/3解決しました♪ 
 
1.の「小指シフトで英字が出ない件」は、鈴見咲さんのブログでのレス 
(http://suzumizaki.blog6.fc2.com/blog-entry-86.html)で 
教えられたようにIMEをローマ字入力にしたら無事解決しました。 
多謝です! 
 
このことは説明書の「おかしいな?と思ったら」の目立つところに書いておいた方が 
いいかもしれませんね。Qをはじめカナ配列のエミュは、IMEもカナ入力の設定で 
使うものが多いですから、カナ系からの移行者は同じことで悩む人が多いはずです。 
 
2.の『@の表の」を出そうとするとエラーが起きる件』は私のファイル編集時のミスでした。 
面目ない。。 
 
キー定義で、$ほ$」 という部分の」を、編集時に操作ミスで消していたのが原因でした。 
321を定義するために編集した後、一応見直したつもりなのですが、目が辛いことも 
あって、ミスを見逃していました。 
 
他にも言い訳としては、PCを作ったばかりで古いPCから新しい 
(つうか十分古い!)PCに環境を移行するのに苦労したり、 
ビデオカードの増設やらで悩んだりと、いろいろあったので 
配列ファイルを見直すのをおざなりにしていたようです。 
 
やっと、USBキーボードが使えるようになったので以前から目をつけていた 
打ち心地のいいキーボードを買ったら、それが不良品でムチャクチャナな字 
しか出ないことも重なっていました。 
 
こちらとしては、300円~1000円程度の安物を何十台と今まで普通に 
使えていたので、その何倍もするキーボードでそんな問題が起こる 
はずはないと思ったんですね。 
それでハードやOSを疑って色々やるのに気をとられていたこともあります。 
これは、先日買ったところで交換してもらって解決しましたが。。 
 
まあ、普通は付属の配列を使ってちゃんと動くのが分かってから、配列を 
いじるので、自分が作った配列でエラーが起きたら自分のせいだと気づく 
はずですが。。 
 
でも、私、普通じゃないんですね。。(^^;; 
何しろ私の場合は、140個とか前の飛鳥なんて当然忘れ去っているので 
付属の飛鳥は一切試さないで、最初から321を作って使ってしまいました。 
それで、「@の」を押したらエラーが出る!」と騒いでいたわけです。 
 
他に私のような症状があった話はないとのことをそちらで教えていただいたので 
PCでもOSでもお姫様のせいでもなく「自分のせい」と分かって確認したら、 
間違いが見つかりました。 
 
これも、「おかしいな?と思ったら」のページに 
Q「自分で編集して作った配列を使おうとしたら、特定のキーを押すとエラー 
が出て、姫踊子草が終了してしまう」の項を設けるといいかもしれません。 
それに 
 
A「配列の編集時に、誤って必要なものを削除したり不要なものを 
付け加えている可能性があります。元になった付属の配列データ 
と新たに作られたデータを詳しく見比べてその部分を修正すると、 
正常に動作するようになります」とでも解説しておくといいでしょう。 
 
3.の「Alt+F→A/O/SなどのA/O/Sの部分が利かない」 
のは、残念ながら1と2を直しても以前どおり機能しません。 
ただ、そちらではMEでもこの問題が再現しないようですし、 
この症状が出ている人は少ないのでしょう。 
 
だったら、これは私個人が矢印キーを最下段など文字キーに近いところに置く 
ことで、Alt+Fなどで後は↓で選択してエンターで確定すれば済むことです。 
私の場合エンターはAの隣にありますから、上のような操作で生じるロスは 
コンマ何秒かしかないわけですし。 
 
 
あと、猫まねきのページをガイドして頂いて有難う御座いました。 
 
うわさは聞いていたのですが、窓使いの憂鬱のページがそっけなかった 
のに懲り、また猫まねきのページが限られた時間では見つからなかった 
こともあって、ああいう分かりやすいHPだとは知りませんでした。 
 
良さそうなのでDLして、早速定義して今は猫まねきとお姫様で書いています。 
 
確かに優れものですが、やはり一般の人にはGUIで一目でわかって 
変更も容易なKeylayがいいと思います。 
 
Keylayは動作も安定してて足掛け2世紀、あれが原因でPCが固まったこともないのも 
大きいです。 
猫ちゃんは使い始めてほんの半日で数行上で固まって再起動させられましたからね。 
 
キーボードからの入力を受け付けなくなったのですが、マウスを使って保存 
できたので、上までの数十行がパーになることは何とか免れましたが。。(^^;; 
 
やはり、一般人や私のような目が衰えている年寄りにはGUIがいいようです。 
若かったり、PCに一応詳しい若い人ならCUIの猫がいいでしょう。 
猫は操作に慣れるのに数時間かかるので、時給に直したらシェアのKeylayが 
お得ですが、新しいものにチャレンジするのが楽しいということもありますし、 
猫には他にも機能がありますからね。 
 
ただ、一日何十回とか配列をいじるにはGUIのQが向いてますね。 
今回のようなミスが起こりませんし、やはり変更が簡単なのは必須でしょう。 
 
テキストと違って、配列が「目で見える」ので、ある言い回しのために配列を変更 
したら重要な単語の運指が悪くなったとかが一目で分かるので、何千回も配列を変 
えながら作ってゆく飛鳥方式の開発にはQのようなGUIが向いているようです。 
 
今のOSで使える新しいQはシフトの連続が利かないので、配列作りは古いOSと 
古いQで、これで決まり(と、きっと何千回も思うことになるのだが。。(^^;;) 
(何千回というのは、飛鳥の1バージョンに要する配列換えは10回以上あるからです) 
となったら、姫踊子草に入れて新しいOSで使うのがいいんじゃないかと思います。 
 
と言っても、私のように本格的な配列作りなどという物好きな 
ことをする人は滅多にいないので、配列の作りやすさなんて 
姫踊子草には不要だと思います。 
 
とか、少し長くなりましたが、猫姫カップルの使い心地のチェックも兼ねて書いてみました。 
やはり、シフトの連続が完璧に利くと「正確に打ったのに誤入力される」という現象に 
気を使わなくて済むので神経が疲れず快適です。 
 
「ああ、こっちのシフトの連続は利かなかったんだ」とか、Qだと 
いくら慣れていても修正が必要だったりしていましたから。 
また、「この言葉のシフトの連続を利かせるためには、シフトを先に 
押さないとだめ」とか一瞬でも考えて打つことが今までは必要でした。 
 
こういうのは素早い修正も含めて「慣れているから大丈夫」と思っていても、 
姫踊子草のような良いものを使ってみると、実はその対応に結構脳内リソース 
を消費させられていたのが分かる性質のもののようです。 
 
例の「ローマ字への脳内変換なんて『慣れれば』無意識でできるから問題ではない」 
と言っているローマ人も、脳内変換不要でカナでそのまま打てるようになると 
無駄なことにリソースを取られていたのが、速く打てたり、神経が疲れない 
ことで気づくのと同じようなことでしょう。 
 
 
さて、PCも速くなったし、お姫様のご乱行も止まった。 
キーボードもタッチが軽くてストロークが小さなものなので、 
なんか打鍵速度もどんどん上がっているような気がします。 
 
しかし、今の私の問題はAtokが使えないこと! 
、 
評価打鍵の度に「ググ→ラ行動詞」とかコツコツ登録してきた辞書も使えない。 
結果、「ブログ」も知らないお馬鹿なMS-IMEで書かないといけない。。 
使い続ける気がないから、登録するのもメンドい。。 
 
泣こうとしても、顔文字の辞書がMEのIMEに入ってないから泣けない。。。ワーーン 
 
つーか、このPCの何倍もした一太郎のCDが行方不明。。。(^^;; 
 
 
 
と、落ちもつけたところで終わったと思っていたのですが。。。 
 
今、2ちゃん用のを書いていたら小指シフトで「/」が出ない現象に出くわしました。 
上のは「すらっしゅ」で出しています。で、小指シフトでスラッシュキーを押すと「・」が 
出てしまいます。 
 
ところが。。。 
 
A/b/cと Aの後の小指シフトを離すとスラッシュは出ます。 
 
つまり、Alt+S/O/A/などではスラッシュはSで小指シフトを離して使えるのですが、 
「山/川」などでは「やま変換スラッシュ変換かわ変換」としないと出ません。 
つまり単独での小指シフトのスラッシュキーは「・」になっているんです。 
 
そして、A/B/C/のキーを六回小指シフトを離しては押すをやると 
A?B?C? という、摩訶不思議な現象が起こります。 
これがカナで「あ/い/う」を打とうとすると「あ・い・う」 となります。 
配列ファイルの 
'小指シフトによって英字非シフトの文字を入力するもの。 
@[;:] F;M@$F;M[$F;M;$F;M:$F;M] 
,./_ F;M,$F;M.$F;M/$F;_ 
 
あたりが、原因だと思うのですが。ちゃんと/はあります。 
普通の英字がないのは疑問ですが。。 
やはり、ファイルではなくプログラム本体の問題かしらん? 
 
そうだ、猫をkeylay に変えてみよう! 
 
やっぱり同じです。では、どっちも使わないと。。 
・A/ A?B? 
やはり、変わりません。 
 
まあ、スラッシュだけですから何とかなりますし、私だって飛鳥文書以外では 
そんなにスラッシュなんか使いませんし。 

でも、そちらでも再現でき簡単に修正ができるようでしたら、検討してください。 
 
 
ということで、お姫様の仮のお輿入れ期間も過ぎそうなので登録したいと思います。 
でも、振込先が分かんないんで、↓にメールして教えて頂きたいと思います。 
yumenoasuka@cow.livedoor.com  
 
お互い本名がバレそうですが、それは二人だけのヒ・ミ・ツってことで一つ。。(^^;; 

飛鳥21世紀-321公開 

2ちゃん飛鳥スレhttp://pc7.2ch.net/test/read.cgi/pc/1111550971/l50 
にも貼りましたが、一応こちらにも貼っておきます。 
 
飛鳥人の皆さんに評価して頂けると幸いです。 
           
 
      飛鳥21世紀-321 
(カタカナは以前に置いたことのない位置に置いたカナ、 
 _はズレをなくし表を見やすくするためのものです。) 
 
       アンシフト 
A_S_D_F_G____H_J_K_L_;_:_] ←列 
「_ー_じ_ぶ_%____-_・_と_は_ほ_」_¥ 
き_し_う_て_び____ゆ_ん_い_か_た_エ_BS 
ば_み_に_ぎ_ひo___ゃ_っ_ょ_ゅ_め_, 
 
(右端の「¥,」は10キーと合わせて¥3,500等が打ちやすいためです) 
 
       左シフト 
A_S_D_F_G___H_J_K_L_;_:_] ←列 
ゴ_ケ_ド_ぁ_ぅ___ぇ_ぃ_よ_ふ_!_)_ 右端の_は本物 
だ_チ_あ_り_ぉ___ず_る_す_ま_で_げ_ESC 
ぜ_ひ_セ_ネ_ヴ___や_が_、_。_?_/ 
 
       右シフト 
A__S__D_F__G___H_J_K_L_;_:_] ←列 
(__べ__へ_へo_&___ぢ_~_そ_こ_ぞ_ザ_無 
わ__お__な_ら__づ___ボ_く_の_レ_サ_ろ_BS 
ふo_はo_ぐ_ほo_*___む_を_ツ_も_ヌ_無 
 
尚、英字記号と小指シフトの英字の全角半角はIME側で設定します。 
 
 
下は姫踊子草の配列ファイル用のテキストです。ファイル自体をHPに 
置ければ、こういう双方ともややこしいことをしなくて済むのですが。。 
 
やり方は、設定→配列のカナ配列で「複製」をクリックして下さい。 
「ファイルに保存」が出ますから、「asuka-321.hmo_kana」とかの 
名前を付けて保存してください。 
そのファイルを設定の画面で開くと「複製」のタグが「編集」に変わります。 
 
そこを押すと、メモ帳が開きますから、下のテキストをコピーしたものを 
Ctl+AとCtl+Vでも使って貼り付けて上書きすると配列が更新されます。 
 
後は再読み込みさせるか、一旦お姫様を終了させて再起動させると321が使えます。 
 
-------------------------------↓からコピー---------------------------------- 
visible=1←この行は常に先頭に置き、かつ削除しないでください。 
DraftData=1 
' 
' 飛鳥21-321.hmo_kana 
' http://shizuoka.cool.ne.jp/izubekkan/asuka.htm  
' 
'表=単独:裏=同手親指同時打鍵:逆=対手親指同時打鍵:小=小指 
TypeModeDefault=8 
MultiDownHold=LR 
'シフト無し 
= 
12345 7$2$1$5$4 
qwert 「$ー$じ$ぶ$% 
asdfg き$し$う$て$び 
zxcvb ば$み$に$ぎ$ぴ 
 
67890-^\ 6$9$8$0$3$.$,$* 
yuiop@[ -$・$と$は$ほ$」$¥ 
$」$¥ 
hjkl;:] ゆ$ん$い$か$た$え$退 
nm,./_ ゃ$っ$ょ$ゅ$め$, 
 
'逆=対手親指同時打鍵 
=R * 
12345 !$"$#$$$% 
qwert ($べ$へ$ぺ$& 
asdfg わ$お$な$ら$づ 
zxcvb ぷ$ぱ$ぐ$ぽ$* 
=L + 
67890-^\ &$'$*$¥$/$+$_$| 
yuiop@[ ぇ$ぃ$よ$ふ$!$)$_ 
hjkl;:] ず$る$す$ま$で$げ$避 
nm,./_ や$が$、$。$?$/ 
 
'裏=同手親指同時打鍵 
=L + 
12345 {$[$]$}$゛ 
qwert ご$け$ど$ぁ$ぅ 
asdfg だ$ち$あ$り$ぉ 
zxcvb ぜ$ひ$せ$ね$ヴ 
=R * 
67890-^\ 却$却$゜$>$<$=$^$却 
yuiop@[ ぢ$~$そ$こ$ぞ$ざ$却 
hjkl;:] ぼ$く$の$れ$さ$ろ$退 
nm,./_ む$を$つ$も$ぬ$未 
 
'小指シフト入力。 
=H 
12345 !$"$#$$$% 
67890-^\ &$'$.$,$~$-$~$| 
'小指シフトによって英字非シフトの文字を入力するもの。 
@[;:] F;M@$F;M[$F;M;$F;M:$F;M] 
,./_ F;M,$F;M.$F;M/$F;_ 
-------------------------------↑までコピー---------------------------------- 

MEになったme

皆様、ご無沙汰でした。 
 
私の音声入力についての記事に疑問が呈されていたのですが、 
こっちのほうは、もう何百時間も考えちゃったので、書き始めたら 
数十時間は掛かりっきりになるのが分かり切っているので 
今回は短い方のお話。。 
(とか言っても私のことですから、それなりには長くなるでしょうが) 
 
さて先日、画面ばかりで読んでいないで、たまには本でも読もうかと、 
ブックオフに寄ってきました。 
何たって、配列作者はビンボーですからね。。 
 
すると、同じ建物にハードオフってゆーのもあるじゃないですか! 
メーカー製のジャンクPCも数千円とかであったのですが、 
ソフトは付いてないし、相性とかもメーカー製はうるさそうなので、 
自作するのがいいと思って、ジャンク部品のコーナーに。。 
何々?ATX電源付きケースが1500円だって。。 
とりあえず買い! 
 
でも私はハンダ付け経験は大量にありますが、PCの自作経験がないので、 
ここは地元の高校時代のお友達に相談。 
 
彼は当時からジャズのウッドベースを弾いていたんです。一方私は 
小学生のころから秋葉原通いをしていた、元祖アキバ系なんです。 
ちなみに彼とは、高校のときに私の方が真空管アンプを組んであげた仲です。 
 
でも、こっちは回路を組んだり作ったりは理系の才能とは別物とわかったので、30を 
過ぎた頃から、半田ごてやテスターなんかにはあまりお世話にならなかったんですね。 
まあ、伊豆に行っちゃったので、秋葉に通うのがどんどん億劫になってきたという 
こともありますが。 
 
で片や彼の方も、音楽の才能には見切りをつけて、今や十年選手の 
PC自作ヲタになってたんです。 
 
で、彼によると、私のように動画に興味がなくて2000やMEを 
快適に走らせるくらいのヤツなら、買ったケースを含めても 
中古部品で組めば一万円にもならないでできると言うんです。 
 
何たって、128Mのメモリーは600円で売ってるというし。。 
2枚で256にしても、1200円! 
ゲゲッ!こっちはマイコンのときは5万で64K、95の時だって 
64Mを4万で買ったりしたのに。。 
 
Celeronの776ならファンも付けてタダでくれるというし、残りも速いと 
定評のある中古パートをジャンパラで調達してくれると言うんですね。 
 
持つべきものは友達ということで買って来てもらったら 
二時間くらいで、ついでに組んでくれちゃいました。ラッキー♪ 
 
めでたく起動が95のIBMのは二分半掛かっていたのが、 
なんと三十数秒になりました。 
 
それに、市のPCと家ので持ち運びしていたのが今までは 
フロッピーだったので、プロジェクトD(uga..w)の画像が 
家では見られませんでした。 
それが、USBのスティックメモリで簡単に持ち運べるようになったのも 
大きいです。 
これは、出始めの頃に32メガとかで数万円していたものが、先週 
128Mを1700円くらいで売ってたのを発見して即買ったものです。 
こっちは珍しく新品でしたが。。(^^;; 
 
肝心の親指エミュもキビキビして気分よく打てるようになりました。。 
 
 
しかし、ここで大問題発生! 

MEでアンビバレンツになったme。。 

と、久しぶりにこの単語がUジローさんの記事で使われていたのを 
見たのでパクってみました。 
 
で、なにがアンビバレンツかっつうと、姫踊子草とHPにある 
ヒュンQのどっちを使うかということなんです。 
 
意外だったのは文字入力もハードが速くなれば快適になるということでした。 
 
しかし、Qは数字段が使えないんです。数字段を打つと何も出なくなって 
それ以降は「ん」を打とうとするとYと、JISカナの位置の英字が 
出てしまうのです。そうなるとIMEを一旦切って入れなおさないと 
日本語が打てません。 
右の数字キーを使えば避けられるのですが、あそこは遠いので 
ついつい最上段を打ってしまい、直すのに手間取ってしまいます。 
数字段にしかない記号も使えませんし。。 
 
新しいQにすれば、こんな問題は起こらないのですが、そうすると 
肝心のシフトの連続が利かなくなるし。。 
 
それを除けば、動作はキビキビするので以前よりはかなり 
打ちやすくなっています。シフトの連続が利いたり利かなかったりは 
従来どおりですが。。 
 
でも数字段が使えないのは困るので、95ではうまく働かなかった 
お姫様をDLし直して試してみました。 
 
さすがに、鈴見咲さんの努力の甲斐があってシフトの連続は完璧です。 
以前のものではやりにくかった配列の変更もやりやすく改良されています。 
 
 
ところがここでまたまた大問題が。。。 
 
小指シフトで出るはずの英字が出てこないんです! 
つまり小指シフトのJを押すと、こっちもその位置のJISカナの 
「ま」が出ます。ですから、ここのJは「じぇー」で変換しています。 
 
1.つまり、Qと違って姫は数字段はちゃんと出ますが、英字が出ないんですね。 
 
2.また、細かいところでは@表の」を出そうとすると「姫踊 
子草が原因でエラーが発生しました。姫踊子草は終了します」 
と毎度言われて、JISカナの配列になってしまいます。 
 
上の閉じカッコもついつい@を打って終了されてしまいました。。。(^^;; 
 
しょうがないで@の逆の)を変換して」を出しています。今も。。 
@の裏の「ご」もちゃんと出るのですが、表の@を打つとエラーに 
なってしまうというわけです。 
 
3.ファイル→開くからの一連の操作(Alt+F→О/S/A)など頻繁に 
使うキーポードショートカットのО/S/A等の部分が利かない。 
(Alt+~)の部分は利きますし、Ctl+~も普通に利きますが。。 
 
これは配列換えやこういう文章の推敲で頻繁にこれらのショートカットを 
一日に無数に使う私のような人間には不便でたまりません。 
 
仕方がないので矢印キーやマウスで選択することになります。しかし 
これはホームポジション原理主義の人間にはとても耐えられません。 
Window3.1とJISカナで打っていた時代から普通に使えていたものが 
(私にとって)最新のもので使えなくなるのですから堪りません。 
 
ただ、IMEを切ったり姫を終了すればこれらの機能は普通に使えます。 
 
というわけで小指シフトで英字が出ないのと@キーの表を打ったときの 
強制終了とキーボードショートカットが使えない問題に耐えられるのなら、 
「シフトの連続が完璧で数字段が使える」(←また、終了してしまった。。) 
という点で、お姫様がQより遥かに上なのですが。。。 
 
「数字段が使えず打つとそれ以後日本語が書けなくなってしまう」という 
不便さに耐えるなら、フリーというメリットもあわせてQを選ぶという 
究極の選択に迫られているというわけです。 
 
でも、今これをお姫様で打っているのですから、やはりお姫様が好き♪かも。。(^^;; 

というわけで、鈴見咲さんに質問! 

日ごろから飛鳥の対応にご苦労していただいて有難う御座います。 
 
鈴見咲さんもMEをお使いのようですが、ご自身では上に述べたような不具合は 
なかったのだと察しております。 
しかし、私のような問題が生じているMEのユーザーは今までいなかったのでしょうか? 
メールなどで、その種の質問はありませんでした? 
 
つうか、やっぱ中古パートで組んだ自作PCだから起こってるんでしょうか。。 
って、他のアプリは皆んな普通に動いているのですから、それはないと思うのですが。。 
 
あと、質問ついでにもう一つ 
 
私は文字キー全体をKeylayを使って一個右に動かしています。 
(上の問題は姫でもQであっても、Keylayのオフ時にも同様に起こるものです)


これは、最下段のキーの位置が私のキーボードでは親指シフトがやりにくいためです。 
 
また、Aキーをエンターに、Qキーをコントロールに、Zキーを小指シフトキーに 
右AltキーをBSキーにして、日本語入力中は一切ホームから手がずれないように 
しています。 
 
デフォルトで親指シフトがしやすいキーボードなら、タブキーにコントロール、 
英数キーにエンター、左シフトキーはそのまま、コントロールキーに英数キーを 
カタカナキーにBSを割り付けることになります。 
右のでかいエンターキーは数字キーのエンターキーで代用できます。ですから 
もともとホームに手を置いていると届かない右に2個もエンターがあるのは 
無駄なので、エンターに比べて使用頻度の少ないタブキーを、でかい方の 
エンターキーに割り付けます。 
 
文字入力でなくても、マウスを右手に持って「はい」を選択するとき 
など、左のホームに置いた手で、小指を外側にずらすだけで打てる 
エンターは便利なものです。マウスから手を離してエンターを右手で 
打ったり、マウスを動かして「はい」まで移動するのは英数キーの 
エンターに慣れると、死ぬほど面倒になるんですね。 
 
 
また、多用する窓の切り替えの「Alt+タブ」が右手の親指 
と人差し指でサクっとできるのも、また気分がいいものです。 
 
こうすると、yfiさんの動画のようにせっかく手の移動が殆どない飛鳥なのに 
上に述べた多用する機能を使う度に、手が大きく動く弊害がなくなります。 
慣れるとこれなしでは打つ気になりません。 
 
そのくらい、上記のキー位置の変更は不可欠なんです。 
 
ですから、右手のキー全体を一個右に動かす機能をつけられている 
姫踊子草ですから、上のような変更も可能だと思うんです。 
 
でしたら、将来的課題として、「飛鳥(Ray?)推薦機能キー変更」と 
して、上記のような機能を姫踊子草に付けていただけたらと思います。 
 
この機能は飛鳥だけではなく、ニコラでもローマ字でも有用なものですし。 
姫踊子草の「2文字キー同時打鍵での機能キー」あらら、また終わった。。(^^;; 
 
もアイディアですが、一般的には単独キーを打ちやすいところで 
打つほうが入りやすいと思うので提案してみました。 
 
それに、Keylayのパスワードをなくしちゃった私もそうなのですが、 
姫踊子草とKeylayの両方を入れるのは費用も倍かかりますし、初心者は 
入りにくくなりますからね。。 
 
まあ、Keylayほど本格的でGUI的でない、テキストベースの変更だったら 
あまり開発に手間が掛からないかも知れません。 


そうでしたら、シンプルなヤツでもいいので、姫踊子草には機能キーの 
配列換えの機能も持たせたほうが、姫踊子草の売りも一つ増えると思い 
ますので、検討していただけたらと思います。 
 
で、私のほうはとりあえず両方使うとして、姫踊子草の方は 
何とか英字とエラーの問題が解決できてからにしたいと思っています。 
 
 
以上、今日の記事は九千五百円PC(@スティックメモリを除く) 
での初カキコでした。 
 
あっ、Uジローさんの情報とMEとスティックメモリのお陰で 
ブラウザをオペラにできました。これ、いい感じですね♪

月の「手指のバタバタ感」を緩和してみる。 


 Uジローさんの↓の「現在、使用中のMy配列について雑感」を読みました。 
 http://ameblo.jp/ujiro/entry-10003055044.html  
 
さすがに前半の「一打鍵一字」は中指・薬指シフトの月では無理なので、 
後半で言われていた「バタバタ感」を飛鳥的発想で少し解消してみます。 
 
まず、超頻出の「です」の運指がLRZと後半が左連打の飛躍になっている点を直します。 
これは簡単で、「で」を今のLRからSKにして、「です」をSKZとします。 
こうすると語尾のもう一方の巨頭、「ます」のSHZの左右左の交互打鍵と同じ 
交互打鍵になって統一性が出ます。なにより「です」が打ち易いことは大切です! 
 
「で」が右で終わることによって、「でん・でい」が右連打になりますが 
幸い漢音の「でん」は「電気・電子・遺伝・伝統」など一部の分野を除いては 
意外と登場せず(2ちゃんデータランキング外です)「でい」は「泥」の音読みの 
「汚泥・拘泥」くらいで滅多に登場しません。 
 
 
で、「で」のあったLRはSKを追い出された「ぼ」を置きます。こうすると 
「ぼ」の主要な連接「ぼう」がSKJとKJの右連打から、LRJの交互打鍵と 
なり、運指の改善となります。 
出現率的に言っても、「ぼ」は0.2%と「で」の1/7くらいですから 
ホームのSKはもったいないので、LRが相当します。 
 
半拍で素早く打つ必要があるのに遠すぎるTの「ょ」は、Xの「を」と入れ替えましょう。
「を」は助詞のみの使用ですから、打った後指を戻す時間が十分とれるからです。

あとはっと。。。あっ、月の配列替えはそちらの仕事でしたね。。(^^;;

ええ!?「ある清音のシフトはその濁音」の月の規則はどうなるですって?? 
 
だから、それ捨てましょうよう!もう腐るほど言ってますが、「テスト」くらいにしか 
使われない「てす」は、RZのようにどんな打ちにくい運指でも構わないんです。 
でも、「です」の運指は大切なんです! 
 
また、平均的なカナ「せぜ/こご/さざ/くぐ」のような普通のカナの清音対濁音の 
比10:1くらいに対して、「た:で」は2:1と「で」は頻出する重要な濁音です。 
ですから、2打鍵というディメリットがある「で」では少なくとももっと打ち易い 
運指を与える必要があります。 
 
結局、清音濁音同一キーは覚える時間が一時間短くできるくらいで、後は一生その 
単純な規則のお陰でその配列が打ちにくくなるのですから、もうやめません? 
 
1/10秒以下で「指にカナの位置の指令を出す」打鍵では、表にそのカナの清音が 
あろうとなかろうと、そんなことは考える時間がないのですから。 
 
 
私なんか飛鳥を作るとき「打鍵に無関係なカナの表面的の規則性は無視する」 
のが当たり前と、何の疑問も持ちませんでした。 
ですから最初から、濁音はその濁音を含む言葉が打ち易い運指になるように 
配列して、その清音側がどこにあるかは考えませんでした。 
 
(でも、後になるとsunicomの方に書いたように清音濁音は関係があるので 
同一キーには載せなくても、同じ側や対象側に置くなどして、バラバラに 
配列はしていません。) 
 
ニコラやトロンがその規則のせいで?コケた前例があるのに、月のような新しい 
配列を作るのに、なんでそんな無意味な規則に拘泥するのかが私には分かりません。 
 
さて、こうなると配列の自由性が出てきますので全体を並べ直す必要があります。 
上の「です」はインスタントな例ですから、実際はもっと複雑な思考が必要になります。 
 
こういうことを「あちらを立てればこちらが立たず」をものともせず、 
数千の単語や言い回しでやるとかなり打ち易くなるでしょう。 
 
あっ、こういうのコンピュータでやるの無理です!あの人達、 
「自分でああだこうだと発声しながら打鍵して考える」 
っていう、配列作りの基本の基本が全然出来ませんから。 
 
しかし、月には「手指のバタバタ感」をなくせない原理的な要因があります。 
 
それは、一打で打てるホームキーの8個の使用率が月のシフトでは 
どうしても高く出来ないからです。月ではシフトに4個取られているので 
一打で打てるカナは4個しかありません。 
ここに「AはFとJう;き」が乗っているので、14%弱が現状の月です。 
8個のホームキー上に24個の殆どが出現率1%以上のカナが乗っている 
飛鳥では、一拍で打てるホームキーの使用率が60%くらいになります。 
その結果、指がバタバタしません。 
 
またホームキー使用率の高さだけではなく、ニコラやトロンと違って飛鳥では 
漢音の2/3音目の「ういんちきつく」が全てホームキーの表か裏にあります。 
 
そのため素早く打てるだけではなく、複数音節の漢音の後半が全てホームキーに帰結す 
ることで、次のカナがどの段でもその位置に指が飛躍を含まずスムーズに移行できます。 
 
また、大和言葉でも「ういんちきつく」の使用率は高いので、「しなありでまわかた」 
のような他のホームキーのカナの存在も手伝って、ホームキーのみで打てる 
頻出する長い言い回しや単語が多くなっています。 
 
同指の飛躍はどの配列でも避けられていますが、交互打鍵では左下段と右上段の 
ようなものは飛躍とは考えられていません。しかし、これもバタバタ感につながり 
ますので、上下段を含んでも音節の最後がホームキーに帰結することは大事です。 
 
ちなみに、飛鳥ではこういう理屈を考えて配列したのではありません。 
スムーズに打てている理由を分析すると結果的にこういう理屈があった 
だけで、一つ一つの言葉の運指を打ち易くしていった結果に過ぎません。 
 
ということで、飛鳥とは言いませんが、月も親指シフト化しません? 
クロスシフトは頭がややこしくてタイミングが難しいというのなら 
同手シフトだけでも取り入れたら面白いと思います。 
 
何しろ、親指は最も強く酷使に絶える指で、その上その 
親指の真下には余り使う人のいない無変換・変換キーが、 
「親指のホームキー」としてあるのですから。 
 
 
なお、前にUジローさんが言われていた飛鳥の問題に回答します。 
つまり、「シフトのカナの後に同じシフトが続くか分からないので 
シフトを離せずに、シフトミスしてしまう」の件です。 
 
でも、シフトの連続って最初から全部をやろうとするのはまずいです。 
 
「ます。です。ですが、ますよね。」など語尾関係は頻出しますし 
特徴がありますから覚えられますが、出現率の低いものでもシフトの連続 
は沢山あります。そんなのを全部一々覚えていて打つのは私でも無理です。 
 
飛鳥で打っていて、どんどん速く打てるようになると「自動的にシフトが 
連続するものはシフトを離す前に次のカナを打ってしまう」状態が生じます。 
次が同じシフトでないときは、そのシフトを離すのも自動的に出来るようになります。 
 
でも、初めて打つ文字列でもシフトの連続ができるのは私が「シフトの連続のベテラン」 
だからで、最初からベテランのように打とうとするのは間違いの元です。 
野球少年が最初からイチローや松井の真似をしていたらコーチは注意するでしょう。 
まず、素振りや走り込みを沢山やることが大切です。 
 
飛鳥でも、最初は「一字一字」をニコラと同様にシフトを一回一回離して確実に 
打つことが大切です。 
シフトは多くても打ちやすいキーで殆どの文章が打てるので、シフトの連続をしなくても 
ニコラやトロンより打ち易いはずです。 
 
なにしろ、どのカナも記号も一切迷い無く秒速2~3字で打てるようにすることが大切です。 
 
そうなったら、「同じ側のシフトは飛鳥では連続できる」ということが最初に 
頭に入っていますから、「指がズボラして」勝手にシフトの連続を始めるのです。 
 
まあ、「あらら、この文字列はシフトが連続してた。。一々離して損した」と思う 
ことは多いでしょうが、悔しかったらその文字列を数回練習すればいいんです。 
 
でも、「全部確実に暗記しよう」などと思うと挫折することが多いので、 
「そのうち指が勝手に連続するようになる」と気楽に構えるのが挫折しない 
コツだと思います。 
 
まして、「次の打鍵が同じシフトだと離すと損するから押しておこう」 
と考えるのはシフトミスの要因になるだけです。 
飛鳥だって、同じシフトが連続するのはシフトの2~3割くらいで、 
大部分は連続しないんですから。 
 
皆さん、ローマ字で打鍵するときに指の最適化とかロールオーバーとか言われ 
ますが、そこに至るまでにローマ字で打った時間の総計を考えて下さい。 
 
飛鳥のシフトの連続もその手の「隠し技」なのかも知れません。 
あまり特長として表に出すと、挫折する人が多くなるので 
この辺は私も気をつける必要があるようです。 


>Uジローさん
あと、少し古い記事のレス。 
 
ううん、宮代氏のことは同感です。 
私も昔、彼の本を読んだのですがやはり期待はずれでした。

最近はラジオやテレビで彼の発言をよく見聞きします。 
でも、事前に何か格好いいユニークっぽい予告があるので 
楽しみにして聞くと、中味は羊頭狗肉、大したことが 
ないことが毎度ですからね。 
 
週刊誌の吊り広告と同じで、惹句作りが旨いので 
楽しみにしていると、内容スカスカ。。。 
難しい衒学的な表現や思想家の名前を引き合いに出して 
思想素人を煙に巻くのもよくやりますしね。。 
 
そういうのがまずいのは、百年前とかに漱石先生が*「私の個人主義」で 
とっくに喝破しているのに、未だに多いんですよね、あの手合い。。 
(*お読みとは思いますが、ネットでは青空文庫で読めます)
 
私は宮代氏のことを「思想界のコピーライタ」とか「吊革広告評論家」 
と密かに呼んでいたので、今回の記事には会心を叫びました。 
 
しかし、Uジローさんがシモネタから今回のようなものまで、守備範囲が 
広いのにはいつも驚いています。理系文系両刀遣いは前も言いましたが。。 
 
面白いし何と言っても深い!物書きに転向すれば絶対売れそうです。 
 
あっ、それ狙ってあんな沢山、毎日ブログ書きしてるんですかあ(゚〇゚;)! 
 
それと文字化けの件、ご心配いただいてどうもです。 
あれは、例えばそちらの記事の 
>そういえば、最近、配列ネタを、全然書いていない。 
をコピペしますと↓になります。 
縺昴≧縺・∴縺ー縲∵怙霑代・・蛻励ロ繧ソ繧貞・辟カ縲∵嶌縺・※縺・↑縺・・ 
 
でも、原因分かりました。 
ブラウザがネスケだとこうなるんです。 
以前の記事はそうならなくて普通に見えてたので 
アメブロの離乳が原因みたいです。 
 
IEで記事を開いてそこからコピペするとちゃんとできるので長い 
引用をするときはは、面倒ですけど、IEで開くしかないみたいです。 
 
何だか知りませんが、今時ネスケ対応は必要ないと、 
離乳の時アメブロが判断したんでしょうね。。 
私、IE大嫌いなんですが。。 
 
きっとネスケも新しいバージョンならコピペしても 
文字化けしないのかも。 
古いのをいつまでも使っている俺が悪いのか。。。 

音声入力について。。これで終わりにしません??(^^;; 


 まず、前回の記事でみかげさんのことを「実際に音声入力を試していない」と 
いう前提で書いてしまったことをお詫びいたします<(_ _)> 
 
Uジローさんの所にあったリンク先のドラゴンスピーチのページを保存して、 
家で読んだらどうもみかげさんは音声入力の実践者であることが分かりました。 
家からネット出来ないので、制限時間のある外のPCで読んでいるためなかなか 
自由に検索できない故のミスであったことをご理解下さい。 
 
また、みかげさんは私が初めてやり取りした音声入力の実用性を音声入力で

書かれた文章で 実践されている方なので、その点でも実践を重視する私と

しては、前回の 記事で失礼があったことをお詫びします。 


ドラゴンスピーチの記事の方は、私も同感することが多かったです。 
また、ハンドビジーの現場での実用性は私も考えていたもので、 
障害者もそうですが、状況によって入力の選択肢が増えることは 
良いことだと私も思います。 
 
下で触れているように、ネット上で実際音声入力で書くことはその実用性を
本格的に証明するもので、それをしているのはみかげさんだけかも知れません。
これは、ご自身は意識されていないかも分かりませんが、とても意味が
あることだと思います。
 
これをきっかけにドラゴンスピーチが一般にも大量に売れ出したりしたら 
あの会社は原稿料を払うべきでしょう。 
会社なら、一般に普及させようとしたとき雑誌広告の一隅にでも、 
みかげさんのHPやブログのURLを実践者の例として書けば、 
関心がある人は見ます。 
 
そういう所での広告の威力は大きいんですね。ネットの時代と 
言っても、ネットは広すぎますから、紙媒体がガイドすることが 
重要なんです。それ、できるのは企業だけですからね。 
 
 
なお、下の記事はそちらの記事を読んでいない時点でのレスですので、
書き直そうとも 思いました。 
しかし、何しろ500行超あるので、それをやるとまた追加とか 
もして、十時間とかかかりそうなのでやめておきます。 
 
国語の授業のようになっていて、貼るのも失礼かとも思いましたが、 
逆にせっかく長い文章で私の記事に対する疑問を書かれていますので、 
答えないのも失礼と思い、敢えて貼ります。 
 
しかし、こういうの長いのを書くのも「相手が人間」なので出きるもので、機械相手 
では絶対にやらないことです。また、話すのとは違って指を動かして済むことなら 
打鍵で済むわけで、↓のようなのを、(熱帯夜で眠れなかったお陰で)徹夜で話して 
入力するのは絶対無理だし、やったら聞いてる人に電波と思われること必定です。 
 
では、始めます。 
 
なお、>で始まる引用は、私の以前の記事の引用で、 
>>で始まるものはみかげさんの記事の引用です。 
 
>>もしみんなが発声自体が面倒と思っているならば,カラオケなんて 
>>流行らないはずです.音楽を聴いて,思わず歌詞を口ずさむ行為など 
>>もありますが,このような行為も説明がつかなくなります.少なくとも, 
>>発声に対して,そこまで面倒と思う人はそう多くないのではと考えます. 
 
 
「音声入力での発声」について「機械相手に発声するのは(指で打てる以上)面倒」 
と私が言っているのに対して、カラオケの例を持ち出すのは適当ではないと思います。 
 
私が、「音声リモコンでザッピングしようとは思わない」と言いましたから、 
少し考えていただければ、このような例は出てこないと思います。 
 
リモコンや文字入力は単なる「手段=操作」に過ぎず、それ自体は 
雑用です。それに対してカラオケは中味は考える必要もないし、歌詞や
歌うこと「自体を楽しむ」 もので、操作とは本質的に異なります。 
また、歌を歌い聞かせるためには「発声」する意外の手段がない 
ことも、私の出した例とは異なります。 
 
音声リモコンの例が分かりにくかったようなので、もっと分かり易く言います。 
 
つまり、リモコンの有用性を言うのに「指を少し動かせば済むことを 
数歩歩いて一々テレビを操作するのは面倒」という主張があるとします。 
 
これに対して、「そんな数歩の歩行自体が面倒だと思っているならば、ウォーキング 
やジョギングなど流行らない筈です。何千何万歩も歩いたり走ったりするんですから」 
と言っているのに、カラオケの例を出すのは等しいのではないでしょうか。 
 
同じ「歩く/走る」という動作でも楽しみでやるスポーツと仕方が無くやる 
雑用での中では全く違うのです。 
「歩行」という形だけの、それをやる場面や動機などの内実を考えない 
単純な比較はおかしな結論を導くものです。 
 
つまり、音声入力での発声はあくまで機械の操作なので、これと歌やお喋りの 
ように人間相手に楽しみでやる発声とは同じ「発声」でも、全く内実が違います。 
音波としての「形」は同じなんですが。。 
 
それに、そちらでカラオケを出したことは、私が以前の記事で 
下のように書いているのを忘れての発言だと思います。 
 
 
>要するに、喋るのは必要が無ければ面倒で仕方ないのです。  
>喋るのは人間相手なので話題がはずんだり、笑ったりの内容に興味がある  
>と話すのは苦ではなく、逆に楽しいエンターテインメントになります。  
 
発声に楽しい面があるのはここでも言ってますが、改めて言うまでもないはずです。 
誰でもそういう経験はありますし、テレビでサンマさんやツルベさんが話している 
のを見ても、両者とも話すのを楽しんでいて、決して面倒そうではありません。 
出る人が話すのが苦痛だったら、それをTVで見ても楽しいはずがありません。 
 
そんな分かり切ったことを書きたくはなかったのですが、 
今回のように誤解する人がいることがネットでは多かったので 
上引用のの下二行のような「発声の娯楽性」を加えたのです。 
 
結果、内容の少ない割に私の文章は長くなるんです。 
それでも、理解されないので、こういうもっと長いのを書く羽目に。。 
 
歌詞はよく打つので歌のことも書こうと思ったのですが、無限に長くなるのでやめました。 
しかしこちらがいくら詳しく書いても、読む方が忘れてしまったら仕方がありませんが。。 
 
歌も勿論エンターテインメントです。また、オバチャンの世間話が 
発声を抜きに成立しないと同様、カラオケで歌うのも「発声」そのものを 
楽しむもので、指を動かしても「歌え」ませんし、手話でやっても 
(健常者にはですが)面白くないでしょう。 
 
でもカラオケも、機械相手じゃないからできるんじゃないでしょうか。 
昔、まだカラオケはスナックで歌うものだったとき私も少し凝った 
ことがあります。 
 
でも、あれ人前で歌うという前提があるからはまるんですよね。 
カラオケ屋に一人で行く人もいるみたいですが、それも発表の場 
があるから練習しているので、一緒にカラオケが歌える仲間が 
一人もいなかったら、練習する気にもならないでしょう。 
 
仲間とは一切カラオケをやらないで、でも「カラオケボックスで一人で歌う」 
のが趣味っていう人は滅多にいないでしょう。 
また、いたらいたで結構引くものがあるんじゃないでしょうか? 
 
(私は練習のため、マイクとLDプレーヤーを買い込んで家で一人で練習しました。 
 しかし、さすがに自分でも気持ちが悪かったので、三日くらいでやめました。 
 近所に聞こえそうだったこともあります。カラオケの練習はそういう風にでも 
 しないとできなかった、まだカラオケボックスのない頃のお話です。) 
 
 
どうも、カラオケを引き合いに出したのは「発声そのものが目的の楽しみ」と、 
打鍵のように「指の運動という他の確立したもっと楽な手段がある」 
「そのものが楽しみではない機械操作」とをゴッチャにした失敗のようです。 
 
(でも、飛鳥は打鍵自体がある程度楽しくなるようにはしていますが。。) 
 
私の主張は「誰もテレビを音声リモコンでザッピングしようとは思わない」 
という前回の記事に集約されています。 
 
人間相手以外は「手などの動きで済むことに一々声を使わない」ということです。 
逆に機械を前にしても、つながっている相手が親しい「人」ならテレビ電話で話すのも楽しいのです。 
リフォーム詐欺や オレオレ詐欺相手では普通の電話でも、答えるのさえ面倒でほとんどの人は 
無言で切るでしょう。 
それに応えてしまうお年寄りは「人との会話に飢えている」のかも知れません。 
また、そこで起こる人との交流の会話中の発声は、これも楽しみの部分があるから 
ついつい相手の話を聞くことがあるのかも知しれません。 
しかし、これは脱線になりますのでやめてっと。。。 
 
とにかく、マイクや電話に向かって「話している形」が同じだからと言って、 
上のように相手が違うとその内実は全く異なったものになります。 
ですから、相手が結果的に文字で読むものなら、楽な方の原始的な「手と指の動き」 
で済ませたくなるのが人間と言うものです。 
とにかく、「話す」というのは人間の最後の進化で最も複雑な発声器官の 
総合を要求するので、機械相手にするには勿体ないし、かったるい筈なんです。 
 
前々回書いたスーパーの例もそうで、「カード使いますか?」の毎度の問いには、 
「はい・いいえ」と声で応える人は滅多にいなくて、カードを出すかクビや手を 
振るだけで済ませるものです。 
 
つまり、スーパーのレジ係は客にとっては「家族・友だち・同僚」などのような 
永続する関係も、これから付き合う発展性もないので、人間扱いしていないのです。 
これは、いくら店員相手でも失礼なのですが、周りがみんなそうなっているので、 
モノ扱いのようになりますが、社会的に許容され標準になっているのでみんな 
やっているわけです。 
 
しかし、観察してると外人はこれやりません。ちゃんととレジ係の人にも笑顔でThank you. 
と言ったりします。外人と言っても横須賀の米兵の奥さんなんかなので、日本人と殆ど交流が 
ないし、日本に長くいるのでもないので、向こうの文化そのまんまなんです。 
 
これは、そう言わないと許されないのが向こうの社会だからで 
日本も昔はそうだったのです。でも、「赤の他人はいないと同じ」という考え 
が浸透した結果、レジの人に「有り難う」とか一々言ったら「変な人」だと 
逆に思われるので私も言わないんですね。話すの面倒ですし。。楽な方が 
標準になると、流されるが人の常。。 
 
そういえば、上大岡の事件じゃありませんが、私も最近、人混 
みでぶつかったりしても「スイマセン」言わなくなってますね。 
 
皆んながそうだと自分だけ言うと浮くので、軽くぶつかったくらいでは 
自分も黙ってます。若い頃は必ず言ったのは、そういうのが当たり前だった 
からで、そうなったら、「発声が面倒」なんて言ってられません。 
人にどう見られるかが、少しの手間より大事なのが人間社会ですから。 
 
 
で、個人商店などでは相手が何か言ったら返事をしないと不自然に感じます。 
これは、相手もこちらを人間として扱っているからで、永続性とかは置いても、そういう態度 
で相手に来られたら、こちらもジェスチャーだけで応えるのは失礼と感じるからでしょう。 
 
 
>だって、打鍵なんてチンパンジーでも言葉が分かれば、大きめのキーボードを  
>与えればできそうなくらい粗雑な作業で、人間が数十万年とか前から持っていた  
>能力できっと十分なんです。  
 
>>キーが10個程度なら出来るかもしれませんが,1つの指に 
>>4~10個のキーを割り当てて,タッチタイプするのは無理でしょう. 
 
ええと、チンパンジーでも」は比喩的なレトリックで何もマジにいっているわけじゃありません。 
「反省なら猿でもできる」の類の表現なんですけどねえ。。 
何回も言うように私は文系なので文系的な表現をしているということを理解して下さい。 
 
ただ、数十万年前くらいの人間なら今のチンパンジーより器用そうなので下の方は半分マジです。 
 
でも「できそうなくらい」「『きっと』十分」と書いたので推測に過ぎないのは分かると思いますが。。 
   ↑みたいなのを書くのは今回のようなツッコミを防ぐ意味もあって、文系の読書を沢山して 
いる人だけが相手なら、長くなるだけで当たり前なので普通書かないのですが。。。 
 
「ここはマジ、ここは読み物としての遊び」と区別して突っ込んでくれると助かるのですが。。 
 
>>キーボードをタッチタイピングすることも,それなりに大変ですよね. 
>>出来ない人が多くいることがそのことを証明しています. 
 
「出来ない人が多くいる」のは「大変」という証明には何らなりません。 
また読み書きの習得のように、「出来ない人が殆どいない」ことも、 
「大変ではない」ことの証明などには決してなりません。 
 
多くの場合「あることが出来る人が多くいる」のはそのことがその社会では重要 
だということを示しているだけで、「出来ない人が多い」のはそれがその社会で 
余り重視されず、従って教育も整っていないことを意味しているに過ぎません。 
 
例えばアメリカ人などはお釣りを暗算で出せませんが、日本人は出せます。 
しかし、これはお釣りの計算が「大変」とか「大変ではない」を意味して 
はいません。アメリカ人がおバカということでもありません。 
 
単に、教育において計算がアメリカでは軽視され、日本では重視され 
時間も多く計算練習に費やされているのを示しているだけです。 
 
逆に突然「前に立ってクラスに向かって5分間何か話せ」と言われたら、日本では 
大学生でも出来る人は少ないでしょう。向こうでは、中学生なら殆どが楽にこなします。 
 
これは向こうの教育では「自己表現」に大量の時間を費やしているからで、 
よく言われるように「日本語や日本人は自己表現が苦手だから大変だ」と 
いうことではありません。 
言いたいことを言ったり書いたりは、日本の国語や英語の授業では殆ど 
求められないし、やり方も教育されないからです。 
 
(作文はあっても、仮にある生徒が郵政民営化に一番興味があってそれを一番 
書きたくても、そんな無味乾燥なものは作文とは多くの場合認められない。 
英語に至っては、私は中高大で、一回も!内容を自分で考えた文章を言ったり 
書いたりすることを求められたことはない!) 
 
また、大変というのも「大変」の定義をしないと言えないでしょう。 
一生毎日のように使えるものの習得をする際に、正しいやり方で数時間~数十時間 
の練習で済むものは全く「大変」とは言えません。 
 
ですから、タッチタイプは私は全然大変だと思いませんでした。 
数時間の集中で位置は覚えられましたし、後は打っていくうちに速くなったからです。 
タイプライタの話ですが。 
それ以降のJISカナとかローマ字とかは英字の位置を覚えていたし、タッチは 
段違いに軽くて打ち易くなったので、練習した記憶も無くなるくらい簡単でした。 
 
と書くと「お前はそういう手先関係が得意な特殊な例」と言われるかも知れないので。。 
 
でもいつも言っていますが、私は手先がムチャクチャ不器用で、ペン習字なんかは 
千時間は練習しました。しかし、下手さも遅さも数十人の中で一番ビリなのは変わら 
なかったので、結局挫折して一生手書きはできない人のままで終わるのが決定的です。 
ですから、不器用な人間にとって手書きは「大変」というか、実質不可能に近いと思います。 
 
ピアノもギターもテニスも使える英語も自身の経験と周りの観察から、 
一応のマスターに最低でも千時間とか軽く掛かるのでやっぱり「大変」です。 
 
タッチタイプが出来ない人は、一度も「一切手元は見ない」と決心して、目の前に 
配列表を置いて、手探りでキー位置は覚えるものだということを知らない人でしょう。 
あんなもんは、若いときだったら鍵盤楽器の経験者だったら30分~一時間、その経験 
がなく要領が悪い人でも「手元は絶対見ない」と心に決めて4~5時間練習するだけで、 
指に英字の位置を覚えさせるのはできるのです。 
タイプライタと違って、キーボードは軽いし打ち易いですから。 
 
数時間で覚えられ一生使えるものを「大変」と言っていたら、 
世の中大変なものだらけになってしまいます。 
 
ですから、毎日一時間以上仕事でタイプする人が、タッチタイプ 
ができないというのは驚くべきことです。ローマ字が分かっていれば 
ローマ字入力のタッチタイプには数時間の練習で済むのにです。 
 
私が以前いた会社では、半数以上の日本人は手元を見て「真剣に」 
日本語を打ってました。でも、英米人はその数倍のスピードで 
「世間話しながら」タッチタイプでダッダッと英語を打つ人ばかり 
でした。(それらの英米人は国際弁護士とかだったということもあり 
ますが、それを言ったら日本人も皆んなまともな大卒だったわけで。。) 
 
しかし、タッチタイプをアメリカのように学校で教えないので、私のような 
独学好きではなく、周りも手元を見て打つ環境だと、タッチタイプの習得が 
「何か大変」なものだと、かなりの人が勘違いするのでしょう。 
 
漢字の書きなんて、日本人なら誰でも小学校以来千時間は練習しているのです。 
しかし、今の仕事は手書きではなくタイプで書くのです。 
個人的に書くものでも、ケータイかPCで「打つ」のが圧倒的に多くて、 
平均的な大人なら「書く」ことは「打つ」ことの何分の一しかないでしょう。 
 
だったら就職以前に十時間前後のタッチタイプ教育は、あるのが当然です。 
それを中学校くらいで教えず独習に任せるから、タッチタイプが何か「大変」な 
特技と勘違いされ、今のように日本全体の言葉周りの効率が物凄く落ちるんです。 
 
日本語の読み書きなどという大仰なものと比べなくても、例えば連立方程式なんて、 
中学生の時だけではなく九割の人は一生使いません。しかし、キーボードの入力は 
覚えたらすぐに使えますし、将来的には殆どの人が仕事にも個人用でも使うのです。 
そして、タッチタイプは連立方程式のマスターに要する数分の一の練習時間で済むのです。 
 
でも、こういうのも「本命は音声入力」とかいう見通しがあると文科省が確信を持って 
タッチタイプ教育に踏み切れないのかも知れません。 
それを恐れて、キーボード派の私は音声入力を無気になって否定してるんですけどね。。。(^^;; 
 
しかし、キーボード教育はローマ字とJISカナから選ぶのか??? 
 
>難しいからこそ、赤ちゃんの最初の仕事は「音声母語の獲得」になっていて、 
>それで人類は繁栄できたのです。  
>つまり、音声言語の習得を本能にする必要があるほど発声は難しいものなんです。  
   
>>音声によるコミュニケーションが無ければ生きていけないからでしょう. 
>>本能にしているのは,発声が難しいからではなく,生存に必要だからです. 
 
いや、それまで何百万年とか人類の祖先は「言葉なし」で生存して 
きたから今日の私達がいるので、言葉が生存に「必要だ」というのは 
言い過ぎでしょう。少し議論が粗雑に思えますが。。 
私はちゃんと「繁栄できた」と正確に言ってます。 
 
しかし、言葉による情報の伝達と他者への伝達と、その音声のイメージを利用して 
頭の中で「ものを考える」ことが可能になったことが、圧倒的な人類の優位性を 
確立し、他の競合する動物や人類型霊長類を駆逐したのは確かです。 
つまり、「言葉を本能化できた種が他の霊長類を 
駆逐して大繁栄できた」という方が正確でしょう。 
 
>>本能にしているのは,発声が難しいからではなく,生存に必要だからです. 
 
前回も書いたように、生存に必要でも難しくないものは、 
本能にしなくても親から子への「文化的伝承」で済むのです。 
 
これは、前回私が↓のように「火」の例で書きましたから、こういう 
誤解も本来はないはずです。そちらで抜かした下の三行も一緒に 
コピペしていたら、気づいたかもしれませんが。。 
 
>難しいからこそ、赤ちゃんの最初の仕事は「音声母語の獲得」になっていて、  
>それで人類は繁栄できたのです。  
>つまり、音声言語の習得を本能にする必要があるほど発声は難しいものなんです。  
  
>これに比べたら、人間だけの持つ「火を作る能力」を付けることは簡単すぎて、  
>赤ちゃんの本能になどになっていません。  
>この点からも、言葉=聞き取りと内容理解と発声の能力が高度なことは分かるでしょう。  
 
繰り返しますが、いくら生存に有利でも習得が容易で親や仲間から子 
への短時間の伝承で済むものなら何も本能にしなくてもいいのです。 
 
というか、すでに火を作り使うことが伝承されているのなら 
「火作り利用本能」を持つ人類が仮にできたとしても、なんら 
優位にはなりません。ですから、そういう本能がない人類も 
自然淘汰されることはないので、その本能を持った種は出現 
を必要とされないでしょう。 
(というか、火作り本能が人にあって、赤ちゃんが勝手に 
その辺のものを擦り合わせて火をおこしたり出来たら、却って 
危険なので、そんな種は赤ちゃんのうちに焼け死んで、滅亡する 
わけだが。。(^^;;) 
 
と、長く解説すれば上のような意図で、私は「火」の例を出したのです。 
火の発見は言葉と並んで人類の発展に不可欠なものです。 
火によって人類が寒い地域でも住めるようになったことだけではなく、 
煮炊きすることで、食料が大幅に豊かになったからです。 
アフリカの未開民族でも「煮炊き」してそのままでは食べられない 
木の根などを食べているから、大人数が生存できるのです。 
 
しかし、火の作り方は周りがやっているのを真似することで 
手の器用な人類は容易に習得できるので、本能化する必要は 
ありませんでした。 
 
熊の「鮭漁」も「蜂蜜採り」も本能ではありません。 
動物園育ちの熊を北海道の川に連れていっても鮭を捕ったり 
しませんし、木の洞にミツバチの巣があっても、鼻先を 
刺されながら蜜を手ですくったりしません。 
 
こういうのも、同じ自然環境の元で親や仲間から子へ継承される 
動作としては「簡単な」作業なので、本能にする必要がないからです。 
 
ううう、また国語の授業になってる。。。(^^;; 
 
 
 
キーボードが打てなくても生きていけますし,タイピングは生物的な生存とは関係がありません. 
 
ううううう。。。。私、そんなこと何も言ってませんって! 
私の書いた数行から幾つか単語を抜き出して、自分の作文を 
して出来上がったそれを自分で批判してもこちらの意見の批判 
には何もなりません。 
説明はもう略します。私の前の記事を読めば分かることですから。 
 
でも、今検索してみたら、前回の記事で私は「生存」なる言葉をただの一度も 
使っていません。そちらは、私の発言にそうあったように何回も使っていますが。 
 
ちらっと読んで、自分の頭に湧いた「相手の考えている『筈』の事柄」を 
批判する前に、もう少し正確に読み込んだ方がいいようです。 
 
>>ブログなんて最近出た媒体ですし,大企業がブログを書かせるというのも変な話です. 
>>できないのではなく,やらないだけでしょう. 
 
 
もう、とっくにアイドル関係とかビジネスに目ざとい企業は 
(多分ゴーストライター雇って?)ブログやってるでしょ? 
HPの日記も結構前からありますし。 
 
入力法は「それで書かれている文章の量と質」を見せるのが 
何よりの宣伝になるというのは、もう入力・配列周りでは共通認識 
なんじゃないでしょうか。 
 
音声入力を開発しているところは芸能事務所なんかよりもっと 
経営資源が豊富です。 
その上、ネットは何と言っても彼らには自家薬籠中のものなんですから、 
一般に普及させようとするなら、すぐにやろうと思うはずです。 
 
それに、一人をブログ書きに雇うのは、テレビなんかの広告に比べたら 
何百分の一とかの予算しか掛からないわけですから、それを大企業が 
はした金でやるのが何で「変な話」なのか、私には全く分かりません。 
 
それとも、コンピュータ関係の大企業の方が、芸能事務所なんかより 
ネットを無視するのが当たり前ってことですか? 
 
>>どうして確信したのでしょう? 
>>実際に試して判断されたのでしょうか. 
>>それとも,感覚的なものでしょうか. 
 
試す機会も、ソフトを買う資金も何もないので試してません。 
OSは95でCPUは200Mhzですし。。つうか、ネットも家でできないわけで。。。(;_;) 
 
考えを口で言うのは数分試しましたが、絶対自分にはできないと感じ
ましたが。まあ、殆ど一日中口を利くことがない私では当然なんですが。。 
 
 
しかし、世の中何でも試さないと判断できないというものではありません。 
思考実験という言葉もありますし。 
基本的には、私はこの数十年、英語や英語教育と絡めて「言葉」を 
考え抜いてきた者だというのが、私が「確信」に至った理由です。 
 
ですから、最近長々書いていることは前から考えてきたことなので、 
いくらでも書くことが出てくるのです。それらが確信に結びついているのが 
読む人が読めば分かります。 
しかし、確信の理由を問われたら、今までの千行とかでそれを書き続けてきたわけで、 
また似たことを数百行繰り返して書かなくてはなりません。 
しかし、それでも「どうして?」と言われるので書きませんが。。(^^;; 
 
 
でも、人間って「会話で母語をマスターして、長じては殆ど頭の中で 
考えている」っていう動物なんで、言葉が「発声」であるのはほんの一部です。 
言葉に触れる時間の多くが、現代人は考えたり文字を読んだり、放送の声を聞くことで 
成り立っています。ただ、この割合は一緒に生活しているものの有無、仕事の種類、 
男女差や嗜好によって極端に異なります。まあ、大量に文章を書くような人間は 
どうしても音声会話が少なくなってくると思います。 
 
特にこういう面倒なことは、実際には(少なくとも私は今世紀は)一言も口にしたりしません。 
 
発言も当然ネットだけなので、打てばいいので発声とかしませんしね。。 
 
一体、こういうまとまったことを「言う」のはどんな機会でしょう? 
 
 
スピーチとか講演をする時ですよね。私はESSと結婚式でしただけなので、合計一時間 
くらいですかね。公で発表の機会の少ない一般人なら一生でそんなものじゃないですか? 
 
(私が何千時間もやったものには、「授業」があります。しかし、授業 
は生徒の反応を見たり、質問を受けたり、ギャグのやり取りをしたりが 
ありますから、教師が話す部分は多いとはいえ、固い「会話」と言えます。 
まとまったことを言ったら生徒の頭に入らないので「細切れに話す」をして 
生徒の反応を見るのも、一連のことをまとめる「書き」とは違うことです) 
 
でも、そういうときは、前もって考えをまとめて、原稿を「書く」ことをしますよね? 
少なくとも私は、その少ない機会にはしました。読むのはまずいので暗記して、 
時々脱線とか、そのときに感じたりしたことは入れますが、基本は書いた原稿です。 
 
トークのプロでもない限り、事前に頭で考えをまとめて、 
大勢の前で即席のスピーチなんかできません。 
 
つまり、基本的に私達が「話す」のは人との「会話」です。そして、会話は 
相手の目を見て表情を見て相手が質問したり、確認したり、反論したり、 
ジョーク言ったりするのを受けて、こっちも何か言うという、「共同作業」なんで、 
その会話にしか殆ど使われない「発声」を無理に入力に使うことはないと思いますが。。。 
 
会話って、結論も決まってないし、脇道に向こうがそれてそれが 
本題になったり、予想できないから面白いんで、声を出す甲斐があるんです。 
 
 
会話が続くのは向こうが数秒毎とかにうなずきや表情ややりとりで 
で協力してくれるからで、向こうが仏頂面で聞いているのかいない 
のかよく分からないようなら、こちらも黙ってしまいます。 
 
音声入力ってそんな感じかもしれない。。 
 
そんな心理的な無理をしなくても、こうしてキーボードで、 
考える速度と余り変わりなく打って行けるのですしね。。 
 
「書く」のとスピーチが似ているのは、不特定多数が対象なので、 
誤解を避ける書き方や言い方が求められることです。 
 
会話なら向こうの反応で相手に分かり切ったことは省略できますし、 
怪訝な顔をされたら詳しく例を引いて説明したり出来ます。 
 
確認の質問もできますから、キャッチボール出きるのですが、スピーチ 
ではこういうものを書くのと同じで話し始めたら最後まで一気になるべく 
広い対象に分かるように話すのが必要とされます。 
 
また、会話なら考えが浅いものはすぐに相手がそれを指摘してくれますが、 
スピーチではそれがありません。結果、失言や問題発言が出やすいので 
外交の場の発言や国会の答弁などミスや誤解が許されないものでは、 
は殆どが書いたものの棒読みになります。 
 
ですから、書いた文章はスピーチの文章に似ているのです。 
 
これは当たり前で、スピーチは本番では「話し」ても、 
原稿は「よく考えて書いて何回も推敲したもの」を作る。 
 
つまり、まとまった良く練られた考えをを不特定多数に向けて 
「話す」ためには、何のことはない事前に考えて「書く」のです。 
 
そして、話す内容を考えるときには、頭で考えたものを 
文字にはしても、喋ったりはしません。 
 
喋るのは原稿が出来上がって、スピーチの練習をするときと 
本番だけで、内容を作っている段階では「書いて」いるんです。 
 
ううん、この部分が一番簡潔に「確信」の理由を 
言っているかも知れない。 
 
あと、実用的な音声入力の用途に「手書きの文章を読んで入力する」があります。 
今の時代、極めて特殊な用途ですが、偉い年寄りの秘書さんなどには便利でしょう。 
スキャナーで取り入れても、手書きの文字認識は難しいようですから。 
印刷してあるものなら、スキャナーでいいですしね。 
 
切りがないのでもうやめます。。 
 
あっ、これもあった! 
 
>そのころのIME...というのがよくわかりませんが,ATOK6とか7の時代でも, 
修正などにストレスを感じることはありませんでした. 
 
ええと、私が始めて使ったのはワープロという名前で売られていた、FM-8用の 
もので、ワープロと言っても唯一倍角文字が出るだけで、単文節変換のみの 
実質IMEでした。確か、当時はIMEはFEPと呼んでましたね。 
 
浮川さんちがNECの注文でAtokの前身の開発を始めた前後のこと 
ですから、もちろんこの世にAtokという言葉も存在しない時期です。 
。 
昔々、ワープロ専用機もなかったのマイコン時代のお話です。。 
 
その「ワープロ」はフロッピーだったので、別売り大容量350Kb! 
のFDドライブ30万円也が必要でした。 
変換する度にフロッピーに読みに行くし、学習結果は一々書き込むで一回 
一回引っかかって大変でしたが、超遅い私の手書きより速くて嬉しかったあ♪ 
印字もドットインパクトで、今のように綺麗ではありませんでしたが、ミミズの 
のたくった私の手書きと違って、人に読んでもらうのにも恥ずかしくないし。。 
 
カセットテープの外部記憶ではワープロは不可能なので、数MbのHDが 
何百万もした時代ではフロッピーが唯一の選択肢でした。 
メモリーも64KBで5万円のバブル・メモリ!が二つ、 
あっそれに漢字ROMもそれくらいした。。。(^^;; 
 
それを買う以前は、FM-8では英語と半角カタカナしか打てなかったので 
JISカナはそれらを買って全角のフォントで打てるようになってからです。 
さすがに半角カタカナしか出ないのでは、タッチタイプシテ、ニホンゴカイテモショウガナイワケデ。。。。 
 
 
 
最後に、ドラゴンスピーチのページに、私も感じたことが 
書かれていたので触れておきます。 
 
>>話し言葉の認識がもっと出来れば,チャットの入力も,お菓子食べながら出来るのでよさそうですし. 
 
チャットの入力を音声入力でするのは。。。それなら、音声チャットで済むのでは? 
喋るのが面倒だから、打ってると思うんですが。。 
 
あっ、心理面があって会ったことがない人と声で話すのは 
抵抗があるから文字会話するんでしたね。。 
しかし、ややこしいですねえ。向こうも音声入力だと 
話す→文字→読む→話す→文字→読む・・・の繰り返しですからねえ。。 
 
 
特に、ローマ字は勿論、シフトの少ないJISカナでもお菓子やビール片手の 
サイト・メソッドの一本指打鍵はなんとかできるんですが、親指シフトの飛鳥は無理! 
だいたい刻印もないんですから。。 
 
一本指打法はローマ字が一番です。 
あっ、月も一本指で打てるけど、あっちも刻印が。。。(^^;; 
 
でも音声入力は確かに、お菓子を食べながらなら便利か。。 
あと、十年経ってハードもソフトも良くなって、 
その上前みたいにオマケで音声入力がついてきたら 
そういう目的で使う人は結構出てきそうです。 
 
しかし、開発の困難さや大袈裟でななさ?で言ったら 
「自動お菓子食べさせ装置」や「飲み物飲ませ装置」の方が簡単そう。。。(^^;; 
 
 
グループチャットルームを主宰していた頃に丁度飛鳥を作り始めていて、徹夜で 
女子♪とチャットしたときなどは、一本の指で打てないのだけは不便だった。。。 
でも、長いの書きやすいから飛鳥を作ったわけで、考えたら飛鳥って 
チャットするときJISカナが面倒だから作り始めたわけなんです。