飛鳥カナ配列 ☆未来の子供たちへの贈り物☆ -20ページ目

漢直ノートに関するノート その1

漢直ノートのみのりさんhttp://taffy632.blog24.fc2.com/
から前回の私の記事への示唆に富んだレスを頂きました。
http://taffy632.blog24.fc2.com/blog-entry-163.html  
どうせ長くなるのに決まっているので、一覧性をよくするためにその全文を以下にコピペしてから詳しくレスをしたいと思います。 
 
漢直未経験の私のために時間を割いて,詳しく漢直について解説の労をとって頂いたみのりさんに感謝します。 
 
-----------------------引用開始------------------------ 
 
05/12/07 Wed 00:57:09 
飛鳥配列の作者、Rayさんの記事「貞応」様と「千m(_ _)m貴」を読んで、自分なりに考えた事を書いてみようかなと思います。  
 
まずは漢直関係のことから……。  
 
>でも漢直って、飛鳥のように内容のみに集中して指が勝手にコードを打てるようになるって可能なんでしょうか?   
 
自分の場合なら可能です。そういう記述を他にいくつか見かけた事があるので、漢直を使っている人は大抵可能なのではと思っています。  
ただ、習熟の具合に大きく左右されます。  
習熟してくれば、入力している感覚が無くなるくらいだし、習熟していないと、頭の中で漢字を思い浮かべてから入力しているような感じです。  
 
頭の中の思考は漢字ではなく「音」で成り立っているとRayさんは書かれていますが、確かに漢字を使って物を考える事はないですね。。  
漢直でも、慣れてくると入力時には、頭の中で話す時のような「音」(内語)が出ます。それは、かな漢字変換入力の時と、あまり変わりません。  
 
ただ、変わったのは、その内語がとても薄くなった事です。  
特に速く打っている時や集中している時は、漢字の所だけ音がスキップされます。「音」に変換しないで、入力したい単語や文章のイメージが頭に浮かんだら、 それがそのまま入力される感じです。  
 
ぼんやりと物を考えている時は、タイピングをしている時より、頭の中の声はずっと薄く静かになっていたり、時には無音になります。  
そこまで静かにはなりませんが、感じとしてはそういう状態に近いです。  
 
なので漢直の場合は、「漢字で考えて打つ」のではなく、思考そのままで打つとか、イメージで打つ、に近いのではと思います。  
 
打ちにくいと感じる時は、やはり漢字の配列を曖昧にしか覚えていない時ですね。  
そういう時や、正しい漢字自体を思い出せない時は、交ぜ書き変換 を使います。  
交ぜ書き変換とは、よみを入力して漢字に変換する方法で、かな漢字変換とほぼ同じです。  
一番の特徴は、よみの一部に漢字を含めて変換出来る事です。  
 
例えば、「公園」と打ちたい時に、「園」は打てるけど、「公」が打てなかったとします。  
そういう時は、任意のキーを押してから、「こう園」と入力して、スペースキー(自分の場合は変換キー)を押します。  
すると、「こうえん」の読みで、「えん」に「園」を使う単語は「公園」しか無いので(とソフトが自動的に判断して)、一発で「公園」が確定入力されます。  
 
もしも、「園」も覚えていなかったら、そのまま「こうえん」と入力してスペースを押します。  
 
 
 
すると、候補が出てくるので、 対応するキーを押して、選択します。  
この例の場合はホームポジションのキーで選択出来ます。「好演」なら「K」です。  
いつも同じ場所に候補は表われるので、漢字を覚えてなくても、交ぜ書き変換での選択キーの場所を覚えていると、入力しやすくなります。  
 
 
>あと、漢直はタッチ数も結構多そうですがその辺は余り語られないようですね。  
そういえばそうかも……?  
飛鳥より多いのは当然なので、QWERTY配列と比べて計ってみました。  
下記に引用した文章を使わせて頂きました。  
 
 
 
でも漢直って、飛鳥のように内容のみに集中して指が勝手にコードを打てるようになるって可能なんでしょうか?   
「送りがな」がいい加減とか、手書きの時に正しい漢字が思い出せないようなことが、漢直を使う人にはないのかも少し疑問ですね。書取テストで完璧な生徒な んて希なんで、それが余り変わらず大人になるんですから。   
あと、漢直はタッチ数も結構多そうですがその辺は余り語られないようですね。――http://ameblo.jp/asuka-layout/entry-10006789005.html 
 
 
この文章を選んだのはメモ帳にコピペしてあったからで,特に意味は無いです。  
計る文章量としては少ないですが、目安として・・。  
結果は、  
 
QWERTY入力の場合、403打鍵で、  
自分が使っている奏コードの場合は、386打鍵でした。  
(飛鳥の場合は229打鍵。ローマ字は飛鳥の76%増し、奏コードは68%増し) 
 
句読点や?などの記号の二打鍵目は「変換(かスペース)キー」を押すのですが、一応その打鍵もカウントに入れました。あ、QWERTYの方は変換・確定の 打鍵は数えてないです。  
 
奏コードは漢字に三打鍵も入ってくるので、全部二打鍵のT-Codeだともう少し打鍵数が減ると思います。  
反対にTUT-Codeだともう少し打鍵数が増えるのかな?  
 
それ程QWERTYと変わりませんが、変換や確定がない分をいれれば、これくらいで充分かなと思っています。  
 
私としては、Rayさんにも一度漢直を触って貰えたら嬉しいです。  
漢直の場合平仮名も新たに覚えるので、前はそう気軽に言えなかったのですが、今はかえでさんの作った飛鳥+漢直の漢触こーどがあるので、時間が空いた時にでも、もし触って貰えたら嬉しいです。  
とはいえお忙しいようなので、なかなかそういう時間や手間をとる事は出来無いとは思いますが……。  
 
私はというと飛鳥を練習した事があるのですが、シフトキーの問題が解決出来ずに挫折しましたorz.  
配列自体は指を無理に伸ばさないですむ事や、良く使う文字が打ちやすく配列されている所などが良くて気に入って練習していました。 
 
 
-----------------------------引用終わり----------------------------- 
 
飛鳥を試していただいたようでありがとうございます。 
まあ、漢直未経験の私が漢直を語るのはフェアでないので、本当はみのりさんの仰るとおり私も漢直を試さなくてはいけないとは思うんです。 
 
でも、問題が。。。 
というのは、もう十年以上も前に私は派遣で外人の人事の仕事をしていたんです。 
それで最初のうちは海外企業との契約関係を担当する英米人の担当だったんで問題なかったんです。 
でも、後からアジア人の担当になったんですね。中国人とかインド人、インドネシア人のプラント設計者なんかが研修生の瞑目できてて彼らの担当だったんです。 
 
ところが特にインドネシア人が英語が余りできなくて、何回も易しい単語や言い回しで言い換えたり大変でした。 
 
だったら、こっちもインドネシア語を少しは覚えて意志疎通をスムースにしようと思って、インドネシア語の入門書なんかを買ったものです。 
 
でも、愕然としました。だって挨拶すら何百回とか練習してもすぐ忘れてしまうんです。 
単語なんかも全く覚えられません。結局いらいらしても、向こうに辞書を引いてもらって話したり書いたりすれば何とか通じるので、結局私のインドネシア語は入門の段階でこけました。 
今ではインドネシア語なんて一つも覚えていません。 
結局、入門編に書いてあるような挨拶とか単純な会話だったら向こうも英語でできるので、使う機会がなかったということもあるとは思いますが。。
 
最盛期には英単語を年間千語近くは覚えていたのでこれはとても意外でしたが、やはり歳なんですね。 
二十代くらいまでと四十代以降では記憶力や新しいものの習得能力に何十倍も差があるんです。 
 
今じゃ、現場で何百回と組み立てて設置している部品の名前が今も思い出しませんし、もう三年もいるここの隣のうちの名字も浮かんできません。 
前の左官屋のおじさんと世間話するときなど不便でたまらないので、以前に表札を見て何度も覚えたのに、もう忘れている始末なんです。 
 
歌なんか、今年歌詞やメロディーの一部でも覚えているのは、例の「ストーカーと呼ばないで」ただ一つという悲惨な有様です。。。( ;_ ;) 
 
ですから、「命短し~~恋せよ乙女~~♪」ではありませんが、「記憶力儚し~~学べよ青少年~~♪」なんです! 
 
 
 
-----------------------脱線開始!------------------------ 
 
で、例の「視聴者が選ぶ2005年の土曜ワイドラジオ東京・芸能大賞」を取ったあの歌なんですが。。(^^;; 
 
今日土曜ワイド聞いてたら、太田すせりさんが来て授賞式をやってました。27日に劇場で永六輔さんが 
正式に授賞式をするので来れるかどうか、本番ですせりさんに直接アポ取ってました。。(^^;; 
 
そういえば、「すせり」という珍しい芸名はやはり古事記の「すせり姫」からとったのが今日の永さんの話から確認がとれました。前回は確認がとれていなかったので書かなかったのですが。 
つまり、 
 
すせり‐びめ【須勢理毘売】古事記神話で須佐之男命(スサノオノミコト)の女(ムスメ)。大国主命の苦難を助けて嫡妻となる。by 広辞苑 
 
芸名からしてお笑いファンの殆どが知らない古事記から持ってきた辺りやはり彼女、ただ者ではありません。 
(ちなみに、ちょっとググったらヒットの少ない中、青島幸男の昔のHPに彼女に関しての記述があり、以前は「ペコちゃん」という芸名だったらしいです。やはり私に広辞苑を引かせた「すせり」の方が不思議系でいい♪) 
 
永さんはかなり詳しく古事記の世界を解説していたのですが、専門外ですし何しろ歳ですから忘れました。 
 
それは兎も角、あの歌、ついにメジャーレーベルでのリリースが決定しました♪。・。・゜★・。・。☆・ 
 
来年一月に日本ビクターから発売だそうです。来年からは彼女も「家のPCでCD焼いてライブで手売り」の家内制商工業から解放されそうで何よりです。 
 
勿論きっかけは、永さんと高田先生がラジオで取り上げたのがビクターの関係者の耳に入ったからです。 
永さんの話では、玉置弘氏なんかもライブできいて大感動していたということですし。 
 
余談の余談ですが、タモリを初めてメディアに出したのも永さんで、なんと同じ番組でのことだそうです。 
これは、五年くらい聞き続けている私だけではなく、長年コンビを組んでいるTBSの女子アナ((;゜゜)ウッ!、また名前忘れてる 何とかエリだったんだけど。。)も初耳だった様子でビックリしてましたね。 
とにかく、今回のような文脈の中での必要性がないとき以外、絶対に自慢話に思われる昔話を口にしない永さんって、ステキ♪! 
日本の歌で唯一ビルボードで一位になった「上を向いて歩こう」の作詞は自分だなんて、永さんが言ってるの、金輪際い聞いたことないですしね。。
 
つうか、タモリのデビューって、一体あの番組、何十年やってんだ!長寿番組にも程がある。。(^^;; 
 
で、こうやって長々脱線している理由なんですが。。 
これって、私の立場からするととっても羨ましいからです。 
 
つまり、芸人の世界には、自分ではやらないけど有名無名を問わず、その芸人や役者の舞台を常にウォッチしているあの二人のような目利きでかつ世間的にも著名な「評論家」が存在すること。 
 
それだけではなく、そのメディアでの言動がビクターのような大組織を動かし、(多分)そのうち何百万、またはタモリ場合のように、何千万人という規模の日本人にその存在と芸を知らしめることができるという点なんです。 
 
ところが、配列界にはそういう人はいないんですね。 
あえて探せば、親指シフトの神田さんやトロンの坂村さんが配列周りの有名人なんですが、あの人たち、別に自分で配列を作った訳ではありません。 
だいたい神田さんなんて、私宛の返信の口振りでは、自分では親指シフトしてないんです。 
富士通内でも親指シフターは少ないということで、親指シフトを本格的に普及させられないのは誰も確信を持って、自分が日常的に使って「これが一番」と確信が持てないから情熱もないんですね。 
 
Uジローさんに言わせると、マイナー配列を普及させるには坂村さんのような有名人を動かせばいいというんです。でも、ICタグとかもっと技術的に高度なことをやっている坂村さんは、Bトロン向けに配列は作れと命令したかも知れませんが、入力法自体にはそんなに関心はないでしょう。ネットの配列関連をウォッチなんかしているはずもないですし。 
 
神田さんも、私が実際メールしたので入力改革のために動く気がないのは明らかですし。。 
ご両人とも超多忙だったり、結構な歳だったりあまり入力法には興味がないので求めるのは酷でしょう。もう、十二分にコンピュータ関連の貢献をされてきたわけですし。 
 
ただ、ご両人レベルの人たちだって、永さんや高田先生と違って一般人には無名同然ですから、仮に彼らが動いたとしても、永さんがすせりさんの歌を聴いたのが四月で一年も経たないうちに全国デビューなんてことと同じことが入力法で起こるのを期待するのは無理ですがね。。 
 
あと、国の科学技術開発予算は年間5兆円以上あるんですね! 
日本語入力を毎日やっている人が何百万人といるんですから、その予算の一万分の一とかを日本語のための入力法の調査や開発にかけても、文句を言う人はいないはずなんですが。。。 
 
-------------------------脱線終わり!------------------------------ 
 
で、ここまでの100行以上の長~~い文章を一行でまとめると、みのりさんの漢直体験の提案に対して 
「私は歳なので漢直はとても覚えられない」との言い訳でした。。(^^;; 
 
で、ここからが本題! 
 漢直でも習得すれば、「指が勝手にコードを打って頭は内容のみに集中できる」ようになることは了解です。 
また、私が「頭の中の声」と呼んでいるものに「内語」という言語学の専門用語?があるのを教えていただきました。 
広辞苑を引くと 
ないげんご【内言語】(internal speech) 外に、音声や文字となって現れない言語。考えごとをする時や、声を出さずに本を読んでいる場合など。内語。 
と確認できたので、さっそく単語登録しました♪ 
 
(でも、広辞苑も甘い!本を読むのに内語を使うのは小学生程度で、一般の大人の黙読は朗読の十倍くらいのスピードがざらなんだから、内語なんてパスして、ひとかたまりの活字→意味や情景のイメージ、と直結してるんですけどねえ。。。「本を読んで」ではなくて「本を『ゆっくり』読んで」だったらいいんですが。) 
 
ではここで少し、「内語」自体のことについて考えてみます。 
みのりさんは 
>ぼんやりと物を考えている時は、タイピングをしている時より、頭の中の声はずっと薄く静かになっていたり、時には無音になります。  
 
と書かれています。つまり「内語の消滅」です。 
 
しかし、「ぼんやりものを考えるとき」は一人の時ですから、私だったら、よく使う表現なのですが、「頭の中に言葉が渦巻く」という状態で、内語の洪水です。 
深夜一人で周りはシーンとしてても、頭の中は内語が渦巻いていて全然静かとは感じません。 
これが、気の置けない人と一緒にいるときなんかだと、リラックスしていてややこしいことなんか端から考えようとしませんから、会話が途切れたりすると周りの静けさが頭の中まで染み込んでくるものです。 
 
また、一人でも内語で思考しているのがハッキリするのは、一緒に仕事や旅行なんかをした外人の友達のことを考えるときです。 
つまり、彼らのことを考えるときは内語が英語になるんです! 
時々、思い出せない単語や表現があると辞書を引いたりするくらいです。つまり、頭の中でテレパシー的に彼らに「話しかけている」ので、内語が英語でないと話にならないんです。夢での会話も同じです。 
 
これは、思考が内語でありそれをそのまま口に出せば、即英文になるということを示しています。 
そうでなければ頭の中で使用言語を切り替える必要なんてありません。
 
これは、内語を抜きにイメージのみで思考するのは「少なくとも私にとっては」不可能だということを表しています。 
 
(ただ、私には無縁の天国のような世界なんですが、例えば父親が遅く帰宅して子供の寝顔を覗いたとき、言葉に直せば「可愛い寝顔してるな。この子のために明日も頑張ろう」というような感情を持つかもしれません。 
しかし、おそらく上のような言葉での内語は浮かばないでしょう。ただ、帰宅直後の険しい顔が少し和らぎ、笑顔を浮かべてリビングに戻るのではないでしょうか。つまり、このようなややこしい話ばかり考えているから、私の思考は内語の渦なので、まともな人間関係の中で生ずる感覚的な思考は、言葉の発生する以前から人類に存在し続けているイメージ思考なんだと思います。 
 
ただ、例えば風呂から出てきた奥さんが、リビングの旦那の表情を見て「ご機嫌ね。会社で何かいいことがあったの?」と訪ねられたときに、初めて上のイメージ思考を言葉に翻訳するのです。イメージ→発声となるのは、内語では相手に伝わらないから当然です。 
これが、奥さんはもうとっくに寝ていて一人でビールなどを飲んでいるとします。彼はさっきの子供の様子を思い浮かべて、内語でそのイメージを確認するのです。イメージ→内語と、発声のときと同様の段階を踏むのですが、相手がいないので発声の必要はないので内語になるんです。)

一方、外人と会話をするときは、言う直前に内語で考えたりしません。言いたいことのイメージがあるだけで、これは日本語で話すときと同様のイメージなんです。 
 
だから、話していて途中で単語が思い出せないで逆に相手の外人にその単語を説明して何というのか聞いたりします。日本語の会話で芸能人の名前とかが浮かばないで、相手は知っているのにこっちが思い出せないときに相手に聞くのと同じです。 
 
 
内語で事前に考えていたら、言いたいことを伝えるための単語に思い出せない単語があるのは気がつくので事前に他の単語で言い換えたりできるのですが、実際は話している途中で出てこないから気がつくのです。芸能人の名前のときと同じです。 
 
ですから、英会話をするときに「英語で考える」は嘘です。会話をするときに考える段階はあくまで「イメージ思考」です。 
 
逆に、一人で考えるときは内語で考えるのが普通でしょう。ですから、考えを相手に伝えようとものを書く(打つ)ときは私は内語で考えているのです。内語は音の連続で、日本語の音ははカナで表せますから、それをそのまま写すカナ入力が日本語には向いているし、リズムの関係から一音一語の親指シフトはマストだと思うんです。発声=内語で拗音や語尾が倍速になることから、飛鳥の倍速打鍵は自然なんです。 
 
しかし、みのりさんはイメージで思考できると言っているのですから、そういうタイプの方もいるのでしょう。英語で話す相手がいるのなら、その相手のことを考えるときにも内語はなく、イメージで考えるのでしょうか?だったら、頭の中の仮想の聞き手が日本人・外人に係わらず、内語の使用言語の切り替えも不要になります。 
みのりさんが英語などで話すことがある人ならその辺を伺いたいと思います。 
 
だいたい、この種の「頭の中」の問題は指の動きのような肉体構造的に普遍的なものと違って、一人で考えていても分からないことが多いんですね。 
 
で、私の文章を読んでいる方はとっくにお気づきでしょうが、私の思考は「会話調」です。 
あるいは、一人暮らし歴の長い私の発声活動の多分半分以上は授業だったことの影響で「解説風・授業風」かも知れません。 
 
つまり、私の思考は常に「誰かに向かって話している」というパターンをとっているのでこうならざるを得ないんです。 脱線も「外すの覚悟の受け狙い」も、自分向けの日記のような文章なら面倒なだけで打つ気になりません。読んでいる生徒、じゃなかった、相手を想定しているから書く気が起こるんです。
 
私が音声入力批判をしていたら、私のことを「話すのが嫌いな人」だと誤解された方がいました。 
しかし普通私の文章を読んでいたら、内容はともかく私がおしゃべりなのは明らかでしょう。塾講師なんて、何の保証もない職業は、子供好きと同時におしゃべりが好きじゃないと、とても何十年もやる羽目にはなりませんしね。 
 
でも、いくら音声で人と話したくても、配列なんて超マイナーな話は私の周りでは誰も一分も聞いてくれません。それでここにウダウダ書いているんだなというのは、普通の読解力があればそう書いてなくてもすぐ分かるはずなんですが。。 
 
ですから、私は「日記」は三日も続いたことがありません。 
考えたら、私の場合のややこしいことを考えているときの「内語」は会話の代用、言ってみれば仮想テレパシーですから、「相手に向ける」ものなんです。自分自身に話しかけるなんて気持ち悪くてできるわけないんです。でも、自分以外に誰も読まない日記をつけられる人もいるんですから、これも個人差が大きいんでしょう。 
 
まあ、HPやブログで初めて日記が書けた人も多いはずですが、あれは紙の日記と違って「読む人」が存在し、その人たちに読んでもらうという目的があるからできるという要素が大きいはずです。 
「将来の自分に話しかける」のではなく、たとえ一生会うことがなくても具体的な読み手がいることが分かっていて、その人たちに向かって「話しかける」つもりで書くからできることでしょう。 
 
でも、考えたら一人でいるときは殆どの思考が内語であって、イメージ思考ができないのは、私が「左脳人間」だからかもしれません。 
 
左脳人間は何でも言葉で考え、捕らえるので言葉のないものは苦手です。 
つまり、美術やバレー、言葉が分からなかったり、わかりにくいオペラや能のような古典芸能はダメなんです。ですから、音楽でも歌のないものは余り聞きません。 
 
洋楽では歌詞カードかないと、聞くのが辛くなります。歌のヒアリングは外人と直接話すのなんかより何十倍も難しいので、聞き取ろうとすると苦行になります。しかし、言いたいことを歌っている歌詞が聞き取れないのは、左脳人間としては許せないので、無理にでも聞き取ろうとするから辛くてとても娯楽になんかならないんです。 
 

韓国語とかアラビア語の歌なら、普通の人と同じで意味は分かりっこないので、音のイメージとして歌を楽しむこともできるのですが。 
数学でも、言葉で思考できる応用問題なんかは得意でも、イメージが閃かないと解くのに手こずる図形の証明問題や、これも抽象的で言葉で考えると時間のかかってしまう高校数学の多くは何十年教えてても苦手なんです。 

漢直ノートに関するノート その2

五歳くらいから(TVがなかった時代なのでラジオの)落語ファンだったし、今も小堺一幾のサタデーウィズを聞いているような私は、典型的な「言葉人間=左脳人間」なんですね。 
 
ひょっとすると、左脳人間には内語の音が一音一打鍵で打てる飛鳥が向いていて、みのりさんのような右脳人間には漢直のようなものが向いているのかも知れません。 
 
でも、more music, less talk とかを売りにしていたどっかのFM局も含めてAM局は勿論テレビもFM局までも、トークやドラマお笑いにニュースという「言葉番組」がどんどん増えてきて、音楽を流す番組が減少し続けている現状は、ひょっとすると今の日本人の多くが言葉人間=左脳人間なのを裏付けているのかも知れません。 
 
AFN(以前のFEN)なんかでは昔から音楽の比率は一定で、向こうの人は音楽だけ聞いているのが好きな人が多いので、右脳人間ゆえに頭の中が静かで、のんびりしてて幸せなのかも知れません。 
 
 
>漢直でも、慣れてくると入力時には、頭の中で話す時のような「音」(内語)が出ます。それは、かな漢字変換入力の時と、あまり変わりません。  
 
>ただ、変わったのは、その内語がとても薄くなった事です。  
>特に速く打っている時や集中している時は、漢字の所だけ音がスキップされます。「音」に変換しないで、入力したい単語や文章のイメージが頭に浮かんだら、 それがそのまま入力される感じです。  
 
さて、↑の「内語の消滅」のことなんですが、実はこれ、私にも同じような経験があるのです。 
と言っても、漢直のような高級な話ではなくて、たまにやるリアルスレでのローマ字入力で打っていたときに気づいたんです。 
 
つまり、一連の文節は事前に内語で考えているのですが、打つという行為になるとローマ字では内語がないんです。書く内容と言葉が決まってしまえば、指が勝手にローマ字を打つんですね。 
 
それで、シフトのないローマ字では誤打鍵なんか滅多に起こりません。ですから、一行くらいは画面は全く見ません。 
誤打鍵があったとしても、英語のときと同じで指の感覚で間違えたことが分かりますから、そのときだけ画面を見て必要な修正をします。 
打鍵に入れば内語はもうなくて暇なので、指が勝手にローマ字を打って目は回りに女の子でもいないかと探したりしています。いなくても、凝った首を回して運動したりしていて、飛鳥で打つときより余裕がある感じです。打鍵があまりに多いので頭が暇になってしまうからのようです。スピードは飛鳥の三分の一出るかどうかですが。。 
 
まあ、私のローマ字は遅くて内容を考えるのと同時に打っていないので、ローマ字の達人もそうなのかは分かりません。 
 
しかし、最初にローマ字のリアルレス(ネットできる市のPCでのみやることです)をしていたときは 
カナを一つ一つローマ字に変えていたので内語がありましたし、画面も確認しました。 
しかし、飛鳥の1%にもなりませんがHNなんか以外の長い文章も月に一二回くらいはローマ字で打つようになったら、打つ段階では飛鳥では鳴っている内語が消えるんです。 
 
これは、内語があると打鍵のリズムとの大幅なずれが生じるので、無理して内語を消すプログラムが私の週に一回もしないローマ字程度でも脳内にできているためと思われます。 
つまり、「内語の消滅」は本来はしたくないものだが、そうしないと打ち難いから生ずる「必要悪」なんじゃないでしょうか? 
 
少なくとも殆どの思考が内語でされている左脳人間にとって「内語の消滅」が良いことかは疑問です。 
 
というのは、十五年打っていたJISカナでは打つときに内語はいつも頭で鳴っていました。 
濁点と半濁音の別打ちが面倒とか、「ゃゅょっー」などの頻出するものを打つのが面倒だと思っていましたが、内語が消滅するまでは行かなかったのは、JISカナでも9割方は一音一打鍵だったからでしょう。 
 
ところが、半分以上の音で一音二打鍵になるローマ字では、音を思い浮かべていたら打鍵とリズムが一致しなくてストレスになるので、頭が打っているカナの音をカットしてしまうのです。これは、前に書いた、「飛鳥で打つと打鍵音がよく聞こえるのに、ローマ字で打つと打鍵音が消えてしまう」という現象とセットのもののようです。 
 
結果、一見「何も考えずに指が勝手にローマ字コードを打っている」状態が実現するんです。 
でも、これがみのりさんの漢直の場合とは違うのは、考えるのと同時に打っているのではないことと、打つ前にはイメージではなく内語で打つ言葉を決めていることです。 
 
つまり、私が言いたいのは少なくとも思考が内語になっている左脳人間には、内語が消滅しない(つまり、発声と打鍵が一致している)飛鳥が打ち易いはずだということです。 
一人で考えるのに内語でやっている人は、内語とシンクロして打てるものがいいんですね。 
 
ただ、ここで面白いのは 
 
私の飛鳥は イメージ思考→内語通りの打鍵 の二段階になっているのに対し、 
私のリアルレスローマ字ではイメージ思考→内語で数音節を決定→内語もなく何も考えずに(というか全然別のことが考えられる!)打鍵 の三段階になっていることです。 
 
ところが、みのりさんの漢直ではイメージ思考と同期して指が勝手に動く の一段階なんで、これは凄いかも。。 
イメージで思考できないと無理な気がしますが、2000くらいコードを指が覚えられたら気持ちよさそうです。 
 
ただ、イメージ思考のままでみのりさんのレスのような完璧な文章が打てるかは少し疑問です。 
 
音声の会話では イメージ思考と同期して口が勝手に動く の後半が指となるのですから、メモのような文体とか相手の気持ちを考えないものには音声入力と同様に強力な入力法だと思います。 
 
 
つまり、内語を使って打つときには内語が頭にできた瞬間に、「この言葉は適切だろうか?断定的ではないだろうか?相手に悪い印象を与えないだろうか?わかりにくくはないだろうか?」など、様々な判断をして×なら別の内語に言い換えます。 
例の「対談などをテープに取ったものをそのまま文字に起こしても、とてもそのままでは本にならない」という音声入力と同様な問題が、内語を飛ばしたイメージ即打鍵のプロセスでは生じるはずなんです。 
 
イメージ通りに打ったら、打った後から「これはまずい」となって打ち直しするので、結局時間は却って余計にかかるんじゃないでしょうか。それ以前に何と言っても漢直は打鍵数が多いんで、時間の節約にはならないですしね。 
 
結局、私のような左脳人間にとっては内語が消滅するのはメリットではないんですね。 
それより、漢直が凄そうなのは、内語でちゃんとした文章を決定したとしてもその後は、一行くらい何も考えずに打てて、変換不要、誤変換や文節の区切りをし直すなどの内容に無関係な作業が不要なことでしょう。画面を見つめてチェックする必要もないです。 
 
英語と同様漢直が、「全く画面も手元も見ずに数行打ち切れてしまうので打鍵数が多いことを上回る快感がある」と言われたら、私も納得できます。 
 
私なんか、一週間で二回も別の番組で「ケーシー高峰」が「ケーθか峰」って誤変換されたんで、イラついて単語登録したくらいです。彼、過去の人なんで滅多に出てこないんですけど、出現が重なることはあるのが有名人の名前。勿論「姉は」になってしまう「姉歯」さんも登録しました。。(^^;; 
 
要するに、誤変換はあらゆるカナ漢字変換を使う入力法で打鍵のリズムを崩し、思考にまで害を及ぼす大問題なんです。 
 
 
とにかく、誤変換やそれを防ぐための気遣いや操作など内容に無関係なものが与えるストレスはかなりのものです。それは、どうも効率の問題を越えているかも知れないのです。 
 
つまり、今のAtokを使うなら、誤変換は一行に一個あるかどうかですし、自分のPCならIMEを手なづけることもできます。誤変換が予想できるものは、あらかじめ細切れに入力するなど回避する手段を講じれば、防ぐこともできます。 
それでも、書く内容のみに気が取られていると、ついついその思考をサボって誤変換する羽目になります。 
 
では、Atokではどのくらい誤変換があるのでしょう。 
ここでは、みのりさんの例にならって、私もみのりさんの文章で検証してみます。 
なお、「内語」は単語登録済み。変換は、私は余りしない句点での一発変換でやってみます。 
 
 
標本文 
A.ただ、変わったのは、その内語がとても薄くなった事です。  
B.特に速く打っている時や集中している時は、漢字の所だけ音がスキップされます。 
C.「音」に変換しないで、入力したい単語や文章のイメージが頭に浮かんだら、 それがそのまま入力される感じです。  
D.ぼんやりと物を考えている時は、タイピングをしている時より、頭の中の声はずっと薄く静かになっていたり、時には無音になります。 
 
一発変換文 
A.ただ変わったのは、その内語がとても薄くなったことです。 
B.特に速く打っているときや集中しているときは、感じのところだけスキップされます。 
C.「音」に変換しないで、入力したい単語や文章のイメージが頭に浮かんだら、それがそのまま入力される感じです。 
D.ボンヤリとものを考えているときは、タイピングをしているときより、頭の中野声はずっと薄く静かになっていたり、時には無音になります。 
 
Aは完璧です。 
Bは「時」が「とき」と正書法では正しく変換されて標本と違っています。「漢字」が「感じ」になっているのは、前に書いたように、私は「かんじ」の第一候補を多数派の「感じ」にしているためで、登録語である「ょかんじ」で打てば間違えません。 
 
Cの二つの「時」はこれも両方とも「とき」と正しくなっています。正書法で正しく変換してくれるのは、ちゃんと国語学者なんかが係わって作っている良いIMEを使うメリットでもあります。 
まあ、あえて理由があって「時」を使いたいときは今私がやっているように 「じかん→時間→語頭選択」のような操作が必要なのですが。。 
「とき」で変換を二回押した方が速いようですが、学習機能が働いて、多数派の「とき」が以降 
「時」になるのがいやなので、ややこしい操作をしています。 
 
Dの「ボンヤリ」は以前の学習が残っていたものですが、どっちでもよいものです。でも、最初からひらがなと決めていたら、そのまま打てる漢直式の方が思ったままで打てるとはいえますが、打鍵数から考えると変換を二回かエンターーを一回押した飛鳥でも打鍵数は少ないので問題はないでしょう。 
 
「~のなかの」が「中野」さんになる誤変換はもう数え切れないほど遭遇しているので、私はこういうところは細切れ変換しています。 
しかし、こういう誤変換回避のための思考を要求して内容的な思考と打鍵のリズムを乱すのが、カナ漢字変換のダメなところだと言われればグーの音もでませんが。。 
 
標本文  
E.そこまで静かにはなりませんが、感じとしてはそういう状態に近いです。  
F.なので漢直の場合は、「漢字で考えて打つ」のではなく、思考そのままで打つとか、イメージで打つ、に近いのではと思います。  
一発変換文 
E.そこまで静かにはなりませんが、感じとしてはそういう状態に近いです。 
F.なので漢直の場合は「感じで考えて打つ」のではなく、思考そのままで打つとか、イメージで打つ、日会のではないかと思います。 
 
 
大体、標本通りに変換されています。 
Fの「打つ、日会」は標本が正書法ではないので仕方がありません。名詞+助詞の間に読点を 
挟むのは反則ですから。 
 
F.~「思考そのままで打つ」とか「イメージで打つ」に近いのではないでしょうか。 
と区切りを、ではなく「」にすれば、今のAtokは賢いのでちゃんと変換してくれます。 
または、区切りをなくして、おかしなところに読点を置かなければ 
F.~思考そのままで打つとかイメージで打つに近いのではないかと思います。 
と正しく変換されます。 
 
さて、このように検証していくと今のAtokを使えば誤変換は余り起こらないことが分かります。 
とはいえ、いまも「起こらない」が「怒らない」になったため、変換キーを二度押さなくてくてはならなくなったことでも分かるように、この「思い通りにならない」変換は百打鍵に一回程度でもストレスになります。 
とにかく、「いつ怒る、じゃなかった、いつ起こるかも知れない誤変換」を見張るために画面を眺め続けなくてはいけないのは苦痛です。たった数行上で「怒らない」を使っていたことなど、下の行で「おこらない」を打っているときはすっかり忘れていて、「怒らない」になってしまうのですから。。 
 
(入力のプロがよくやるIMEの学習機能を切って常に同じ数字で同じ漢字を出すというのも、決まったPCで限られた分野の文書を打つからできることです。 
色々なPCやIMEを使う人にはせっかく順番を何千という漢語の読みに対して覚えても、それが他では丸で使えなかったり、PCを買い換えたら使えなくなるので実用的ではありません。また全く異なる分野を打つときは、第一候補を変えると効率的なので学習はONにする方が便利という事実もあります。) 
 
 
ここで、みのりさんが数えた私の前回の文章での打鍵数の比較をします。 
>QWERTY入力の場合、403打鍵で、 自分が使っている奏コードの場合は、386打鍵でした。  
 
これが飛鳥の場合は230打鍵。ローマ字は飛鳥の76%増し、奏コードは68%増しになります。 
 
つまり、カナで230字程度の文章で、漢直は150回ほどキーを余計に叩く計算になります。 
 
結果、英字のタッチタイプに習熟しているという条件で 
 
①飛鳥の100個足らずのカナや記号の位置を覚えたら、内語の音通り打ってゆく 
②漢直で、1000字程度のコードを覚えてそれに入らない難しい漢字をカナ漢字方式で選択する手間を 
かけても、(基本的には)変換無し、画面を見ながらの確認不要、しかし打鍵数は68%多い 
 
この両者の究極の選択になります。 
記憶力に余裕がある若い人で、多分右脳人間の人には漢直が向いているかも知れません。 
打鍵数が多く打鍵範囲も広いので、私のように沢山書く人は指先が器用で強くないと辛いでしょう。 
勿論、滅多にいない漢文打ち、名簿打ちを沢山する人にはコード入力は最強の武器です。 
 
ただ、私の教えた私並か私以下の学習能力しかない大半の日本人には、初期のキー位置の記憶時以外は反射神経だけで、頭を使わなくて済む飛鳥の方がいいんではないかと思います。 
 
高校生でローマ字の読み書きができないので、英語がまるで読めなかった漁師の息子のあの生徒なんかに、1000個コードを覚えろとは絶対言えませんしね。。 
 
私の問題意識は10歳~13歳あたりで教えられる万人向きの日本語入力法の追求であって、一部の優れた能力を持った人たちが最も快適に打てる入力法を求めることではありません。 
 
上の年齢あたりなら「アホ」でも反射神経だけで覚えられ、利口な子でも一生他の方法に移行する必要を感じないで済む入力法を追求するのが私の興味の対象です。 
 
ですから、漢直も月も選ばれた人たちのための入力法としては異論はありません。 
むしろ、馬鹿くさい現状にとらわれず、果敢に新しいものに挑戦する日本語入力界の同士と思っています。 
 
あと、みのりさんの打鍵数計算の元になった私の文章を、担当キーを数えるため英字で打ってみました。 
親指シフトができないので、普通に打つ何倍も時間がかかりました。画面を見ると英字になっているので、それ以降つい指がローマ字を打ってしまって参りました。。(^^;; 
 
 
;.LJS,JMF,DKLKIDCDKIDKXCS.DS.DSFHGMLMFCOWEMDFJ46 
IDCDJMFLKDDJ;S,DL/18 
QSJFMD@MKKL:JIL,FMAKIAC;ASKLJEMS.KACDKIDDOIM,44 
LNS,JMCLDXICODKKL.KOSV.J;KV.LAIFFKI;LJRADCK43 
IDJFLLDJ;,ILMDLFLAFHSICDDJJ;KLF.AI,LJS,39 
MJO;MSKD.WMODSSID;KMIKEJODLFL;FLDKID;KV.40 
 
気づいたのは、飛鳥はシフトやシフトの連続の一連の運指がシフト込みで記憶されて指が勝手に動くのでシフトを省くのは物凄く難しいということです。 
 
これも飛鳥のシフトは一般的なシフトとは異なることの証明かと思います。JISカナなんかでシフトを省略するのは楽になるだけで、何倍も時間がかかることなどないと思いますから。 
 
さて、上から使っているキーの打鍵数を数えると 
 
A8 B0C10D30E3F15G1H2I17J18K22L23M16N1O7P0Q1R1S15T0U0O7V3W2X2Y0Z0,9.10;11:1/1 
となります。これをキーボードの位置で確認します。 
 
Q1W2E3R1T0   Y0U0I17O7P0@1   計32 
A8S15D30F15G1 H2J19K19L23;11:1 計144 内ホームキー141 
Z0X2C10V3B0  N1M16,9.10/1    計50 
 
ホームキー使用率61.3% 
 
打鍵範囲が狭く、強い指、打ちやすいキーに打鍵が集中していることが分かると思います。 
 (標本はみのりさんが私の大量の文章からたまたま選んだものです。私があらかじめ飛鳥に有利なようにするためにでっち上げた文章ではないことを、一応言い添えておきます。) 

合計が230にならないのは、どっかで数え違いがあるためですが、正確に数え直すのはあと30分とか単純作業にかかかるので、ここはご愛敬ということで。。。(^^;; 
 
 
さて、今回のみのりさんのレスで「内語」と並んで、私にとって最も示唆に富む部分は↓です。 
> 
交ぜ書き変換とは、よみを入力して漢字に変換する方法で、かな漢字変換とほぼ同じです。  
一番の特徴は、よみの一部に漢字を含めて変換出来る事です。  
 
例えば、「公園」と打ちたい時に、「園」は打てるけど、「公」が打てなかったとします。  
そういう時は、任意のキーを押してから、「こう園」と入力して、スペースキー(自分の場合は変換キー)を押します。  
すると、「こうえん」の読みで、「えん」に「園」を使う単語は「公園」しか無いので(とソフトが自動的に判断して)、一発で「公園」が確定入力されます。  
 
もしも、「園」も覚えていなかったら、そのまま「こうえん」と入力してスペースを押します。  
 
 
 
すると、候補が出てくるので、 対応するキーを押して、選択します。  
この例の場合はホームポジションのキーで選択出来ます。「好演」なら「K」です。  
いつも同じ場所に候補は表われるので、漢字を覚えてなくても、交ぜ書き変換での選択キーの場所を覚えていると、入力しやすくなります。  
> 
 
漢直を覚える気(というより記憶力)がない私にとってこれは重要な指摘です。 
つまり、MS-IMEもAtokも変換候補は数字で選んでいます。 
しかしこれには三つ問題があります。 
1.数字だと十個以上候補がある場合、0~9でない候補は選択に変換キーか↓キーを押し続ける必要があり、面倒だし行き過ぎてしまう場合が多く、物凄く気を遣う。 
2.数字段は他の入力法でも打ち難く、ホームを死守する飛鳥では特に使いたくない。 
 矢印での選択も手がホームから大幅にずれる。親指は一回ごとの連続打鍵はしづらく、ついつい押しっぱなしにしてしまい、候補の漢字を行き過ぎてしまう。 
3.数字の候補の番号は決まっておらず、また同じPCとIMEでも学習したら変わってしまう。 
 
これでは、仮に候補番号を覚えたとしても、何も見ないでこの「ひろきゆ」の比呂之は152番目の候補だから「ひろゆき+変換+152」で「比呂之」を出すことができません。 
PCやIMEが変わったり、同じPCでも学習機能を一度ONにすると候補番号が変わるからです。 
また、「ひろゆき+変換+152」では「弘幸152」とかになってしまいます。 
 
まあ、比呂之の例は極端に候補が多い人名ということで、例外としても 
「かんじ+変換+い(K)」とかで「漢字」がでてくれると楽でしょう。出現率順に業界統一の候補が決まっていれば、自分以外のPCでも同じ操作で同じ字が出るので、確認する回数が大分減ります。 
 
どうせ、デフォルトの学習機能ONの裏で設定し直すプロ仕様なんですから、打ちやすいキーの順に出現率の高い同音異義語を一定に定義してあればどのマシンでも打ち易くなります。 
 
この辺、日本語が分からないゲーツ君には期待できませんが、浮川さん辺りは考えて欲しいものです。 
 
私は「言う/言った」を「ゆう/ゆった」で登録したり、「いがい」の第一候補は「意外」、「いそと」で「以外」を登録するといった具合に、なるべくよく使う言葉は候補で選ばなくて済むようにしています。 
画面で確認しながら変換キーを何度も押すと行き過ぎたりすることが多すぎていやになりますから。 
 
これもIMEの改良で「いがい+変換+J」で「意外」、+Lとかで「以外」と出るような仕組みになっていて、どのPCでもIMEでも同じだったら、私もわざわざ面倒な登録と「いそと」のような使い分けをしなくても済むのですが。。 
 
でも考えたら、これだと候補が二つ以上ある単語は打ちたい言葉が第一候補になっていても、その後を普通に打って確定ができなくて、次のカナ位置の英字が割り当ててある違う候補が確定してしまう。。 
候補が数個あっても、使うのは第一候補の一個だけみたいな言葉は多いのに、一打鍵余計に打たないとダメだから、打鍵数も増えるし飛鳥の発声(内語)と打鍵の一致がおかしくなる。。ううん、難しい。。 
 
でも今だと、上の脱線で書いた「芸能大賞」なんか、大勝・大将・対象・大正といろいろ出てきて、例によっていい加減に変換キーを押しっぱなしにしたら「芸能大将」とか、欽ちゃんみたいなことになってしまって参りました。。(^^;; 
 
で、結局打鍵数も多い上に、習得に結構な時間を要しそうな漢直を選択する理由って、カナ漢字変換の同音異義語の問題が解消するから画面を凝視する必要がないということだけなんでしょうか? 
 
確かに、私の放送の評価打ちのように、三遊亭とか新風亭とかまで登録するような人間だと打つものが多分野にまたがるので、同音異義語や登録されていない単語(「姉歯」が「姉は」になるように)の問題が大量に出てくるものです。 
しかし、普通の人は限られた自分の分野の言葉を中心に打つので、その分野の言葉だけを単語登録しておけば、後は殆どが学習された第一候補で済むので、言われるほど同音異義語や変換辞書にない言葉の問題は大きくないのかも知れません。 
 
あっ、平原彩花が流れている。。 
といっても、ラジオなので漢字が分からなくて登録できない。。(×_×;) 

「貞応」様と「千m(_ _)m貴」 

 タイトルは「女王様」と「洗濯機」の誤変換?です。 
 
まあ、女王は皆んな「じょうおう」と言っているのに、書取テスト的正解が「じょおう」なのは結構有名かと思います。 
でも、実は私、これ飛鳥作り始めるまで知らなかったんです。 
小学生の漢字の書き取りテストは結構作ったんですが、女王は偶然なかったのが一つ。 
もう一つは、飛鳥を作り始めるまでは自分に必要な文章しか書かなかったので、女王なんて打つことがなかったんです。 
 
でも、飛鳥作りでは放送からの評価打鍵を大量にしますから、それで「女王」を「じょうおう」と打ったら「貞応」になってびっくりして広辞苑を引いた知ったわけです。 
 
こういう発声とカナ表記の不一致で最近受けたのは「飼育委員」と「シー・クウィーン」ですね。 
 
これはラジオのトークで「私、小学生の時飼育委員やってたから」と言ったのを「何で小学生がシー・クウィーンなんて色っぽいことやってるんだ!」て相手がマジでつっこんだんです。 
まあ、確かに速いトークの発声では「飼育委員」と「シー・クウィーン」は同じに聴えるんですね。 
 
で、「千m(_ _)m貴」の方も先週の話なんです。これは「せんたっき」で「せんたくき」を打った誤変換です。私は、m(_ _)mを「たっ」で登録しているもんでこうなったわけです。 
 
でも、これは日本一の民放ラジオアナウンサーの上柳先生の発声なので「せんたくき」が発声では「せんたっき」になることはかなり一般的なんですね。 
(日本一というのは、先週の全国民放ラジオ共通の特別文組のパーソナリティが上ちゃんだったからです) 
 
「たくきゅう(卓球)/こくか(国家)」の発声が「たっきゅう/こっか」となり、それは書取的正解でもあります。 
でも、「せんたくき」が「せんたっき」になるのは書取的正解ではないので、ニュースの中だったら「せんたくきの生産が~~」のように上ちゃんも書取的正解で読んだでしょう。 
 
きっと「せんたっき」は言葉として新参者で製品名ということで、余り真剣に考慮されていないせいだと思います。 
 
あの「せんたっき」はフリートークの中の発声だったので、堅苦しく聴える「せんたくき」は無意識に避けて、会話的な「せんたっき」を瞬間に選択!したんだと思います。 
 
で、これが日本語入力と関連するのは、私は偶然その部分を評価打鍵していたんですが、当然自分でも「せんたっき」と打ってしまって、千m(_ _)m貴になってしまったことなんです。 
 
これは、前回難しい論文で引用したように、私たちの頭の中の思考は漢字ではなく「音」で成り立っていることの良い例だと思います。 
 
頭の中で「せんたっき」という発音なのに「せんたくき」と打つことはやりにくいんです。 
一週間に一回くらいしかローマ字入力しない私は、未だに助詞の「は・を」をついつい「wa・o」で打ってしまって、しょっちゅう修正しているくらいですし。。
 
つまり、「洗濯機」を打とうとするときに、瞬間「これは発声が『せんたっき』でも『せんたくき』と打たないとヘンな変換になってしまうから『せんたくき』と打とう」と「思わない」と正しく打てません。 
 
つまり、内容に無関係な「打鍵のための理屈」を挟むのがいやなので、発声通り打って千m(_ _)m貴になってしまったんです。 
 
『洗濯機」なんて、滅多に打たないんですから当然とも思ったのですが、それってちょっと違うようなんです。 
 
というのは、少し上で書いた「漢字」を私は「かんじ」で打ってしまい「感じ」を出してしまっているのです。 
 
私が飛鳥に関して書くときは「漢字」が必ずと言っていいほど出てきます。また、評価打鍵のような一般の文章では「感じ」が「漢字」の何倍も頻出します。 
 
つまり私にとって「漢字/感じ」の問題は、滅多に打たない「洗濯機」とはわけが違うのです。 
 
ですから、私は「感じ」は「かんじ」で、「漢字」は存在しない読みの「ょかんじ」で登録してるんです。 
 
前回「感じ/漢字」のどっちを使ったかなんて覚えてませんから、「かんじ」なら「感じ」 
「漢字」を出したいときは「ょかんじ」と打ち分けるのは、もう前世紀からしてるんです。 
 
それなのに上の「漢字」を出すとき、私は「かんじ」と打ってしまい、「感じ」と誤変換してしまったのです。 
それどころか、上に何回も書いた「漢字」を私は「かんじ」とまたまた打ってしまい、「感じ」を出してしまっているのです。 
 
これは私自身が相当トロいということもあるんでしょうが、いかに私たちが何かを書くときには内容のみに集中していて、変換の問題などには頭が回っていないかを示しています。 
 
つまり、打鍵する際はなるべく内容のみに集中して頭にある音だけを素直に打てるのが一番いいんです。 
 
でも、「感じ/漢字」は同音異義語ですから、IMEが相当賢くなって内容を理解しないと思った感じ(推敲してたらまたやってた。。(^^;;)が出ないので、これは「かんじ/ょかんじ」のように区別するのは仕方がないでしょう。 
 
「じょおうさま/せったっき」問題は、別に同音異義語の問題ではないので、私は前世紀に「じょうおう」で女王を、先週「せったっき」で「洗濯機」を登録して発声と漢字を一致させました。 
 
このように打鍵で、内容以外のことを考えるのは思考を妨げストレスになるんです。 
 
ですから、飛鳥ではRTYUにまともなカナを置かないんです! 
 
「RTYUも手の角度を変えたり手全体をそのときだけ移動すれば、指を無理に伸ばして打って痛めることもないのだから、RTYUはもっと使って他の指のシフトのカナを減らすべきだ」とtastieraさんはおしゃっていました。でも、これダメなんです。 
 
つまり、親指がシフトキーに囚われている飛鳥では、各指は「軽く伸ばす・そのまま・下に曲げる」だけで「指を痛めず打てるキー」だけで打てるのが必須なんです。 
 
つまり、RTYUを打つとき「これは無理に人差し指を伸ばして打つと指を痛めるから表や逆なら文字キーを打つ側の手の親指はシフトから離せるから、腕を動かしたり手の角度を変えたりして指の負担がないように打とう」というのはゆっくり打つのならできるのですが、それでも面倒です。 
 
まして、一秒に何打鍵もする一般の打鍵ではそんなことは意識できません。 
結果、ついつい親指をシフトキーにおいたまま、無理に人差し指を伸ばしてRTYUを打ってしまい、腱鞘炎寸前になって初めて「親指シフトではRTYUはなるべく使いたくない」という結論に達するんです。 
 
ということで、やはり教科書データでは0.69%と結構よく打つ「ぶ」をRの表に置くのは左人差し指が痛くなったのでやめて、0.03%の「ひo」に戻しました。 
 
ERJ表のみの「じぶん」だけは左手全体が上段に移動するので打ち易いのですが、一部・部品・文章とかはついつい面倒で、手の方が勝手に親指をシフトキーにおいたまま中指をうんと伸ばしてRを打ってしまうので左人差し指が痛くなるんです。 
いくら「ぶ」の用途で「じぶん」がよく出るといっても、九割以上は他の言葉で使われるわけですし。 
 
R表に置くのが0.03%の「ひo」程度なら、無理に左人差し指を伸ばしてRを打っても回数が最小なので指を痛めずに済むんです。 
 
というわけで、「R表を打つときはシフトから親指を離して左手全体を上にずらして打とう」という思考を秒速何打鍵の間に瞬間的に思い出して実行するのは、「漢字」を出そうとしていつも「感じ」を出してしまう人間には無理な思考なんです。 
 
まあ、それを言ったらシフトの連続や飛鳥のカナの場所自体を覚えるのも「内容に無関係な思考」だと思われるかも知れません。 
しかし、これらは「感じ/漢字」と比較しても、あまりにも頻繁に使うものなので「自動化」が進むのは、かなり早い段階(つまり飛鳥を使い始めて短期間で)なのは私自身が体験しています。 
 
他にもっと楽な方法があればいいんですけど、音声入力は前にも書いたようにもっと大変なわけで、日本語で打つ以上は仕方のないことでしょうね。 
 
でも漢直って、飛鳥のように内容のみに集中して指が勝手にコードを打てるようになるって可能なんでしょうか? 
「送りがな」がいい加減とか、手書きの時に正しい漢字が思い出せないようなことが、漢直を使う人にはないのかも少し疑問ですね。書取テストで完璧な生徒なんて希なんで、それが余り変わらず大人になるんですから。 
あと、漢直はタッチ数も結構多そうですがその辺は余り語られないようですね。
 
で、上で言ったように同音異義語の問題は飛鳥にもあるんですが、これはローマ字でもニコラでも共通の、カナ漢字変換では避けられない問題なんですね。 
 
でも、同音異義語の問題を解消するのにコード入力を使いこなすのはいくら何でも大変過ぎるんだと思います。 
 
もちろん名簿とか漢文の入力が日本語入力の主要な用途という何千人に一人とかの特別な用途には、漢直のようなコード入力は便利この上ないんでしょうが。。。 
 


Uジローさんに 簡単にレス 

以下は、Uジローさんのブログでの彼と私のやりとりの続きです。 
Uジローさん以外は向こうに行って読むのは面倒でしょうから、途中からのやりとりを 
以下に貼ってからレスします。当該URLは 

http://ameblo.jp/ujiro/entry-10006261546.html#cbox です。 
 
簡単という割には例によって長いのですが、目と体が辛いので 
本格的な推敲を省いているという意味での「簡単」です。
完成度が低いので読みにくいのはお見逃しの程を。。 
 
ただ、私の本意は各自が得意なやり方でやればいいので、コンピュータでかなり良い配列を
作ることを可能にする方法を発見できたなら、それが得意な人はそれでやればいいと思います。 
 
では、最初に今までの引用から
 
以下私 
 
■飛鳥開発の過程においては逆成果しかありませんが。。 
 
まず、英訳添削。sing this song は「この詩を詠める」くらいでいいでしょう。 
まあ、結局何が将来役に立つか神ならぬ身の上では分からないから、目の前にある 
問題を成果が出るかどうかなどという功利的なことを無視して真剣に取り組めばいい 
というくらいでしょか。 
 
私だって、どうも最近は何の役にもたってない英語は、時間をかけてやり続ければ 
何か見えてくるという、配列を作るときの確信に繋がっています。 
片想いも何の報いを求めず思い続ける忍耐力をつけるのに役立っています。。。W 
 
まあ、相手が人ならしつこくすると最近はストーカーっていわれますが、 
相手が英語や配列なら、幾らしつこくしても訴えられないわけですし。。。W 
 
あと、効率云々は、車のような量産製品を将来に渡って継続的に開発していく際は 
必要なのですが、配列って一つ完成品を作ったら終わりなんです。 
ですから、誰か物好きが漫画家の卵や弁護士の卵が漫画や司法試験合格のために掛ける 
くらいの時間をかけて作ればいいんです。 
 
ありもしない配列作成プログラムなんかを夢想するより、試行錯誤が一番。 
だって、最高のプログラムだって何百と改良しなきゃまともなものは出来ないわけです。 
 
そして、そういうものが出来たとしても、一つ作れば終わりなわけです。 
なんたって、「最高の配列を作るプログラム」なんですから。 
 
そのソフトを使うと最高の配列が出来たとして、数時間で作れるとしても意味ないんです。 
Super pi なんかと同じで、結果はいつも同じなんですから。 
 
まあ、プログラム化は置くとして、配列作りは野球の上達なんかと同じで、泥にまみれて 
自らやらなくては見えるものも見えないものです。 
 
あっ!高田文夫先生も大爆笑の大田すせりの「ストーカーって呼ばないで」って歌、知ってます? 
Ray (2005-11-25 20:45:21)  
 
 
以下Uジローさん 
 
■究極配列が存在する? 
 
Rayさんが、「配列って一つ完成品を作ったら終わりなんです。」と仰るのは、ちょっと意外な気がしました。使う場面も、打ち込む文章も人それぞれ、しかも時と共に変わりますし、配列の歴史を終わらせる究極の配列、というのは、存在しないんじゃないかな、と思うんですよね。
 
 
で、実は、その見方の違いは、「最高の配列を作るプログラム」の存在意義の見方にも関わってくるんだと思います。πたる配列が存在しない以上、「最高の配列を作るプログラム」とは、ある入力パラメータに対して「最高の配列を作るプログラム」となるわけで、単なる円周率計算プログラムを超える意義があると思うんですよね。まあ、配列をそんなに頻繁に設計するニーズがあるかどうか、ということはありますが・・・。 
 
また、もし仮に究極配列が存在するとして、さらに配列設計プログラムにはそれが算出できなかったとしても、それでもなお、配列設計プログラムには次のような存在意義はあると思います。 
 
1. 手設計では究極配列がまだ発見できないないのなら、究極に近い配列を与えるものとしての意義 
 
2. 手設計で作成された究極配列の妥当性を確認するための客観的な思考過程を与えるものとしての意義 
 
3. 作成される過程が説明しやすく、「優れた芸術作品」ではなく「優れた工業製品(または商品)」としての配列を与えるものとしての意義 
 
究極の配列を作成するためのプログラム、というものも、試行錯誤なしにできるものではなく、同じ手間をかけるなら配列そのものに努力を注いだ方が良い、という考えは、もちろん健全な価値観ではあるとは思いますが、芸術作品そのものよりも、芸術作品を作る過程(の一般化)の方に興味がある人間も世の中にはいるものでして、そういうある意味、「無駄な」知識の体系化こそが科学技術を発展させてきた原動力だと思います。 
 
以上、かなり大げさに書いていますがw 
 
 
↓から私の今回のレスです。 
 
まずUジローさんの意見を読んでいると、既存のメジャーな日本語入力法が、 
皆んな飛鳥のように手作りでこつこつ何年もかけて作られているので、そこで 
コンピュータによる配列設計という新機軸を主張しているような感じがします。 
つまり、 
>1. 手設計では究極配列がまだ発見できないのなら、究極に近い配列を 
>与えるものとしての意義 
は、そういう手作り配列が百家争鳴で混乱状態に陥っている状態の時だったら 
正当性を持つものだということです。 
 
ところが、実際は大手の配列、ニコラ・新JIS・トロンともコンピュータを作って 
作られているのです。だから偉いというような主張がよく見られるのですが、私に言わせたら 
それだからこそ、配列界の幼稚園児が作ったようなものになっているんです。 
 
私が、前回「どう」に関して書いたようなややこしい思考がコンピュータには不可能な以上 
言葉という複雑な体系を相手に、人間の頭の中の言語感覚と、これまた指や手の感覚という 
きわめて人間的なものを扱うのにコンピュータが向いているというのは、コンピュータが 
理論的にも飛鳥を越す理論を自分で見つけだして配列を組み立てたことがない以上 
説得力を持たないでしょう。 
 
そして、配列理論というものは自らの膨大な言語生活の経験と配列作りの試行錯誤から 
しか生まれないのでプログラムにその基本的な理論を与えるのはあくまで人間です。 
 
試行錯誤には、最低でも丸一年朝から晩まで頭の中が配列しか存在しないような生活を送ることが 
必要なのです。これはIMEの基礎を築いた九州大学の何とかという教授でも、あの田中主任 
でも同じことで、プロジェクトXでよくある場面です。 
 
そういうことをプログラムを作る前に何もしていないから、「コンピュータによる最適化」を 
謳っている既存の配列はダメなんです。 
何たって、人には「利き手」があることすらもコンピュータは言われないと気がつかないんです。 
 
コンピュータに与えるパラメータに「利き手」の問題が入っていないのは、プログラムを組む人 
自身がまるまる一ヶ月も配列と泥まみれになることをさぼった証拠というしかありません。 
 
拗音や語尾、また「ですが、あるが、」のような節末?は速いので、カナの出現頻度はある 
程度無視しても、良い運指を与える必要があるのも、私は三ヶ月目くらいの段階で気がつきました。 
 
それなのに、そんな配列作りのイロハのイでさえ、コンピュータによる最適化とかを 
謳っている既存の配列では一顧だにされていないのです。 
 
コンピュータは「指の移動距離の最小化」のような超原始的な尺度で配列を決めます。、 
「親指シフトにおいては感覚的にBはRより近い」というような、人の手の構造と 
関連した事実はプログラムを作る人間が実際にキーボードと格闘しながら発見しな 
ければ無視されるのです。 
 
そして、コンピュータに与えるパラメーターを発見し尽くした一万時間とかの配列の格闘を 
済ませたときは、すでに配列はできあがっているのです。 
ですから、わざわざ複雑怪奇になるであろう配列作成プログラムは、配列と格闘しながら何年も 
かけて理論を作った人がいくら優秀なプログラマーであっても作る必要を感じないでしょう。 
 
まあ、プログラムが作れれば、自分の作った配列の優秀性を客観的に実証する 
ソフトが組めるので、こういう長々とした言葉の羅列のみでしか説得できない 
私なんかよりは説得力が大分増すんでしょうが。。 
 
Uジローさんも認めたようにプログラマーはヘルプ作りは苦手というのと同じで、 
配列作りという「言葉」と経験を元にする文系の作業とプログラム作りというのは 
一人の人のなかに共存することはなかなか難しいと思いますが。。 
 
あと、「究極の配列」は存在します! 
これは、二万時間くらい配列作りをやったら感覚で分かることなのでここでは簡単に書きます。 
 
最初の頃の一日数十回配列を変えるようなことは今は全くなくなりました。 
月に一回変えるかどうかくらいで、それもどんどん間が空いてきます。 
もう、飛鳥の理論による配列の改良はほぼ限界に来ているようです。 
今後改良があったとしても、それは打鍵効率や打鍵の気持ちよさを0.1%よく 
するかしないかの程度で、どこかが大規模に普及させてくれるというのなら 
もう止めてもいいと思っています。 
 
もちろん、飛鳥と全く異質の理論に基づいていても、打鍵しやすい配列というのも 
あり得るかも知れません。 
ただ、親指シフトに限ると、私はそういう理論は発見できなかったので、ないかもしれません。 
 
とにかくあるとしても、そういうのを見つけ配列に生かすには同じくらいの時間が 
かかりますし、私は発見できなかったので、他の人に任せるしかありません。 
人間の寿命も限られているわけですから。。 
 
ただ、一つだけいえるのは、3.の「作成される過程が説明しやすく」というのは 
人間がその理論を作らないでコンピュータが勝手に作った配列には存在しないはずです。 
 
私は、既存の配列で配列自身が作られる過程や理論が何万字にもわたって 
詳しく書いてあるものを読んだことがありません。 
 
人が作ってないから、いくらニコラの擁護者のぎっちょんさんのような人でも、配列自体 
を、一つ一つのメジャーな言葉の運指ごとに詳しく解説するのは不可能なんです。 
 
 
それから、「時代にあった配列」というのは平安時代の言葉と現代語くらい 
かけ離れていると同じ配列で済ますわけには行かないのですが、今後百年とかは 
大丈夫という意味での「究極」です。 
 
英語だってSholesさんが百年以上前に配列を決めてから英字の続き方が大幅に異なる 
単語が増えたということはないわけなんで、百年やそこらでは日本語も全く新しい 
配列設計が必要になるほどの大変化はないはずです。 
千年とか先のことは言う必要もないと思いますし。 
 
また、人によって使う言葉の傾向が違うから適した配列も異なると言い出したら切りがありません。 
ですから、ここは最大公約数をとるしかありません。 
 
ただ、今回の「だけど、」を打ち易くするというようになるべく打鍵の実体と合わせる 
ことには腐心しています。 
 
しかし、私のように「~けど、・・・」という表現をまずしない人には今回の「どう」が 
E裏D表になる配列は改悪になります。 
 
としたら、前のバージョンを「けど、」を使わない人向け、今回のものを使う人向けと 
併存させなければならないことになります。 
しかし、それを言い出したら何百何千もの配列がそれぞれの個人向けに作られる必要があります。 
 
でも、そんなものが普及するでしょうか? 
というか、ある程度の普及率をもって、PCや配列自体には興味はなくても毎日結構な 
文字入力をしている一般人の目にとどまるような状態に何百ものバージョンを持つ 
新配列がなれるでしょうか。 
 
超マイナーなくせに何百ものバージョンがあって、その中から自分にあったものを選ぶというような 
作業は、とても普通の人にはできないし、そんな面倒そうなものは遠ざけられてしまうでしょう。 
 
学校で教えるにしても、教師の打てる配列が生徒が選んだものと大きく違っていて当然ですから、 
教えにくくて困ってしまいます。 
 
ですから、飛鳥は一個でいいんです。また、そうすべきなんです。 
 
で、今「飛鳥は一個」といいましたが、これ長くなって主張が見にくくならないための 
「レトリック」です! 
 
まず、利き手に特化する飛鳥には、レフティー飛鳥は欠かせません。 
また、、ニコラ味も圧倒的にニコラユーザーが多い以上移行を促すには重要なものです。 
123並びも、ヘンな数字並びのために敬遠されるのを防ぐ意味で欠かせません。 
 
と、こんなことを飛鳥HPをよく知ってるUジローさんには言う必要はないと思うんです。 
また、飛鳥は一個としても各自の指の具合や使う言葉の傾向に合わせて自分向きのMy飛鳥を 
奨励していることもUジローさんはよくご存じのはずなんですが。。。 
 
何しろ文章は短い方がインパクトがあるんですね。 
純ちゃんの大勝利も「民のできるものは民へ」と単純化したのが良かったんです。 
 
今回の事件じゃないですが、「民ができるようでも同じ業界で利害関係が対立しないので 
民同士だとなあなあで偽造なんかがされるので公がやった方が良いものは除いて、 
民ができるものは民へ」などと、長たらしく言ったら最後まで聞いてくれる人は殆ど 
いないですからね。 
 
だから、あのコメントは私には珍しく短いので「力があるな」って、後から読んで感じたものです。 
まあ「究極・一個」は読み手がUジローさんなら省略部分は分かってくれるはずなので「えいや!」 
で言い切ってしまったわけです。 
ローマ字で打つしかなくて、使う時間も30分限定の市のPCだったということもありますが。。。 
 
 
 
>ちなみに「ストーカー~」は知らないですねぇ。もしかして、Rayさんは、関西の方でしょうか? 
 
いや、高田先生は江戸落語を中心とした東京の演芸界の大御所ですから 
太田すせりも東京で活動している人です。 
落語は勿論、ツービートや爆笑問題などお笑いは関西だけではないんですから。 
 
なんでも、太田すせりは新風亭しょう太(漢字わからず)の明治とかの落ち研の後輩だそうです。 
まあ、彼女は落ち研(面倒だ!「落ち研」登録しておこう。。(^^;;)は 
長続きせずに演劇の方に行ったようです。 
 
あの歌結構長いんですが、TBSとニッポン放送で私の聞いた限りでも三回フルコーラスで 
流されたんですね。それなのに、CD売ってないんです。。 
 
両方とも全国ネットだったと思いますが、昼間のAMリスナーじゃないと知らないはずです。 
私もTVで彼女を見たことないですから。 
CD自体、彼女自身が自分のPCでシコシコ焼いて手渡しで売っている100枚とかしかない 
ものを二人が渡されて流したものなんですね。 
 
ニッポン放送のは高田先生が月金の11時半から90分やってるラジオビバリーヒルズです。 
TBSのは永六輔先生がやっている5時間とかの番組(土曜ワイドラジオ東京)なんですね。 
 
二人とも(CD売ってないんですから)別の機会に他の芸人のを見に行ったついでに、前座 
で出ていた彼女の舞台に偶然に出くわして、受けたので番組で取り上げたというわけです。 
 
あれって、エンタの神様辺りでやれば受けそうなんですが、彼女ルックスに 
問題ありなんでしょうか?大女でブスだってことはしょうた 
(ううん、「諸歌」になってしまう。。登録しようにも字が分からない( ;_ ;) 
の証言でもそうなんですが、TVのお笑いでも受けの悪いブスってのもいるわけで。。 
 
まあ、お笑い感度の高そうなUジローさんだったら大受けするのは確実です。 
ちょっと検索したのですがネットにはまだないようです。 

 
そのうちファイルが転がっているようになったら聞いてみるといいと思います。 
 


E裏D表の「どう」について 

qua_rkさんから↓のような指摘を頂きました。 
他にも前回の変更についての意見を頂きました。 
詳しくはqua_rkさんのブログhttp://mqmq.exblog.jp/ 
を参照してください。 
 
> 「どう」に関する続き 
 
>前回は「どう」は悪化とだけ言ってRayさんの「どう」は 
>中指の運動性から打ちづらくないということに触れていなかったので 
>私の意見を述べたいと思います。 
 
>まずqwertyの「ki」は極端に打ちづらいことはないですが 
>打ちたくない運指であることは確かです。 
>タイピングソフトで各カナの速度やミス率を出してくれますが 
>「ki」は両方とも悪い結果でした。(qwerty使用時のみのデータ) 
>速く打つとよくつっかえてしまうんです。 
>なので「de」は中指→薬指で打ってます。 
>遅く発音する運指なら問題ないんですが「どう」は速いですし。 
 
 
>それと「ざ」と「ご」を交換すべきかの件にも関係していますが 
>「うどう」「うごう」の快適さは捨てがたいです。 
>「うどう」はろうどう、ほうどう、こうどう、しょうどう・・・ 
>「うごう」はそうごう、こうごうせい、しゅうごう・・・ 
>と沢山の「うどう」「うごう」があります。 
 
>オ段と拗音は右手に集まっているので、 
>他の「そうぞう」や「ぼうとう」などと「どうよう」に 
>右手→う→右手→うのリズムはできれば残したいですね。 
 
 
まず、「どう」を私が「打ちづらくない」と言っているうのは、「しゃ・きょ」のような 
拗音音節や「です。ます。」のような語尾で必要になる倍速打鍵をしようとしないなら、 
E裏D表の「どう」は、特に打ちづらくないと言う意味です。 
 
>遅く発音する運指なら問題ないんですが「どう」は速いですし。 
 
と書かれていますが、私は「どう」が速いとは考えません。以下にその理由を解説してみます。 
 
最初に、「どう」には「どうしても・どうでも・どうよ?・どうやって」のように 
大和言葉の「どう」があります。 
 
2ちゃんデータで「どう」が堂々!の46位の0.2%の出現率を持っているのは 
「報道・騒動・行動・指導」などの漢語が多いためではなく、上のような 
大和言葉の「どう」が多用されるためなのは、2ちゃんを読んでいる人なら同意して 
もらえると思います。 
逆に役所や仕事の文章ではこのような乱暴に響く「どう」はほとんど使われません。 
 
なんと言っても2ちゃんデータでは「ます」の出現率が0.24%と、「どう」より 
少し多いだけなのですから、乱暴な口語で漢語も少ない2ちゃんのデータは 
参考にはしても、とても全部は素直には受け取れないものです。 
 
で、これらの「大和言葉の『どう』」は、「こういう・そういった」のような 
大和言葉の「こう・そう」などと同様に一拍ずつの2拍で発音されます。 
つまり、大和言葉の「どう」は「早くは発音されない」ということです。 
 
では、漢語の「どう」はどうでしょう?(^^;; 
 
「しゃど・しゃどう」、つまり「斜度・車道」を私たちは聞き間違えたり 
言い間違えたりは決してしません。「急な斜度・車道」での聞き間違えがないのは 
「しゃどう」の「どう」が2拍で発音されるからで、「どう」を速く発音したら「ど」 
になるのです。 
 
ただ、日常的な会話や独り言(打鍵するときの頭での発声に近い) 
では、「どう」は「どー/どお」と発音されます。 
つまり、「コード・高度」などは、アナウンサー的な発音でなければ発声上の区別がないのです。 
 
これは、「こうど」と発音するためには、口を丸めて大きめに開く「オ段」の口から 
閉じ気味の「ウ段」の口から、また大きく「お」の口に口の形を変える必要があるので、 
「こおど」あるいは「こーど」のように発声して、口の形を変える手間を無意識に省いているのです。 
 
ですから、前後関係がなくて「こーどが足りない」とその部分だけを聞いたときは、 
パイロットが「高度が足りない」と言っているのか、配線作業中で「コードが足りない」と 
言っているのか区別がつかないのです。 
しかし、実際には状況や文脈がありますから、無意識に区別ができているのですが。 
 
「こうどう」でも、普通の発声では「こーどー」のように全部オ段で発音して 
口の形をいちいち変えることをさぼっています。 
 
しかし、絶対に省けないものは「こうどう」は四拍の音で、「こーど・こうど・こどう・こど」 
のように拍数の省略は絶対にできないということです。 
 
拍数を変えると「コード・高度・鼓動・弧度」のように別の言葉になってしまうからです。 
ですから、俳句でも「どう」は2拍に数えるので一拍に数える「しゃ・じゅ」の 
ような拗音とは異なります。 
また、分かり切っているので形式的に付け加えられる「です。」のような速い 
語尾のような事情も「どう」にはありません。 
 
ですからqua_rkさんの仰るのとは違い、漢語の「どう」においても大和言葉の「どう」 
同様!拗音や語尾のように特に「速く発音される」ということはないのです。 
 
また、「『どう』」は『同様・報道・行動』のようによく出てくるので」といった 
意味のことを書かれていたと思いますが、これも「そうでもありません」。 
 
例えば、2ちゃんと違い漢語含有率が相当高い憲法前文でも、「どう」は冒頭 
の、「日本国民は正当に選挙された国会における代表者を通じて『行動』し」 
の一語のみです。 
 
憲法前文の千打鍵程度でたった一回、漢語の「どう」が登場するだけです。 
もちろん憲法ですから口語の「どう」は出てきません。 
 
「どう」を含む漢語を考え出すと、「騒動・衝動・動作・道路・軌道・道理・同情 
胴体・動揺・感動・騒動・・・」などと切りがなく出てきて、そう考え始めると 
「どう」の出現率は相当高いと考えてしまうのはよくあることです。 
確かに広辞苑では「どう」で始まる語と終わる語だけでも二千を越えています。 
道理で!「どう」を含む漢語をいくらでも思いつけるわけです。 
 
それでも憲法前文で一回しか使われないのです。これは「どう」には極端に出現率の高い 
漢語が余りないことと、何より日本語全体の語彙数が膨大であることを示しています。 
 
もちろん、「どう」が以前のように「,裏D表」の逆を含まない交互打鍵であるに 
越したことはありません。 
事実、そうするために私はここ5年くらい「どう」をあの位置に置いてきたのです。 
 
では、発声と打鍵の一致のための倍速打鍵を要求しない「オ段+ウ」を私は 
何故一貫して右左の交互打鍵にしてきたのでしょう? 
 
それは、そんなに速く打つ必要のない「こう・そう・もう・ほう・ぞう」などを 
「倍速打鍵でも打てる」運指にすることで、まさにqua_rkさんの仰るとおり、 
飛鳥の特長である「のんびり打てる」ことを可能にするためでした。 
 
何回も言っていますが、飛鳥が「倍速打鍵」を強調するのは、前提にそうで 
ない音の連続を「最高速の半分のスピード」で打っていることがあるのです。 
 
これは最高速を競うタイピングの打ち方ではないので、ここがqua_rkさんの 
考えと私の考えが異なる決定的な要因になっているようです。 
 
今回の変更(「けど、」を打ち易くする)が遅れていたのは、実は私が自身で 
「~けど、/~だけど、」を殆ど使わないので気がつかなかったことがあります。 
 
しかし、少なくとも2ちゃんにおいてはこれらは「ですが、」などより遙かに高い 
出現率を誇っているのです。また、放送の会話で評価打鍵をしていると、二人の 
話者で両者が二行に一回くらい「ですけど、だけど、」を使うことはよくあるのです。 
(「ですけど、」は左シフト五連続) 
 
で、私は考えましたね。 
確かに「けど、だけど、」は口語のみだし濁音が多く響きが悪いので「私は使いたくない」。 
しかし、飛鳥はMy配列ではなくて日本人の平均的な言葉の使い方に対応すべきなので 
いくら私が使わなくてもこれは対応するしかないと思ったわけです。 
 
というか、「うえに・まえに」などで「えに」の左連打を避けるために「え」を 
以前「け」のあった;表に置いたので、「け」がW裏に追い出され、「だけ」が 
左シフト連打になって、そうすると「だけど」も左シフト連打にして、「、」と 
左シフトを連続させて「けど、」を打ちたくなったんですね。 
 
「どう」は遅いといっても、「ど」単独は強い中指で打つ速い同手シフトですから 
「どうどう」などは、ホームのみで打てるニコラの運指と大して打ちやすさは変わらないのです。 
一回おきにクロスシフトを加えるのはホームキーのみの交互打鍵でも余り速く打てないからです。 
 
それは別として、飛鳥が「ですよね。ますね。」などの口語対応を早くから標榜しながら 
「~けど、/~だけど、」に対応せずに「:表,裏,逆」と打ち難いまま放置しておいた 
のでは「片手落ち」と言われても仕方がないと思ったのです。 
 
つまり、「どう」がE裏D表の同指連打になったのは「だけど、/けど、」という 
「ですが、」と同じ意味の節末?の口語表現が滑らかに打てることを優先したからです。 
 
「どう」は確かによく出てくる(多分0.1%程度だとは思いますが)のですが、大和言葉の 
「どう」は急ぎませんし、漢語の「どう」も「交互打鍵だとのんびり打てる」というだけで 
「どうしても」(^^;;交互打鍵でなくてはならないものではないと判断したのです。 
 
しかし、上だけの理由なら「どう」を左手の同指連打にすることはなかったでしょう。 
前にも書きましたが、,裏の「ど」を左に持ってくることで「れ」が右の裏に置けるように 
なるという「大メリット」があったから、5年もあそこにあった「ど」を左に持ってきたのです。 
 
つまり、*「されない・くれない・られなく・しれない・われなく」などの、その前の訓読み 
の動詞と組合わさって長たらしくなる大和言葉の運指が「れ」が以前のW逆のときと違って 
右ホームのL裏に置くことで滑らかにホームキーのみで打てるようになりました。 
「あれ・どれ・われ」も交互打鍵になりました。 
以前のように「なれ」の左中指連打や「られ」のような左連打がなくなりました。 
E逆の「れ」のために上の表現でホームキー以外を打つこともなくなります。 
 
そういったわけで、「ど」はどうしても!左に行く必要があったのです。 
 
*これらの大和言葉の表現は、何しろ大量の動詞と組み合わされるので、結構出てきますし、 
たまにでも出てくると何しろ「どう」と違って長たらしいですから、滑らかに打てない 
とストレスがたまるのです。 
 
こういう大和言葉の長たらしい言い回しはTWなど、「単語中心」に文章でない 
単語を中心に打つソフトでは滅多に出てこないので、単語に多く使われる「どう」の 
方が重要に思ってしまうのは仕方がありません。 
 
何しろ5年も専業同然でやってきた私自信が「どう」の打ちやすさを優先するのに目を奪われて 
この「手」には気がつかなかったくらいのことなのでqua_rkさんが不審に思うのは当然です。 
 
とにかくこの変更は「けど、だけど、」を打ち易く「されな・くれな」などをスムースに 
打てるためには「ど」をE裏あたりに置くしかなかったので、「どう」が打ち難いかも 
しれないけど試しに置いてみようと「えいや!」で置いてみたものです。 
 
それから、数百時間評価打鍵をしてきたのですが、どうも!「どう」で指が引っかかる 
感じがないんですね。で、理由を考えたのが上の方で書いたものです。 
 
しかし、おそらくqua_rkさんはそうしていると思うのですが、運指の評価の基準を 
単語のみを打つTWのようなものにするのは間違いです。特に文章でないのが問題! 
標本が非常に限られるのも問題です。 
私は打鍵の標本は常に違った文章であることが必要だと思いますからね。 
 
おすすめは放送の音声の「つまみ食い」打鍵で、これだとあらゆる単語や言い回しが 
散りばめられ、放送を変えれば人や分野による偏りも平均化され全体が見えてきます。 
何を優先し、何をしないかも分かってきます。 
同じ文章を打つのは同じ歌やCM、番組名を打つときくらいのものですから。 
 
そうして、引っかかりたくないところで指がひっかかるものをなるべくなくしてゆくと 
いいんですね。 
 
で、どう考えても「どう」で指が特に引っかかることはないのであれを公表したわけです。 
 
まあ、「そう・こう」などより少しノンビリできないんですが、高々千打鍵に一回少し 
左中指が忙しくなるだけですし、ストレスにはならないのでああ決めたというわけです。 
 
ただ、ややこしい大和言葉の言い回しは少なく、単語のみを最高速で打つTWで 
好成績を叩き出すために、飛鳥を改造することに私は何も反対するものではありません。 
 
ある車の改造車が実用的な走行ではないがレースという目立つ分野で活躍することは 
その車の開発者を喜ばせても、気分を悪くさせるものではないですからね。 
その改造が、一般道(実用打鍵)ではむしろ走り(打ち)にくいことがあってもです。 
 
今回のレスは市販車の飛鳥がそうなっている解説なわけで、qua_rkさんの 
TW向け?の改造を否定しているものでは全くありません。 
 
ただ、こういうネタがあると飛鳥の配列の裏にあるものの解説になると 
思い、また200行近くになりましたが書いてみました。 
 
「こうどう」のような「うどう」や「そうごう」のような「うごう」の左手の 
三連打も、出現率的には数千回に一回ですし、特に指が引っかかるようなことも 
ないとこの数百時間の評価打鍵中に指が言っているので、ああ決めたものです。 
 
実は「ご・ざ」を2音漢音の交互打鍵を犠牲にして入れ替えた件もレスしたいのですが、 
あと100行くらいは書かないとならないので、今日は控えておきます。 
いろいろ「ざご」を含む言葉を打っていて「指が引っかかるかどうかに注目して評価 
してくれると助かります。打ち易くなっているものも結構あるのにも気がつくと思います。 
 
 
あと、「どう」のE裏D表は、「う」でどうせ戻さなくてはならない左中指を 
ホームキーに戻す動作と兼ねているので結構楽ということもあるんですね。 
 
前にも書きましたが、EWキーはIOと違って「居心地が良すぎて指がお昼寝」しちゃうキー 
なので、次に指を強制的にホームに戻すEDの左中指連打は何も悪いことばかりではないのです。 
 
逆にD逆E裏と上段で終わる「など」は結構いやなのですが、出現率 
(一万打鍵に一回程度?)からいって我慢できるものだと判断しています。 
 
あとqua_rkさんがローマ字の「ki」で誤打鍵するのは、「き」はたった一字でよく出てくる(2.4%) 
のに2打鍵を要するので、ついつい急いでしまうという、2拍2打鍵の飛鳥の「どう」(0.1%?)とは 
全く異なる理由からだと思います。終わりが上段というのも「どう」とは違うところです。 
 
でも、ローマ字でも無意識に発声と打鍵時間の一致をしようとするからそうなるのかもしれません。 
きっと、ローマ字でも速い人は発声と打鍵(数ではなく時間)の一致(というか比例)を求めているのでしょう。 
でも、それではストレスがたまるばかりなんですが。。 
 
私なんかは、ローマ字でスピードを測ったことなど一度もありませんから 
kiの誤打鍵などした覚えがありません。 
  
こういう文章をリアルでローマ字で書くときは(というか自分の考えを書くときと 
IDくらいしかローマ字では書きませんから)正確さだけに気をつけ速度は気にしません。 
 
というのは、誤打鍵の修正は間違いを探して戻って消して打ち直してまた文末に戻る 
と大量に時間がかかるものです。つまり、結局トータルの速度では、速度を気にせずに 
正確に打つときより大幅に落ちてしまうものです。 
 
ですから、私は間違えるような速い打鍵をしようとは思いもしないんですね。 
そんなわけで、自ら「速くない」と自認しているqua_rkさんのような分速500打鍵 
なんて夢のまた夢で、私はとてもそんな速く打てませんし、打とうとも思いません。 
 
そんなに、すらすら完成した文章が頭に浮かばないということもあって、 
その必要がないからかも知れません。 
 
ゲームタイピング以外の実用打鍵では 
「一に正確二に正確、三四がなくて五じゃなくて十くらいに速度」と私は感じています。 
 
ただ、飛鳥は打ち易くする仕掛けが大量にしてあるので、速度の上限は他のものより高い 
はずです。殆どの人は頭にある文章の完成品を考えるスピードに十分ついてゆけるでしょう。 
 
手書きやJISカナでは、思考のスピードに打鍵がついて行かなかったので 
私は書くのが苦手だったのですが。。 
 
今までローマ字で一万時間打っている人ならその一割くらいの時間を飛鳥で 
打つとその速度に追いついて、その先は頭打ちになったローマ字などより 
自然に速くなっていくでしょう。 
 
つまり、速度は目的ではなく日常的に打っていれば自然に得られる結果なので、 
今まで他のやり方で打っていた時間の総量に思いを致して欲しいと思います。 
 
 
あと、今回の「ど」の左移動で、「『オ段』は右の裏を中心に配列」 
という飛鳥の法則が一部崩れました。 
(しかし、「ただ」と同様「とど」も右表左裏の左右指対象になりました) 
 
これは、オ段に関する「配列の美しさ」という面では改悪です。 
 
しかし、配列はそれ自体が「美しい法則」で作られていることが目的なのではありません。 
それでは、五十音配列とか清音とその濁音が同一キーのニコラが良いことになってしまいます。
 
大量にあるよく使う言葉一つ一つについて、打ち易い運指が与えられていることこそが大切なのです。 
 
去年の助詞の「に」の左移動といい、今回の「ど」といい、 
規則面では美しくない方向に行っているかもしれません。 
 
しかし、「規則を発見し、またそれを重要な言葉の事情に合わせて一部を崩す」のが 
飛鳥流なので、「全ては打ち易さのため」だということを最後に付け加えておきます。 
 

お年寄りを大切に!。。W

鈴見咲さん、レスどうもです。他にもありましたが、ここではヘルプのことについて書いてみます。少し長くなったので、こちらのほうで回答しておきます。


なお、この話題は↓で見られます。

http://ameblo.jp/asuka-layout/entry-10005040684.html#c10009749450


>一応念のためお伺いしておきますが、すでにヘルプも読むのがつらいほど

>目を悪くしておられるとかいうことはありませんよね…?


確かに、老眼も入っている上左目がほとんど見えないので見逃したということはあると思います。しかしヘルプを読む人は目のいい人だけとは限らないので、普通のヘルプよりフォントが小さいあの解説書はもう少し大きい字を使った方がいいと思います。


普通のヘルプよりフォントが小さい訳ですしウェブページと違ってヘルプでは見やすくしようと思っても、フォントを大きくもできませんしね。


まあ、でかい字を使いたくないのは鈴見咲さんの美学なのでしょうが、やはりあの手のものは、「読みやすい・分かりやすい」ことが一番なのではないでしょうか。


後、見逃したのにはもう一つ理由があります。それは、利用規程の長い解説をスクロールで流していった後、やっと銀行振り込みの項目があるのは気づくのですが、肝心の口座の記述がフォントの色もサイズも地の文と同じで埋もれてしまっています。


肝心な情報なのに行空けもなく、行頭にすらないのです。

銀行名・口座番号・口座名:~~~ ~~~  ~~~

というように、行を空けてそこだけが浮き立つように書いていれば、フォントの色やサイズが

地の文と同じでも、まだ気づいたと思います。 ひょっとしたら、あれは日本古来の「カネのことはあからさまに言わない」という美学と関係しているのかもしれません。


しかし、シェアウェアを使用期間を過ぎて、送金しようとしているユーザーにとっては、

送金額とその方法は最も重要な情報です。 コンパクトで上品なヘルプにしたいという作る側の要求は必要な情報を早く知りたいユーザーの側には無関係なはずです。


保険の契約書の下の方に細かい字で大量に書かれている免責事項などの「細かく読まれると入る気を失くす」というようなものとは違い、送金の方法が分かりやすいことは、提供する側にもユーザーにもプラスになります。


だったら、堂々と 色も使い、フォントも大きくして・口座番号・口座名:~~~ ~~~のようにすべきでしょう。

少々品がないと思うかもしれませんが、読む側はそんなことは感じません。


むしろ、欲しい情報がすぐ見つかってありがたく思うでしょう。


また、利用規程はほとんどの人はアプリをインストールする際に出てくる長い利用規程を読まないで「同意する」を押すのと同じでどうせ読みません。


だったらここは、説明書のメニューで、利用規程と「代金・送金方法」を分ける方が得策だと思います。


以上、私のように送金方法が見つけられないであきらめてしまった人もいると思いましたので、老婆心から少ししつこく提案してみました。


飛鳥の配列表や説明で使う「べ/へo ば/はo」などの表記も格好の良さより、読む側が何も考えずに「一発で分かる」ことを優先して、書く方はIMEに登録したりと面倒なことをしているのです。


「べぺばぱ」では文脈がないと目を凝らして判別しないといけないので読む側の負担が多く、読む気を失くすということもあるんですから。。

なぜ、「見知らぬ・堂々」が「どうでもいいのか」というお話 1

>qua_rkさん 
連日飛鳥でのタイピングの限界にチャレンジして頂いているようで、頼もしく思っています。 
昔のホンダではありませんが、レースで名が売れるということもあるかも知れませんしね。 
 
この前は2ちゃんの中で「『見知らぬ』が打ちにくいとか言わないで下さいね。」 
とか書いてしまったら、それを読まれて気分を害されたようで申し訳ないです。 
 
しかし、そのことを詳しく書き出すと丸々一日は時間が掛かりますし、 
また結構な調査が必要なんで 詳しくは書きませんでした。 
 
今日は雨降りということもあり、またMEではファイル中の文字列の検索も出来るののが 
分かったので調査も出来ましたので、少し詳しく何故「どうでもいい」のか書いてみます。 
 
まず、私の持っているデータ用のドライブのテキストファイルを検索したら1331個ありました。 
ここには、readme.txt 等はないので、半分くらいが私が書いた文章や評価打鍵。 
後は、ネットで集めたテキストファイルやHTML文書をテキスト化したものです。 
青空文庫から持ってきた小説や評論もかなり含まれています。 
 
28.4MBあったので、ざっと千四百万字あることになります。 
さて、ここで「見知らぬ」を検索してみると10個見つかりました。 
そのうち2個は最近私がこの問題を扱った文章の下書きだったので数えるのは 
不自然ということにすると、8個のテキストで「見知らぬ」が使われていた 
ということです。 
 
で、今度はその8個のファイルを開いてみると、800Kbのような大きなテキストでも 
「見知らぬ」が使われているのは一回だけでした。 
 
つまり、千四百万字の中で8回「見知らぬ」が出てくるわけですから、 
この言葉の出現率は、データがデータですから多めに見積もるとしても 
百万字書いて一回です。 
また、それが使われているのは小説という「超文系」の文書のみでした。 
 
私の経験から言うと、一万字の文章を内容を考えて推敲しつつ書くのには 
丸々一日要しますから、文学寄りの物書きのような人でも「見知らぬ」を 
打つのは、平均値をとると一年に三回程度という計算になります。 
 
打鍵時間だけで考えても、百万字を分速200打鍵で休み無し、内容を 
考える時間無しというあり得ない条件で考えても、百万字を打つのには 
五千分、つまりざっと百時間は掛かるのです。 
(カナからの変換で文字が減ることを少な目に考慮しても百時間ということです) 
 
そして、打ちにくい「見知らぬ」で分速100打鍵に落ちたとしても、時間的ロスは 
0.6秒に過ぎません。 
 
つまり、「見知らぬ」が打ち難いというのは多作の物書きが年間に1.8秒の 
ロスをすることを意味するので、そんな超マイナーな言葉は「どうでもいい」のです。 
 
また、「見知らぬ」を打ち易くすると他の連接文字が大量に打ちにくくなります。 
 
「みに」の入れ替えをやると「短い・惨め・地味・自民党」などの「みじ」が 
が飛躍になって、これらは「見知らぬ」よりも断然よく出てくるのでロスは 
1.8秒の何百倍とかになってしまいます。 
 
「みな・みなみ・なみ」という、これも「みしらぬ」の何百倍出てくる文字列が 
今度は同指連打になってしまうということもあります。また、必死で逃げている 
「ぐみ」の異指打鍵がシフトの違うXの同一キー連打になってしまうのも痛い。 
 
しかし、私だって配列を開発している身ですから、「みに」の入れ替え 
をして数日打ったことはあるのです。 
まあ、「ミシン・見知らぬ」なんか滅多に使わないけど、左中指の 
同指連打の「うに」が多いと思ったからです。 
 
「う」で終わる名詞は「ん・い」で終わる名詞とともに漢語では出現率が 
最高ですから、その後に、これも出現率の高い助詞「に」との組み合わせで、 
「東京に・状況に・構造に」など、無数の「うに」の連続があります。 
. 
2ちゃんデータでも、「うに」は59位の0.19%と高い出現率を持っています。 
 
ところが「に」をXにおいて二三日で大問題が生じました。 
左の薬指が痛くなったのです。 
これは当たり前で、「み」の出現率は0.6% 「に」の出現率2.6%なので 
左薬指で打つ下段のXの打鍵が四倍近くに増えるからです。 
 
毎日何時間も入力する人が腱鞘炎になるような配列は、ろくなものではないというのが 
私のスタンスなのは前の記事でも書いたとおりです。 
 
ランクインしている「うに・どう・いう・つい・いつ・これ・れは・れも」の両手の 
中指と右薬指の同指連打は、qua_rkさんが書かれていたとおり、「打った後にその 
指を上下にずらして連打する」ことで、それ程遅くなることは防げます。 
 
また、大体拗音や文末のように倍速打鍵を要するものではないので、 
そんなに速くは打てなくてもストレスは感じないはずです。 
 
これらを無くすこともできるのですが、それをやると弱い指の負担が増えたりもっと重要 
な文字列の運指に悪影響が出てしまうので、必要悪と割り切ることも時には必要なんです。 
 
「どうどうと」が打ちにくいと思ったら、ローマ字でdoudoutoを打つときの 
手間を思い出すといいかも知れません。「堂々」も「見知らぬ」でやった 
やり方で調べたら、作家レベルで月一回使うかどうかの出現率ですし。。 
 
 
また、qua_rkさんは「に」はよく出てくるのにCは位置的に打ちにくいと書かれていました。 
 
私もそう思います。それはCを打つときは中指をそのままずらすとCとXの 
間の溝に指がはまってしまうので、どうしても手首をやや内側に移動して 
打つので、それに釣られて他の指もホームキーからずれてしまうからです。 
 
それでも私が「に」をここに置いている理由は、「に」には「にゃ・にゅ・にょ・にん・には・ 
にも・のに・とに」などの交互打鍵が多く、余り左のカナと連続しないこと。 
また、左には他に良い位置がないということがあります。 
 
最初に「良くない」と書いているのに今度はCは「良い」と言っているのは 
矛盾しているようですが、ここの「良い」は「指を痛めることがない」という 
意味での「良い」です。 
つまり、最も強い中指は下段でも「にせぐ」で5%弱の使用率になってもびくともしないのです。 
また、手首を動かさないとCの表と逆は実質打てないのは、そうすることで打鍵に最適の中指の 
形を作っていることを意味しているので、「指を痛めない打鍵」のためには良いことなのです。 
 
さらに「に」には助詞の使用が8割?方だという特殊事情が上に加わります。 
 
これも前の記事で書いたように、テレビなどの声をよく聴いていると 
「の」以外の助詞の前は半拍、後は一拍は空くのです。 
 
つまり、助詞の「に」で左手の形が一瞬乱れても、その多くは交互打鍵ですし、 
また創作タイプ時は助詞の時は打鍵と発声の一致から自然に「に」の前後が 
半拍/一拍空くので左手を元に戻す時間がとれます。 
 
あと、出現率1.6%の「を」がM裏だと打ちにくいとありましたので、それも解説しておきます。 
 
「を」は助詞専用ですから上の「に」で述べたように前後に半拍/一拍空きます。 
前の半拍の休みで指の形は十分作れますし。また右のカナが次に来ることが 
多いのですがゲームではない発声との一致の打鍵での創作タイプをする限り、 
「を」を打った後に右手の指をホームに戻す時間は十分あります。 
 
また、Mの裏自体が打ちにくいというのは、慣れの問題が大きいと思います。 
もしかしたら、qua_rkさんもUジローさんのように親指シフトの同手シフトをクロスシフトの 
ように二本の指を「タイミングを合わせて打つ」ものとして打っているのではないでしょうか? 
 
私は、M裏は「親指と人差し指でマメを摘むような『指の形』を作って打つ」ものと感じています。 
まあ、間隔がマメを掴むときよりは離れているので、手近なものではマウスボールを摘む感じ 
と言っていいでしょう。 
 
 
しかし、上に書いたことは何も高速タイパーのqua_rkさんが 
MY配列を作るのに反対しているのではありません。 
むしろ、一般の創作タイプしかしない人の誤解を 
防ぐのと飛鳥の打鍵の特徴を分かってもらうためです。 
 
ただ、「みしらぬ・どうどうと」のような文字列が打ちにくいのを、自分で 
考えた文章を打っていてにqua_rkさんが気が付いたとはどうしても思えません。  
 
小説でも滅多に使う機会のない言葉なんですから、多分、TWあたりをやっていて 
同じ例文で「見知らぬ」を何回も打ったとき、「打ちにくい」と感じたのでしょう。 
 
私は足掛け二世紀、電波や活字のメディアの文章を出現率も気にしながら打っていて 
「『堂々』なんて死語に近い。。今は『重厚』が多いな」、等と考えるクセが日常的に 
なっているのですが、そんなことをやっているのは広い日本でも両手で数えられるくらい 
しか、きっといないはずです。 
 
ですから、それを習慣にしていないからと言って、私にはqua_rkさんを責める気は毛頭ありません。 
 
普通の人が「ううん、見知らぬ・堂々と。。結構出てきそうだ」と、 
考えれば考えるほど思ってしまうのは仕方がないのです。 
 
そういうときは、「打ちにくい運指の言葉があるかどうか」ではなく、 
「自分がそういう言葉をこの一年打った覚えがあるか?」と考えて下さい。 
 
或いは、無理に「見知らぬ」を含む文章をでっち上げて、その種の文章を 
自分が実際にこれからよく打つことがあるか考えるのもいいでしょう。 
 
他に、一日くらいは活字や電波のメディアを見聞きしているときに「見知らぬ・堂々」が 
使われているかどうか注意するのも、楽でいい方法かも知れません。 
 
それで一度も出てこないようなら、それは(読む・話すは速いので)数十時間の打鍵で一回 
出てくるか来ないかの、配列を考える際には「取るに足らない言葉」だと分かるはずです。 
 
「自分が使う言葉」での出現率の判断というと、余りにも限定された標本のような 
気がするので、よく「主観的」と非難されるのですがそんなことはないのです。 
 
前の記事のタイトルではありませんが、母語のような基本的なものでは人間はチョボ 
チョボで、「ある一人の人が使う言葉」は結構全体の傾向をを表しているからです。 
 
全体が死語と判断して余り使わなくなった言葉は(知らぬ・思わぬのように)、 
読んだり聞いりすることはあっても、自分では使うのがためらわれるものです。 
 
また、あえてその言葉が好きで使う人は、自分がその言い方に関しては決して平均値 
ではないと自覚した上でやっているので、一般的ではないと感じているはずです。 
自分の専門分野で打ちにくい専門用語があったとしても、これは一般人には関係 
ないと分かりますしね。 

なぜ、「見知らぬ・堂々」が「どうでもいいのか」というお話 2

なぜ、「見知らぬ・堂々と」が「どうでもいいのか」というお話 2

しかし、この「同指連打で言葉が出来る」ことのみに惑わされて、その出現率と 
いう重要なもう一面を考えないのは、何もqua_rkさんだけの問題ではありません。 
ニコラ・トロンという大手、しかし私に言わせれば素人配列は皆んなそれをやっているのです。 
 
配列表を「目で見る」と同指連打でできるマイナーな言葉のような、「見つけ易い 
が取るに足らないアラ」が目に飛び込んで、必死になってそれから逃げるのです。 
その結果が、十秒とか一回出てくる重要な言葉や言い回しが三段使いとかになって 
打ちにくくなっているのは、配列表を眺めても気が付かないので、無視するのです。 
 
しかし、取るに足らない出現率の言葉が打ちにくいなど、どうでもいいことだというのは 
上で長々述べた通りです。勿論もっと重要な言葉に影響なく逃げることが出来るのなら 
そういうものでも打ち易いに越したことはないのですが。 
 
事実、飛鳥は「~らぬ・~わぬ・~れぬ」という少し古い、今の人は余り 
使わなくなった言い方を右シフトの連続という手で打ち易くしていますから。 
 
しかしそれより、「です。ます。なので、しかし、おもって 」など無数の、 
それ無しでは五分も文章を打てない超重要な文字列が打ち易いかどうかは 
「配列表を眺めた」だけでは分からないものです。 
 
打ち易い運指は交互打鍵だったりしますから、同指連打のように見つけ易くないのです。
 
重要な文字列をまず考えて、それを配列表から一つ一つ目で拾って、それを実際に 
打ってみるのは面倒ですから、ついつい配列表を眺めて「同指連打で言葉が出来ない」 
から良い配列だと思いこんでしまうのです。 
 
配列の素人がそうするのは仕方がないのですが、ニコラのような配列を作る 
側が、そういうやり方で配列を決めるのは大いに問題です。 
 
後は、カナに出現率順に良い位置を与え、濁音は清音の逆に置くと何の根拠もなく 
決めてから、交互打鍵の比率をコンピュータに計算させて、その数値が高いから 
打ち易いはずだと数百時間程度の評価打鍵も無しで、配列を確定してしまったのです。 

イ段のカナや「ゃゅょ」が左右に分かれていることからも、発声と打鍵の一致という親指 
シフトで初めて実現できる重要な概念さえ、頭にかすめるヒマもなかったのでしょう。 
(神田さんも私のメールの中で書いていました。「切りがないので、エイヤ!で決めたと」) 
 
ちょっと差し障りがありそうですが、私は助詞の「に・は・が」などと、単語に使わ 
れるそれらのカナとを区別しない連接文字データを元にしたPCによる配列評価は、 
使用キーを無視した交互打鍵率などとともに、殆ど意味のないものだと思っています。 
余りに酷い配列は排除出来るでしょうが、良いものを探すには原始的すぎます。 
 
打撃コーチがコンピュータのプロに依頼して「理想的な打法」をコンピュータを 
使って編みだしたと思っても、それを適用するのは選手という人間です。 
それで結果が出なければ、プログラムを作る時にあまりにも荒っぽいことしか 
考慮していなかったからでしょう。 
 
いくら、泥臭くても「試しては改良して行く」というのが良いバッティング・フォームを 
作るのと同様、泥臭い繰り返しが配列作りにも要求されることだと思います。 
「打つのは人間」ということが、PCで使う入力法では余りにも無視されているようです。 
まあ、機械任せにして人間は楽をしたいという気持ちは分かるのですが、それは無理な相談 
っていうものなんですがね。。 
  
脱線しました。で、配列表を「目で見る」という行為は「年に一回も使わないかも知れない 
言葉が打ちにくい」 というアラが目立ってしまい、数十秒に一回とかの文字列が打ち易いか 
どうかという大きな問題が見えてこないのです。 
 
そういうやり方で決めた結果、ニコラなどのように手がバタツキ、大量入力 
をする人には腱鞘炎をもたらすような配列が出来上がってしまったのです。 
 
これでは配列作りの目的が、「指を痛めず打ち易い」ものを作るのではなく 
「同指連打で言葉が殆ど出来ない」や「交互打鍵率という数字を上げる」を 
目的化するという、おかしな自己撞着に陥ってしまいます。 
 
ニコラの出現率二位三位の「う・ん」を小指に置いて小指にはそれ以外はこの2カナと 
連続しないカナを少しだけ置いているのはいい例です。 
 
いくら、小指が担当する文字の数が少ないと言っても「う・ん」などは下手なカナの 
二十個分とかの出現率があるのです。それに、出現率20位以内に入る句読点も小指の 
分担であるのを加えると、いくら「うを・う。」以外の小指の連打が作れないと 
いっても、左右の小指の負担が大変になるのです。 
。 
とにかく、言いたいのは「堂々と・見知らぬ」というようなマイナーから超マイナーな 
言葉の事情で配列を弄ると、問題文が変わったらまたそれに対応して配列を弄る羽目に 
なり、切りがないということ配慮するのが必要だということです。 
 
また、タイピングの問題に使われる言葉は、特に上のランクでは「普段使わない」 
のと、打ちにくいという二つの理由で採用されていることが多いような気もします。 
ローマ字でmisiranu と打つのは飛躍や同じ側の連打が多くて打ちにくいですからね。 
 
でも、年に一回も使わないような言葉を速く打つ練習をしても、実際の打鍵の 
スピードの向上には無関係なんです。だって、年に一回とか打たないんですから。
ですから、やはりよく使う言葉を問題文に選んで、そのスピードを競った方が 
実用的なんだと思います。 
 
ただ、打ちにくいと思っても中指の同指連打のように慣れれば気にならないものもあります。 
飛鳥の中指連打では、「いつ・つい・どう」が連接文字ランキング500位入りを 
しているのですが、それとてローマ字のki, ik, de, ed の出現率の高さに比べたら 
取るに足らないものなのです。 
ki単独でも2.4%あるローマ字の同指連打に対して飛鳥の最高は「どう」の0.20%ですから。 
 
それに、ここが重要なのですが、ローマ字は皆さん打てると思いますが、 
今までki ik de ed が極端に打ちにくいと思ったことがあるでしょうか? 
 
これが大して打ちにくくないのは強く速い中指で打ち、飛躍もないからです。 
 
ところが、ローマ人が散々苦しめられている運指にun mu hyo 等があります。 
例の、ほとんどの人は使わないのでどうでもいい「うんぬん」が打ちにくい 
というヤツです。 
云々はどうでもいいのですが、短くて伸ばして打つと指が痛む人差し指の同指連打の 
un mu hyoの出現率は高いので、これに苦しめられ続けているのがローマ人なんですね。 
 
で、そのトラウマがあるので、他の配列を見る時にもついつい 
「同指連打でできる言葉があるか」に注目して判断してしまうのです。 
 
自分たちは「き・しき・です・めで」などの中指の同指連打が打ちにくいと感じて 
いなかったことをすっかり忘れて、「同指連打」という概念だけに反応して 
「同指連打=全て撲滅すべきもの」と短絡的に考えて判断してしまうのです。 
 
右人差し指で打ちにくい同指連打という羮(あつもの)に懲りて、 
中指での同指連打という膾(なます)を吹いてしまっているのです。 
 
「同指連打は打ちにくい」ではなく「中指や右薬指の飛躍を含まない 
ものを除くと同指連打は打ちにくい」というのなら、正しいのですが。。。 
 
カナ配列では同じカナの連続の出現率が、ローマ字を構成する二つの子音 
と母音の連続に比べて、一桁二桁も小さくなるという性質も無視されます。
 
これは右小指の負担が大変だったJISカナ族が、それに懲りて配列を作ったり評価 
する際に、右の小指の負担を必要以上に少ないものを良しとする傾向と重なります。 
 
 
それは別として、qua_rkさんが私のように個々の言葉の事情を考 
えて配列を弄っているのは、私が何年もやって来たことなので 
やっと同じ思考法をする人が出てきたと、嬉しく感じています。 
  
また、私は前提に内容を考えつつ打つ「創作タイプ」を考えて助詞の位置などを 
決めているので、タイピングゲームで上位ランク入りを目指している(らしい) 
qua_rkさんが「飛鳥@高速タイパー御用達」のour配列を作ることは大賛成です。 
 
上に書いたような事情があるのでそれを考慮して良いものを 
作られたらいいと思います。 
 
下の記事で、qua_rkさんや他にもこれから新入力法作りにチャレンジする人達にエールを 
送る意味でが「よろしければ~~」スレにあった2ちゃんデータを下に貼っておきます。 
 
これはyfiさんもUPされましたが、あのままだと見にくいので  
私が原始的な方法で時間を掛けて以前に整理したものです。 
配列作りはともかく(あれが手には入る前に脳内データができてしまったので) 
今回もですが、解説のために私はこれをよく引用しています。 
 
ただ、2ちゃんのは乱暴な言葉遣いや特殊な言い方、また英字記号や長音記号、それに 
たまにヂのようなカナもAAで使われているので、その辺は日記データや教科書データ 
と照らし合わせて参考にするといいと思います。 
 
(ただ、この三種のデータとも一般的な文書では標準となる「ですます体」が 
 少ないため、文末関係に使われるカナの出現率の脳内修正が必要となります。) 

特に、配列を弄る時にはカナの出現率の有効数字一桁(出来れば二桁) 
くらいはみんな知っておかないと、おかしなものを作ることになって 
しまうので、暗記する方が手っ取り早いということを言い添えておきます。 
(私が使っている単独のカナ出現率は2ちゃんのものではなく教科書データです) 
 
 あと、上で述べたカナの位置は私がそれで100%普遍的に正しいと確信している 
ということを意味しません。 
というのは、どうも、出現率の高い「に0.26%つ1.7%」を下段に持ってきたことで、 
以前よりバタバタ感が増えてしまっているように感じるからです。 

「に」の左移動は「助詞は右」の法則に反するのですが、「入力」で「に」が;裏だと
かなり打ち難いという、少し個人的な理由があるのと、それより右小指の負担が多すぎる
という声に負けて「にゅ」が交互打鍵になる左に持ってきたということがあるんです。
前回も書いた「ださ」の左連打を含んでいた「下さい」を何とかしたいという誘惑もありました。 
 
ただ、右小指の負担はBSとエンターを小指で打たないようにすると激減しますし、
タッチの軽いキーボードを使うとかなり解消できます。「ださ」の左連打でも
十分速く打てるかも知れません。

この種のことは、それこそ私一人の主観ではなかなか決めきれない面があるんです。
「ください」の「ださ」の左連打も、タッチの軽さで速く打てて気にならなくなる
なることもあり得ます。
 
「ぬぼびぶぜほo」辺りの「ぶ」を除くと出現率0.2%以下のカナの位置も、 
メリットとディメリットが入り乱れて、迷っている部分があります。 
 
「ぶ」は0.7%と出現率が高いので指の伸びきるR表はどうも辛いと、 
常々感じていて、今も上の「部分」を打ってそう感じたところです。 
 
ですから、これからも感じたことは率直に書いてくれると助かります。 
もう少し、「これには何か理由があるはずだ」と裏読みした方がいいと思いますが。。 
 
 
あと、「縮む」の読みは、前の広辞苑では「ちじむ」、今の広辞苑では「ちぢむ」 
となっていて、広辞苑の編纂者という高いレベルでも両論があるようです。 
 
そのためかMS-IMEも、読みにうるさいAtokでも両方の読みに対応しています。ですから、 
「縮む」は打ち易い「ちじむ」で打てば正しく変換されるので、それでいいと思います。 
 
えっ、タイピングゲームは、カナで判定されるから「ちぢむ」じゃなきゃダメなんですか(゚〇゚;)! 
 
だから、タイピングゲームってやつは。。。ウダウダウダ。。。以下、略! 
 
まあ、「ぢ」の本来の読みはディなので、ディという表記が定着した現在では 
「ぢ」は無用なんで、無くした方が。。 
 
または、ディズニーランドをヂズニーランド、HDはハードヂスクと書くとかに
するべきなんですがね。たまに今も見かける~~ピルヂングみたいに。。
 
大体「痔」なんて、病だれに「寺」なんですから、広辞苑通りに「じ」の読み 
でいいんですが、ヒサヤ大黒堂のでっかい「ぢ」の看板のせいで、すっかり 
「ぢ」の表記が定着して、Atokでは間違いと分かっていても「ぢ」で変換 
するように妥協していますね。。 
 
笑っちゃうのはMS-IMEでは「じ」と「ぢ」の候補が32と同数なんです。 
発音が同じで2字あるので、面倒だからこの2カナを同じ扱いにしてるんです。 
 
Atokはちゃんと国語学者なんかが考えているので、「ぢ」の漢字候補は
唯一、大勢に妥協せざるを得なかった「痔」一つしかありません。

しかし、特殊な場面で「じがきたない」で「痔が汚い」を出すと、次の
「じ」の第一候補が「痔」になって「汚い字なので読めない」が「汚い痔」 
とかになりますから、「ぢ」という表記が便利な面もあるんですけどね。。。(^^;;

「切れ字」と「切れ痔」の実質同音異義語も区別できますし。。

kakasiあたりも「縮む」を「ちぢむ」とカナに変換しているので、ある程度 
の出現率が日記の方にもある臭いんですがね。。と呟きながら今日は退場。。。 
 
(尚、一部繰り返しがあると思います。 目が辛いのと時間節約の 
 ため推敲は最低限にしかしていないので、その辺はご理解の程を) 

2ちゃんカナ出現率データ 


 
__________________2ちゃん:1678407536字(17億字データ):カナ単独出現率___________ 
 
1~20位 
イ_92907015:5.47%_ン_78772649:4.63%_ウ_64021395:3.77%_シ_55292751:3.25% カ_55149552:3.24%  
ナ_45117684:2.65%_ノ_44446699:2.61%_タ_42790707:2.52%__ト_40367039:2.37%_テ_38926035:2.29% 
ッ_37245150:2.19%_ニ_33240477:1.96%__。_32384396:1.91%_ク_32224339:1.90%_デ_30653370:1.80%_ 
ハ_30428986:1.79% キ_28858498:1.70%_ガ_28724267:1.69%_ス_27963764:1.65%_ル_27821312:1.64% 
21~40位 
コ_27565325:1.62%_マ_26380859:1.55%_モ_26212187:1.54%_、_25767653:1.52%_ラ_24787206:1.46%_ 
ダ_23729910:1.40%_レ_21009822:1.24%_オ_20971921:1.23%__ジ_20869516:1.23%_ョ_20702633:1.22%_ 
ア_20643080:1.21%_リ_20512722:1.21%_ツ_19293930:1.14%_サ_18217018:1.07%_チ_17838024:1.05%_ 
ー_16531668:0.97%_ケ_15924402:0.94%_ヨ_15668151:0.92%_:_15544200:0.91%_ >_15176624:0.89% 
 
41~60位 
ド_14443553:0.85%_セ_12764179:0.75%_ソ_12620594:0.74%_ミ_12552817:0.74%_エ_12217617:0.72%_  
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`_949463:0.06%___`_923215:0.05%__&_894518:0.05%_ヌ_885792:0.05%_―_864481:0.05% 
 
121~140位 
_ヅ_847479:0.05%__~___804983:0.05%_∀_744439:0.04%_Д_723243:0.04%__?_721932:0.04%_ 
_ペ_720279:0.04%_○_708527:0.04%_=_705665:0.04%___⌒_700917:0.04%_*_650678:0.04%_ 
_゛_619051:0.04%_●_611712:0.04%_‐_580902:0.03%_★_560819:0.03%_ォ_557569: 0.03%_ 
#_547514:0.03%_☆_539856:0.03%_<_533575:0.03%_-_533400:0.03%_|_520484:0.03% 
 
141~160位 
%_502255:0.03%_^_408378:0.02%_┼_395112:0.02%_♪_374934:0.02%__│_372126:0.02%_ 
 
↑ここまで、少数第3位四捨五入 ↓ここから、少数第4位四捨五入 
 
→_330382:0.019%_┃_306988:0.018%_+_304301:0.018%_】_296644:0.017%_【_296098:0.02%__ 
 『_288947:0.017%_』_288783:0.017%_^_282043:0.017%_,_262920:0.015%_≡_261917:0.015%_ 
[_256682:0.015%_ゥ_255887:0.015%_]_250191:0.014%_⊂_240474:0.014%_ヴ_236748:0.014% 
 
161~176位 
+_137957:0.008%_∨_137677:0.008%_@_134662:0.008%_∵_132322:0.008%_%_126998:0.007% 
ω_125173:0.007%_※_115133:0.007%_{_103842:0.006%_}_100798:0.006%__┴_97564:0.005%_ 
▲_97313:0.005%_⊃_91775:0.005%_〉_91752:0.005%__┬_90205:0.005%_△_86545:0.005%_ 
∥_84224:0.005%_\_83930:0.005%__ヂ_81264:0.005%_┌_80925:0.005%_〈_78177:0.005%_ 
┐_77624:0.005% 
 
 
 
__________2ちゃん:1678407536字(17億字データ):連接2字出現率トップ500__________
 
(明らかにAAに使われている記号の連続を削除してあるため、実際はトップ380です) 
1~50位 
ョウ_13592542:0.81%_ッテ_13030904:0.78%_ナイ_10423816:0.62%_ッタ_7989826:0.48%_ショ_6795324:0.40% 
テイ_6769067:0.40%_シテ_6717859:0.40%_カラ_5919427:0.35%_デス_5909649:0.35%_ュウ_5801952:0.35% 
カイ_5756896:0.34%_タイ_5586510:0.33%_カン_5552960:0.33%_ンダ_5263183:0.31%_ンデ_5215206:0.31% 
シタ_5203844:0.31%_コウ_5145009:0.31%_ヨウ_4464426:0.27%_イシ_4265307:0.25%_ウシ_4240576:0.25% 
コト_4177278:0.25%_イノ_4078711:0.24%_セイ_4067590:0.24%_ジョ_4005376:0.24%_ンノ_3969984:0.24% 
マス_3969590:0.24%_ナン_3945044:0.24%_サイ_3902245:0.23%_ス。_3894583:0.23%_ソウ_3799077:0.23% 
ンナ_3776138:0.22%_サン_3765247:0.22%_オモ_3731829:0.22%_イッ_3725842:0.22%_シュ_3712689:0.22% 
イカ_3682435:0.22%_セン_3621128:0.22%_ウカ_3609691:0.22%_ニン_3594899:0.21%_ンシ_3567304:0.21% 
ンガ_3556207:0.21%_テル_3496804:0.21%_イイ_3468921:0.21%_イタ_3432224:0.20%_トウ_3389424:0.20% 
ドウ_3388097:0.20%_カッ_3311870:0.20%_ガイ_3307723:0.20%_ント_3270039:0.19%_イマ_3269924:0.19% 
 
51位~100位 
ホウ_3245212:0.19%_キョ_3243883:0.19%ライ_3222168:0.19%__ンジ_3203014:0.19%_ンカ_3167592:0.19% 
タ。_3152529:0.19%_ケド_3144660:0.19%_シン_3130592:0.19%_ウニ_3118514:0.19%_イト_3107234:0.19% 
ダイ_3071869:0.18%_イウ_3062386:0.18%_ノカ_3053601:0.18%_トイ_3029514:0.18%_トオ_3007886:0.18% 
イデ_2968790:0.18%_シャ_2962798:0.18%_イル_2941946:0.18%_イン_2923703:0.17%_ンニ_2903604:0.17% 
ルノ_2889516:0.17%_スル_2886176:0.17%_ノデ_2849920:0.17%_ジャ_2816270:0.17%_イテ_2719690:0.16% 
デモ_2718021:0.16%_イナ_2714990:0.16%_ウノ_2688469:0.16%_アル_2679984:0.16%_カナ_2651992:0.16% 
ウガ_2631134:0.16%_イ。_2626889:0.16%_ナカ_2580060:0.15%_トカ_2578566:0.15%_テキ_2566826:0.15% 
ダケ_2537880:0.15%_チョ_2530688:0.15%_ット_2519529:0.15%_タノ_2503332:0.15%_ハナ_2497508:0.15% 
モウ_2470121:0.15%_ルト_2466963:0.15%_ニナ_2455196:0.15%_ウナ_2406938:0.14%_ノハ_2390160:0.14% 
ンハ_2365279:0.14%_ケイ_2340233:0.14%_ブン_2278241:0.14%_タラ_2240322:0.13%_マシ_2239691:0.13% 
 
101~150位 
ネ。_2237561:0.13%_コン_2222376:0.13%_チャ_2218886:0.13%_■■_2199675:0.13%_ケン_2192113:0.13% 
タシ_2179664:0.13%_タン_2166639:0.13%_イニ_2156071:0.13%_イガ_2146115:0.13%_ウジ_2129814:0.13% 
_2118886:0.13%_シイ_2108469:0.13%_デシ_2094903:0.12%_ョク_2088956:0.12%_イキ_2085228:0.12% 
シカ_2076158:0.12%_カ?_2070472:0.12%_トシ_2034037:0.12%_シマ_2019049:0.12%_ウイ_2002412:0.12% 
ウデ_2002312:0.12%_ホン_1988827:0.12%_モノ_1954277:0.12%_テモ_1953505:0.12%_ジュ_1944196:0.12% 
デハ_1938618:0.12%_クナ_1928897:0.11%_ウト_1926222:0.11%_リョ_1908694:0.11%_ハ、_1901958:0.11% 
ダッ_1901453:0.11%_コノ_1901197:0.11%_カク_1894119:0.11%_ニハ_1889111:0.11%_カシ_1886721:0.11% 
_1884749:0.11%_タカ_1869483:0.11%_モイ_1866619:0.11%_クシ_1865338:0.11%_デキ_1853688:0.11% 
ツカ_1853043:0.11%_レテ_1849330:0.11%_スレ_1848980:0.11%_ゲン_1848780:0.11%_イジ_1841523:0.11% 
ゼン_1823257:0.11%_イチ_1804955:0.11%_ノシ_1802129:0.11%_ガ、_1799412:0.11%_ハイ_1791352:0.11% 
 
151位~200位 
キニ_1785295:0.11%_ナッ_1733927:0.10%_ノコ_1717614:0.10%_キン_1704935:0.10%_ ロウ_1704394:0.10% 
ウコ_1694278:0.10%_ナラ_1687396:0.10%_ナノ_1686417:0.10%_マエ_1674804:0.10%_イケ_1674035:0.10% 
トコ_1670396:0.10%_ルカ_1666428:0.10%_テ、_1663987:0.10%_ノニ_1650006:0.10%_テン_1646317:0.10% 
テク_1643230:0.10%_ル。_1638833:0.10%_ナニ_1629803:0.10%_アイ_1626592:0.10%_ネン_1625874:0.10% 
ニシ_1622938:0.10%_トハ_1620919:0.10%_ガア_1617519:0.10%_リマ_1617243:0.10%_ニカ_1605625:0.10% 
ニイ_1596959:0.10%_レル_1590994:0.09%_ウダ_1589730:0.09%_ンテ_1589444:0.09%_ソノ_1585504:0.09% 
スカ_1585375:0.09%_ラナ_1582918:0.09%_クラ_1580947:0.09%_イダ_1576213:0.09%_モッ_1572150:0.09% 
イヨ_1567051:0.09%_イハ_1566895:0.09%_チュ_1558433:0.09%_トキ_1558074:0.09%_デ、_1556654:0.09% 
ナシ_1556227:0.09%_スガ_1548297:0.09%_イコ_1548092:0.09%_ンキ_1544379:0.09%_ウ。_1538529:0.09% 
ジン_1534677:0.09%_サレ_1526056:0.09%_ミタ_1524670:0.09%_ダロ_1515739:0.09%_ハン_1499416:0.09% 
 
201~250位 
オオ_1498901:0.09%_ナク_1496783:0.09%_ナ。_1478958:0.09%_キタ_1459386:0.09%_ノウ_1453950:0.09% 
ウハ_1447718:0.09%_エン_1438515:0.09%_ンヲ_1438265:0.09%_ンタ_1436237:0.09%_ャナ_1430808:0.09% 
アリ_1422568:0.08%_ンコ_1418648:0.08%_ワカ_1418060:0.08%_モン_1416068:0.08%_テタ_1410245:0.08% 
レタ_1408042:0.08%_ンセ_1402929:0.08%_カワ_1398541:0.08%_ウキ_1383537:0.08%_ラ、_1380232:0.08% 
キナ_1362012:0.08%_マン_1357121:0.08%_マデ_1356302:0.08%_ダカ_1346237:0.08%_ラシ_1340209:0.08% 
トモ_1337034:0.08%_ン。_1335459:0.08%_モシ_1332943:0.08%_ンド_1330662:0.08%_、コ_1328472:0.08%_ 
。ソ_1321932:0.08%_ナル_1314989:0.08%_ヤッ_1310979:0.08%_ガク_1309333:0.08%_ド、_1301043:0.08% 
アッ_1295356:0.08%_ャン_1291564:0.08%_メイ_1289821:0.08%_バン_1286582:0.08%_カノ_1284087:0.08% 
ンサ_1282066:0.08%_オレ_1280493:0.08%_ワタ_1279739:0.08%_ニチ_1279612:0.08%_コロ_1276845:0.08% 
クニ_1275233:0.08%_テナ_1273869:0.08%_チガ_1268638:0.08%_ッカ_1266815:0.08%_ウセ_1241744:0.07% 
 
251位~300位 
ウチ_1238665:0.07%_、ソ_1236015:0.07%_ルヨ_1232391:0.07%_ウリ_1228120:0.07%_ダヨ_1222750:0.07% 
ッッ_1207151:0.07%_ルン_1205226:0.07%_タリ_1201909:0.07%_。コ_1201399:0.07%_レハ_1200031:0.07% 
ザイ_1198925:0.07%_マッ_1189984:0.07%_クテ_1186937:0.07%_マセ_1186115:0.07%_ッシ_1183402:0.07% 
クダ_1183381:0.07%_イサ_1180690:0.07%_ユウ_1174760:0.07%_キュ_1173389:0.07%_ダン_1166368:0.07% 
クノ_1162904:0.07%_サク_1161148:0.07%_ンス_1150891:0.07%_イヤ_1150443:0.07%_コレ_1141941:0.07%_ 
ニモ_1131529:0.07%_マイ_1130857:0.07%_ノガ_1122552:0.07%_イク_1118804:0.07%_ック_1117628:0.07% 
レバ_1117239:0.07%_ラン_1113491:0.07%_ラレ_1113098:0.07%_カモ_1112390:0.07%_アン_1109194:0.07% 
ナリ_1108751:0.07%_カタ_1106512:0.07%_オイ_1106171:0.07%_クレ_1101790:0.07%_ダト_1099893:0.07% 
タト_1099774:0.07%_ッコ_1096553:0.07%_、イ_1092689:0.07%_ウス_1091197:0.07%_ツイ_1086601:0.06% 
ンモ_1086512:0.06%_ンチ_1083439:0.06%_、ア_1082654:0.06%_ウサ_1079872:0.06%_ンイ_1077862:0.06% 
 
301~350位 
カニ_1072079:0.06%_トリ_1069566:0.06%_シナ_1066130:0.06%_ン、_1063475:0.06%_レナ_1062322:0.06% 
ッチ_1057561:0.06%_カエ_1056237:0.06%_。ア_1056096:0.06%_ウケ_1049971:0.06%_エテ_1041610:0.06% 
ノジ_1035830:0.06%_テシ_1031483:0.06%_イワ_1030524:0.06%_ャク_1027016:0.06%_ノト_1026198:0.06% 
スト_1021181:0.06%_ワラ_1020983:0.06%_ダシ_1018398:0.06%_タク_1014236:0.06%_ノホ_1012346:0.06% 
ノナ_1011919:0.06%_ルコ_1011904:0.06%_ジブ_1007617:0.06%_ノイ_1005543:0.06%_バイ_1002868:0.06% 
ッパ_1002523:0.06%_レイ_1001513:0.06%_トニ_1001266:0.06%_コク_999919:0.06%_ナガ_998098:0.06% 
  _995948:0.06%_ ト、_994623:0.06%_ケッ_992917:0.06%_ワレ_990013:0.06%_タダ_984253:0.06%_ 
、カ_982692:0.06%_、オ_977860:0.06%_オン_977851:0.06%_シ、_974892:0.06%_ココ_974513:0.06% 
トナ_969031:0.06%_ハシ_967039:0.06%_、シ_965940:0.06%_ガナ_956647:0.06%_ニア_955789:0.06% 
メン_951069:0.06%_ハカ_950210:0.06%_ノオ_949425:0.06%_ハア_945193:0.06%_キノ_941083:0.06% 
 
351位~380位 
 
テマ_936172:0.06%_タヨ_932832:0.06%_。シ_932533:0.06%_モ、_931230:0.06%_イス_930354:0.06% 
テミ_929491:0.06%_!!_927542:0.06%_ モナ_927157:0.06%_クリ_926019:0.06%_タガ_925387:0.06% 
トク_925076:0.06%_トデ_924323:0.06%_デア_922834:0.05%_」ト_921149:0.05%_カリ_918814:0.05% 
テカ_916954:0.05%_クル_916644:0.05%_デイ_915101:0.05%_ガシ_910849:0.05%_ッキ_909512:0.05% 
キマ_906885:0.05%_ウヲ_901973:0.05%_ガッ_898902:0.05%_アタ_893982:0.05%_レン_893673:0.05% 
イ_893642:0.05%_ール_892981:0.05% _イツ_889596:0.05%_エル_889377:0.05%_タチ_885020:0.05% 

日記データ

日記データ:単独カナ出現率 
 
493 :名無しさん :04/02/06 00:20  
http://ime.nu/home.owari.ne.jp/~fukuzawa/の過去の日記2,152,282文字から  
 
[1 イ 129145(6.0003%)] [2 ウ 101877(4.7334%)] [3 ン 101075(4.6961%)] 
[4 シ 87370(4.0594%)] [5 ノ 78937(3.6675%)] [6 カ 73567(3.4180%)] 
[7 タ 68333(3.1749%)] [8 ト 63033(2.9286%)] [9 ニ 59412(2.7604%)] 
[10 、 51582(2.3966%)] [11 コ 49632(2.3060%)] [12 テ 49057(2.2793%)] 
[13 ナ 48598(2.2579%)] [14 ガ 47536(2.2086%)] [15 ク 46948(2.1813%)] 
[16 ハ 46257(2.1492%)] [17 ル 43331(2.0132%)] [18 キ 42911(1.9937%)] 
[19 。 41139(1.9114%)] [20 ッ 36808(1.7101%)] [21 デ 33483(1.5556%)] 
[22 ョ 32706(1.5195%)] [23 ヲ 31585(1.4675%)] [24 モ 31563(1.4664%)] 
[25 ジ 29808(1.3849%)] [26 ツ 29644(1.3773%)] [27 ア 28332(1.3163%)] 
[28 リ 27687(1.2864%)] [29 ダ 27060(1.2572%)] [30 ラ 27042(1.2564%)]  
[31 レ 26869(1.2483%)] [32 チ 25584(1.1886%)] [33 セ 25325(1.1766%)] 
[34 ス 24218(1.1252%)] [35 マ 22655(1.0526%)] [36 サ 22231(1.0329%)] 
[37 オ 21864(1.0158%)] [38 ソ 21792(1.0125%)] [39 21249(0.9872%)] 
[40 ワ 18038(0.8380%)] [41 ケ 18022(0.8373%)] [42 エ 17113(0.7951%)] 
[43 ヨ 16862(0.7834%)] [44 ュ 15890(0.7382%)] [45 ミ 15413(0.7161%)] 
[46 ロ 13554(0.6297%)] [47 ド 13176(0.6121%)] [48 メ 12454(0.5786%)] 
[49 ヤ 11577(0.5378%)] [50 「 11157(0.5183%)] [51 」 11139(0.5175%)] 
[52 バ 10394(0.4829%)] [53 ヒ 10136(0.4709%)] [54 ホ 9633(0.4475%)] 
[55 ブ 9146(0.4249%)] [56 フ 8685(0.4035%)] [57 ネ 7786(0.3617%)] 
 
494 :名無しさん :04/02/06 00:20  
[58 ー 7292(0.3388%)] [59 ゲ 7134(0.3314%)] [60 ギ 6779(0.3149%)] 
[61 ゴ 6610(0.3071%)] [62 ャ 6485(0.3013%)] [63 ム 5992(0.2784%)] 
[64 1 5256(0.2442%)] [65 ズ 5201(0.2416%)] [66 ビ 4996(0.2321%)] 
[67 ユ 4749(0.2206%)] [68 ) 4024(0.1869%)] [69 ( 4016(0.1865%)] 
[70 ベ 3882(0.1803%)] [71 ゼ 3701(0.1719%)] [72 ・ 3685(0.1712%)] 
[73 ザ 3593(0.1669%)] [74 0 3593(0.1669%)] [75 ヘ 3430(0.1593%)] 
[76 2 3416(0.1587%)] [77 ボ 3337(0.1550%)] [78 ポ 2996(0.1392%)] 
[79 グ 2988(0.1388%)] [80 ゾ 2409(0.1119%)] [81 3 2280(0.1059%)] 
[82 パ 2063(0.0958%)] [83 5 1801(0.0836%)] [84 4 1600(0.0743%)] 
[85 9 1595(0.0741%)] [86 ヅ 1408(0.0654%)] [87 6 1352(0.0628%)] 
[88 8 1197(0.0556%)] [89 7 1165(0.0541%)] [90 < 1064(0.0494%)] 
[91 > 1063(0.0493%)] [92 e 1034(0.0480%)] [93 ヌ 940(0.0436%)] 
[94 プ 922(0.0428%)] [95 t 826(0.0383%)] [96 . 816(0.0379%)] 
[97 ピ 731(0.0339%)] [98 a 727(0.0337%)] [99 ィ 717(0.0333%)] 
[100 o 690(0.0320%)] [101 / 648(0.0301%)] [102 i 617(0.0286%)] 
[103 n 615(0.0285%)] [104 h 615(0.0285%)] [105 ペ 561(0.0260%)] 
[106 - 496(0.0230%)] [107 s 462(0.0214%)] [108 w 414(0.0192%)] 
[109 r 408(0.0189%)] [110 p 368(0.0170%)] [111 m 366(0.0170%)] 
[112 l 360(0.0167%)] [113 N 343(0.0159%)] [114 S 327(0.0151%)] 
  
495 :名無しさん :04/02/06 00:21  
[115 H 318(0.0147%)] [116 ェ 317(0.0147%)] [117 d 316(0.0146%)] 
[118 u 303(0.0140%)] [119 , 296(0.0137%)] [120 A 295(0.0137%)] 
[121 P 273(0.0126%)] [122 T 264(0.0122%)] [123 K 261(0.0121%)] 
[124 c 242(0.0112%)] [125 ァ 227(0.0105%)] [126 = 216(0.0100%)] 
[127 x 212(0.0098%)] [128 g 205(0.0095%)] [129 : 196(0.0091%)] 
[130 D 195(0.0090%)] [131 y 192(0.0089%)] [132 I 192(0.0089%)] 
[133 k 190(0.0088%)] [134 G 185(0.0085%)] [135 B 169(0.0078%)] 
[136 ? 168(0.0078%)] [137 C 165(0.0076%)] [138 O 144(0.0066%)] 
[139 』 139(0.0064%)] [140 『 139(0.0064%)] [141 + 134(0.0062%)] 
[142 b 130(0.0060%)] [143 f 125(0.0058%)] [144 ~ 116(0.0053%)] 
[145 % 114(0.0052%)] [146 … 112(0.0052%)] [147 j 111(0.0051%)] 
[148 F 109(0.0050%)] [149 E 107(0.0049%)] [150 * 99(0.0045%)] 
[151 ② 94(0.0043%)] [152 ① 94(0.0043%)] [153 M 94(0.0043%)] 
[154 ォ 92(0.0042%)] [155 ○ 86(0.0039%)] [156 ヴ 84(0.0039%)] 
[157 ③ 70(0.0032%)] [158 v 67(0.0031%)] [159 ! 50(0.0023%)] 
[160 U 49(0.0022%)] [161 R 48(0.0022%)] [162 Y 40(0.0018%)] 
[163 ④ 38(0.0017%)] [164 38(0.0017%)] [165 W 37(0.0017%)] 
[166 × 36(0.0016%)] [167 ~ 36(0.0016%)] [168 ヰ 35(0.0016%)] 
[169 L 35(0.0016%)] [170 ヂ 33(0.0015%)] [171 X 33(0.0015%)] 
 
496 :名無しさん :04/02/06 00:22  
[172 √ 31(0.0014%)] [173 □ 30(0.0013%)] [174 π 28(0.0013%)] 
[175 Q 26(0.0012%)] [176 J 25(0.0011%)] [177 ゥ 23(0.0010%)] 
[178 z 23(0.0010%)] [179 " 23(0.0010%)] [180 → 21(0.0009%)] 
[181 V 21(0.0009%)] [182 ⑤ 18(0.0008%)] [183 ― 18(0.0008%)] 
[184 ' 15(0.0006%)] [185 . 13(0.0006%)] [186 ; 13(0.0006%)] 
[187 ⑥ 12(0.0005%)] [188 ⑦ 9(0.0004%)] [189 ± 9(0.0004%)] 
[190 】 9(0.0004%)] [191 【 9(0.0004%)] [192 & 9(0.0004%)] 
[193 ヱ 8(0.0003%)] [194 ≦ 8(0.0003%)] [195 ÷ 8(0.0003%)] 
[196 | 8(0.0003%)] [197 ⑩ 7(0.0003%)] [198 ⑨ 7(0.0003%)] 
[199 ⑧ 7(0.0003%)] [200 " 7(0.0003%)] [201 》 6(0.0002%)] 
[202 《 6(0.0002%)] [203 q 6(0.0002%)] [204 № 5(0.0002%)] 
[205 〉 5(0.0002%)] [206 〈 5(0.0002%)] [207 〕 5(0.0002%)] 
[208 〔 5(0.0002%)] [209 \ 5(0.0002%)] [210 Ⅰ 4(0.0001%)] 
[211 ─ 4(0.0001%)] [212 ‥ 4(0.0001%)] [213 α 3(0.0001%)] 
[214 ‐ 3(0.0001%)] [215 〇 3(0.0001%)]