飛鳥21世紀-360(後述結局廃版!)公開 | 飛鳥カナ配列 ☆未来の子供たちへの贈り物☆

飛鳥21世紀-360(後述結局廃版!)公開


後述:この記事は、廃版になったものの解説なので無駄ですが、まあお暇
   な人は「結論に辿り着くまでの試行錯誤」の例としてお読み下さい。

360廃版



(標準数字段のものは「飛鳥123」として一つ下のファイルにあります。)


「飛鳥カナ配列」やまぶき用配列ファイル 飛鳥[21-360].yab
------------------------------------------------
[シフト無し]
7,2,1,5,4,6,9,8,0,3,,,.,¥
「,ー,じ,ぴ,%,-,・,と,は,ぶ,」,無
き,し,う,て,ぎ,ゆ,ん,い,か,た,ほ,後
ひ,ち,に,り,び,ゃ,っ,ょ,ゅ,め,,


[左親指シフト]
{,[,],},゛,無,’,*,¥,/,+,^,|
ぺ,ね,あ,ぁ,ぅ,ヴ,ぃ,よ,ふ,!,),_
ば,け,が,だ,ぇ,ず,る,す,ま,で,げ,逃
ぜ,へ,せ,ぽ,ぉ,や,え,、,。,?,/


[右親指シフト]
!,”,#,$,%,&,無,゜,>,<,=,_,無
(,べ,れ,ぱ,&,ぢ,~,そ,こ,ぞ,ご,無
わ,お,な,ら,づ,ぬ,く,の,つ,さ,ろ,後
ぷ,ぐ,み,ざ,*,む,を,ど,も,ぼ,無

[小指シフト]
!,”,#,$,%,&,’,(,),無,=,~,|
Q,W,E,R,T,Y,U,I,O,P,@,{
A,S,D,F,G,H,J,K,L,;,:,}
Z,X,C,V,B,N,M,,,.,/,_

------------------------------------------------
 飛鳥123[21-360].yab (数字標準並べ)

------------------------------------------------
[シフト無し]
1,2,3,4,5,6,7,8,9,0,,,¥,.
「,ー,じ,ぴ,%,-,・,と,は,ぶ,」,無
き,し,う,て,ぎ,ゆ,ん,い,か,た,ほ,後
ひ,ち,に,り,び,ゃ,っ,ょ,ゅ,め,,


[左親指シフト]
{,[,],},゛,無,’,*,¥,/,+,^,|
ぺ,ね,あ,ぁ,ぅ,ヴ,ぃ,よ,ふ,!,),_
ば,け,が,だ,ぇ,ず,る,す,ま,で,げ,逃
ぜ,へ,せ,ぽ,ぉ,や,え,、,。,?,/


[右親指シフト]
!,”,#,$,%,&,無,゜,>,<,=,_,無
(,べ,れ,ぱ,&,ぢ,~,そ,こ,ぞ,ご,無
わ,お,な,ら,づ,ぬ,く,の,つ,さ,ろ,後
ぷ,ぐ,み,ざ,*,む,を,ど,も,ぼ,無

[小指シフト]
!,”,#,$,%,&,’,(,),無,=,~,|
Q,W,E,R,T,Y,U,I,O,P,@,{
A,S,D,F,G,H,J,K,L,;,:,}
Z,X,C,V,B,N,M,,,.,/,_

------------------------------------------------

359との変更点。

「りひび」を表にしたことで、飛鳥の特長である「発声と打鍵の一致」が全ての拗音で
実現しました。
今までは、「りびひ」が同手シフトであるため遅かったので、これらは使う拗音の
倍速打鍵が難しかったのです。

例えば359までは、病院(びょういん)は美容院(びよういん)、利用料(りようりょう)は
利用利用(りようりよう)という内語で発声しないと、打鍵との一致ができなかったのです。

屋外などで考えるときでも、普通の内語は病院、利用料となっているのが、キーボードで打つ
ことを前提に考え、指なんかも動いているときの内語は「美容院・利用利用」に近くなるのです。

発声と打鍵が一致しないものは無理に内語の方の発声を遅くするので、
そのような脳内変換が必要になるのです。

つまり、発声は打鍵に影響するし、逆に打鍵は「打つことを前提にする時の内語の発声」
に影響するのです。

ブログに書く記事のことを考えているときは、内語では登録語で内部発声しますからね。

例えば、「横浜に」を家に帰ったら打とうと思うと、内語は登録語である「とははかに」になるんです。
同様にラジオは登録語のテウシ(FDS)、テレビはシウテ(SDF)PCはブニ(PC)になります。

少し略

それが配列上、どうしても逃げようが無いものなら妥協するしか無いのですが、拗音
に関してはVXの使用率を高めることで解決できたので今回の更新となりました。

当然、XV表の使用が増え、なるべくホーム中心で打つ飛鳥の特長は一部失われます。しかし、
XVは手全体を動かさなくても打てる範囲にあるので、ここでは妥協することにしました。

Vで左人差し指の負担は増えますが、F裏のリがダになったことで、ここの利用は1.54%
から0.72%と半減します。
弱い左の人差し指では同手打鍵で指の負担が大きくなるからです。

特にリのような倍速打鍵を要求するものでは「速い打鍵=強い打鍵」ですから、
毎日大量に打つ人の場合、どうしてもこの指を痛めてしまいます。

また、リチが表に来たことで、「ありませ(ん)・より・まり」や、「まちが(って)」などでの
右シフトの連続が崩れます。

ですから、359はよりホーム中心で打て、またシフトの連続という面白いギミックが目立つ
連接でより使えるのでより初心者向けと言えます。
まあ、「初心者」と言っても、千時間程度まで飛鳥で打っている人を含みますが。。(^^;;


また0.72%の「だ」をF裏に持ってきて、A裏にはの0.39%の「ば」はを持ってきました。
この、以前のMY配列を「だば」の入れ替えたことで、F裏より遅く小指も辛いA裏の
打鍵が半分以下になります。
(また、2ちゃんデータではダは1.4%と動かした「り」と変わりません。これに対して
バは0.50%と三分の一となっています。ただ!、2ちゃんでダが多いのは、短い乱暴な
「だ!だろ?だよ!」が多いためで、大量打鍵では教科書データに近いものになる
はずです。


ただ、ではないですが、「ただ」の清音濁音左右対称というギミックが崩れるので、
これも実用本位で面白みには欠ける配列になるのは否めません。
「だろう」のダロがA裏:裏の完全指対象だったことも崩れますし。

私としては、これらのの指対象は前世紀からのものですから、愛着もあったのです。
でも、こういう個人的なことに拘るのは飛鳥的思考ではないので今回は更新しました。

特に、ダがA裏からF裏に来たことで、Aの連打だった「きだ」が無くなったのも大きいです。
キは漢音の2~3字目のウインチキツクに含まれ、またキで終わる言葉は五千以上あるので
どうしても、「素敵だ・快適だ・先だろう・一方的だ」などで「きだ」の連接が多いのです。

今回の更新でA裏がバになることで「きだ」は「きば」となりこの連接は少なく、A表裏の
連打が非常に減ります。

また、ダが移動した左人差し指領域には「てらりほoざヒoはoぎぇづ」しかなく、特に
ダとよく連接するカナがないので、ダ絡みの左人差し指連打は余り起こりません。
ウインチキツクに含まれるものが左人差し指では一つもないことが利いているようです。

しかし、今回の更新は飛鳥打鍵歴数千時間とかのベテラン向けの部分が大きいんですね。
なにしろ、「イ以外のイ段は全て表」というのは、一万時間は飛鳥で打っていた私自身が
気付かなかった位のものですから。


で、ついでですから飛鳥スレで話題になっている「内語」の問題について書きたいと思います。

>>
431 :名無しさん:2008/05/12(月) 02:07:02 0
>>430
>口走っている意味の無い言葉にかき消されて聞こえにくい。

無意味な言葉を口走るのは脳内の声をかき消すのが目的。
脳内の声を聞かずに視覚的情報だけで文章の意味を理解できないと速読は出来ないよ。
まだ、脳内に視覚的情報だけで文章の意味を理解する回路が出来ていないから読め
ないだけで、 訓練を続けていけば、その内に脳内の音声を聞きながら本を読む
よりも速く本を読めるようになると思う。

432 :名無しさん:2008/05/12(月) 16:38:26 0
どの速読本にも載ってることだけど「心のつぶやき」は読書の障害扱いだよ

大量の文字情報を扱ってる人なら自然と発声しなくなるけど、読書量の少ない人だと
小学校の音読のまま成人してしまう

上にもあがっているようなトレーニングで克服できるからやったほうがいいよ
認知力全体が向上するし


もちろん詩や歌は内声化してもいいんだよ
>>

これらは、黙読或いは速読の基本としては正しいです。
しかし、「内語の撲滅」は速読のコツではあっても打鍵とは無関係と言えます。

というのは、私も昔まだ目が良かった頃には、一分で数ページは読み飛ばしていました。
分速数千字の世界ですね。単行本でも一日三四冊読むという無茶な読み方していて、
バイト代がその日の内に本代に消えてなくなることもしょっちゅうでした。

でも、これは「読む」という行為が受動的な脳の活動だから可能なことです。

大体、物事を理解し感じた最終形は、「脳内のイメージ」であって、聞い
たり読んだりした音声列?や文字列を記憶することではありません。

文字列映像→内語発声→内語リスニング→意味把握→脳内イメージという
過程は慣れてくれば、文字列映像→脳内イメージと途中を省略できるので
速読が可能なんです。

だいたい、一度だけしか読んだり見たりしていない小説や映画のことでも
感動したものであれば沢山語ることができるのです。

しかし、小説の文章通り、映画の主人公の台詞通りに再現するのは不可能です。
脳内にあるのは「光景や感情や意味のイメージ」なので、そのイメージから
自分の言葉を使って再現するから、元をコピーしたようにはいかないのです。


また、「分からない難解な小説や映画」は、その人が脳内イメージ作りに失敗
したということに過ぎません。他の人は同じものを読んだり見たりして感動
しているのですが、そっちの人は脳内イメージ作りに成功したんですね。

ですから、肝心なのは脳内イメージなので、それが映画のDVDや小説のテキスト
が入ったPCと頭をCDのダビングのように簡単にコードで繋いでできるのだっ
たら、時間の掛かる読書や映画鑑賞は不要です。
でも、これはタイムマシン同様未来永劫不可能なので、これらの行為は人類にとって
不要になることはないでしょう。

で、何かを表現するとき殆どの人が持っている能力は「言葉で語る/書く」ことです。

つまり、言語表現に限っても、他人を対象にするコトバは媒体に過ぎません。

話し手は自分が持っている意味や光景、感情のイメージAをコトバに変換し、
聞き手はそのコトバを脳内イメージBに変換し直します。

最終的に、脳内イメージABが一致していたら、それがコミュニケーションの
成功といえます。
(もちろんこの言い方は、詩や歌詞、それに朗読を前提にしているものを
 議論の単純化のため捨象したものてあることをお断りしておきます。)

「ミルク買ってある?」「うん、安売りしてたから二つ買って冷蔵庫に入れておいた」
という会話は、小学生以上なら誤解しようがありません。

質問した方には「冷蔵庫に二本ミルクがある」意味イメージはあっても
上の会話そのものを記憶しているのではありません。

しかし、上の会話の役割はそれで十分なのです。

値段に関心のない子供は「安売り」の部分は覚えないのが普通でしょう。しかし、
主婦の母親には重要な「言いたい情報」なので無意識に言ってるんですが。。

また、この会話が何(なに)語であっても、ミルクや冷蔵庫がありふれたもので
ある国の会話であれば、同様のイメージが脳内にできることは論を待ちません。

思考の元が脳内の「意味のイメージ」であって、具体的な言葉ではないので
バイリンガルでも私程度でも、言語の切り替えはそう難しくないのです。

共通の「意味のイメージ」を何語で発声するか決めるだけですから、
知っている言語ならどれででも即表現できるわけです。

ところが、ややこしいのはこの文章もそうですが、日常的な簡単な会話では済まない
事柄のコミュニケーションです。
私は、これに殆ど失敗していますね。私が持っている飛鳥の利点の脳内イメージを
いくらコトバに変換して打っても、ちっとも読み手には伝わらないのです。

まあ、書き手の私はもちろんとして、読み手にも少しは問題があるとは思うのですが。。。

で私の文書を馬鹿にする人が2ちゃんの飛鳥スレに多いのは、私が何の権威もない
馬の骨だからという理由が大きいと思います。

同じ理解ができない文章でも権威のある学者の文章だったら、
こうも馬鹿にされなくて済むというものですが。。


ややこしくなったので中略!


それで、もし一分で千字とか書けと言われたら誰でも困ります。

打鍵速度は別としても、「考える」という行為は内語で行われているからです。
そして内語の速度なんて、精々音読の二倍程度の分速五六百字が限度なのです。

内語では声帯を震わせて発声する行為こそ省略はされますが、カナで表記できる
内部音声を使って考えているので、皆さんが言うほど、内語は速くなんかありません。

それに、自分用の思考ではなく、人に何かを伝えるのが主な目的である文字表現では
内語でゆっくり考えないと、とても人様に伝わるものが書けません。

大体、常に早口の人は内容が大したことを言っていないから速く言えるのです。
黒柳徹子さんのトークなんか打ってみると、「なんじゃないかと私なんか良く
思うんですよね。」とか、「思います」で済むところを何倍も言葉が多いから
早口になるし、聞く方も簡単なことを繰り返して言ってるから、早口でも聞き
取れるんです。

皆さんTVで見たこと無いでしょうが、昔の大平首相なんて物凄く教養が
あるのに、話すときは「ああ~~ううう~~」で、肝心なことは少ししか
言いませんでした。それもゆっくりです。

でも、それが本当に真剣に物事を考え伝えようとする態度なんです。
私が生きた時代の日本の政治家の中では、大平正芳氏を一番尊敬
してるのは、彼がそんな人だったからだと思います。


で、そんなわけで能動の内語より数十倍から数百倍速い受動の速読
のスピードを、内語の反映である(べき)打鍵のスピードと絡めて
考えるのは無意味なのです。

未来永劫、速読のスピードで思考できる人は存在しないし、まして
内語より遙かに遅い能動的且つ肉体的な行為である打鍵と超高速が
可能な速読を絡めるのは意味がないのです。

速読という受動的な行為と、発声或いは内語で考えるという能動的
な行為の速さを比較して何かを言う人は、次のような若い人同士の
会話を考えるといいかもしれません。

A 俺なんか、もう映画は千本以上見たよ。
B 俺は三千本は越えてるね。
A 毎日三本見ても年間千本だから、そりゃ無理だろ。三十年とかかかるじゃん!
B いや、俺は倍速で見ても音声が聞き取れるビデオがあるからできるんだよ。

AB 俺たちこんだけ見てんだから、十本くらいは映画作るのもやればできるよな~♪

まあ、最後の行を除いてはあり得る会話です。映画鑑賞はメジャーな趣味で、
何百万という映画ヲタクがいますから。

しかし、最後の行に納得する人は映画ヲタクにも滅多にいないはずです。
見るという受動的な行為と作るという能動的な行為には、それに掛かる
時間も含めて、両者の困難さに圧倒的な差があるからです。

ですから、ここでも能動的な表現法である「書く」ことと、受動的な
行為である「読む」ことを絡めて考えるのは無理なのです。


ただ、「内語で考えるのは打鍵の邪魔」だと皆さんが
考えるのには無理からぬ理由もあるのです。

というのは、殆どの入力法では「発声≒内語」と打鍵を一致させるのが無理だからです。
同じ親指シフトのニコラでも、全体をゆっくり考えないと無理なはずです。

何故私がそう言い切れるのかというと、私は飛鳥で打つときは呟くように内語通り
に口や舌が動いている場合が多いのに、ローマ字で打つときはそうしないからです。

つまり、呟きながら打てることが邪魔かどうかは、発声しながら打てる入力
法を獲得していない人には、両者の比較ができないので判断不能なのです。

家でネットできない私は、リアルタイムのレスでついつい千字二千字をローマ字
で打つ機会が多いのですが、気がつくと舌や口は動いてないんですね。

それは呟きが邪魔になるローマ字入力だからです。いや、私はJISカナの
十五年選手でしたから、JISカナでも呟いて打つことはできないと言えます。

発声と打鍵が一致しないから、呟いたりしてもそのリズムに乗って打てず
イラつくので、自動的に打鍵では内語の呟きもしないようになるんですね。

ある意味、普通の内語がしばしば口と舌の筋肉を動かすのと同様、ローマ字や
JISカナなどでは、内語の部分はどうも打鍵の筋肉を動かすのに入れ替わって
いるようなのです。

だからと言って、内語で呟きながら打つのが有害とは言えないのです。
打鍵と発声が一致する入力法を持っていれば、やはりその方が良いのです。

大体、飛鳥で打つようになると口が動くんです。十五年発声をしないで
JISカナで打つことに慣れきっていた私でも、飛鳥を始めるとすぐ呟く
ようになったのは、打鍵中の無声の呟きは「可能ならそうしたい行為」、
つまり自然な行為だからの筈です。

また、いくら飛鳥に慣れ打鍵中に呟いていても、市のPCでローマ字で打つときは
いつも呟かないのは、ローマ字ではそれが何の役にも立たない無用な行為、打鍵
者をイラつかせるだけの邪魔な行為、つまり「してはいけない行為」だからです。

このように似たような行為でも、道具によって有益だったり
有害だったりすることはよくあることです。

例えば、硬式テニスでは手首を痛めコントロールも定まらないとして禁断の
「手首の回転で打つ打法」は、軟式テニスや卓球、それにバドミントンなど
では有用というか、「なくてはならない有益な打ち方」になります。

使う道具のラケットやボール、シャトルが、硬式テニスに比べて格段に軽いからです。

同様に、「呟きながらの打鍵」が有益か有害かも、「入力法と配列」
という二つの「日本語入力の道具」を抜きにしては語れません。

繰り返しますが、こういうことが言えるのは、私が飛鳥とローマ字の両刀遣いだからです。

両方を無意識に打てるまでになっていない人には、こういうことは実感では
伝わらないと思います。
ですから、ローマ人やJISカナ族、それに他の新配列のユーザーには私が常々
強調している「発声と打鍵の一致の重要性」は理解できないかもしれません。

しかし、その真偽を語るのはそれが可能な入力法を手にしてからです。


で、私は打鍵と発声の一致が可能な入力法は親指シフト以外にない
ことを前世紀に既に確信したので、飛鳥作りにはまりました。

よく「他の入力法の配列を作らないのか?」と書き込む人がいます。しかし、
親指シフト以外では一カナ一打鍵を実現するのは原理的に不可能なのです。

ですから、私は親指シフト配列以外は作ろうと思ったことはありません。

しかし飛鳥以外にも、親指シフト配列だったら発声と打鍵を一致する
配列を作ることは可能でしょう。

しかし、今回の更新、つまり「ちひび」まで表にする必要性に気付いたのは
十年掛かったわけです。
ですから、親指シフト配列作りをゼロからやり直すには、いくら
賢い人でも、最低一万時間程度は、自分の時間を費やする覚悟を
する必要があるでしょう。

そして、それは私の場合同様、「不幸の素」になる公算が極めて
高いで、決して他人に薦められるものではありません。

それに、仮に「究極の日本語入力法=究極の親指シフト配列」と
いうのがあったとして、飛鳥はそれに肉薄はしていると思います。

後2~3%打ち易くするのに人生を棒に振る必要はないことだけ
は言い残すのが、多分日本で初めて本格的な配列作りに間違って
はまってしまった私の、後世の人達への義務なんだと思います。

ですから配列作りより、多くの人にとってより短時間で簡単にできる
普及活動やビジネス化という、私が苦手だった分野で活躍してくれる
方が、ご自分のためにも社会のためにも、そしておまけにアホな私の
ためにもいいんじゃないかと思っている今日この頃なんですね。。

以上、飛鳥開発終了!!!


付け足し

C.で何のことはない、

「標準の親指シフトでは一部の連接でしか実現していなかった
富士通のキャッチコピー「喋るように打つ」を、勝手に人生を
賭けて*ほぼ全ての文字列で実現しちゃったのが飛鳥なんです。」

*(例外、ジェンダー・チェンジ・シェイクなどの「ジェ・チェ・シェ」でシフトの
 連続が利かない+左の連打のため、完全な倍速打鍵が不可能。
 打鍵に一致した「じえんだー・ちえんじ・しえいく」のような呟きになってしまう
 ただ八千字に近いこの記事でも、上の連接はここの例にしかないので影響は最小。)


今後「飛鳥って何?」と聞かれたら、富士通の親指シフトのHPでも
読んで貰ってからCの三行を付け加えれば、簡単に済みそうな気が。。。
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