飛鳥、枯れ切っていなかったようです! | 飛鳥カナ配列 ☆未来の子供たちへの贈り物☆

飛鳥、枯れ切っていなかったようです!

確かに、quaさんの仰るように「ゃく(N表J裏)・ゃっ (N表M表)」が両方同指連打なのはまずいぞ。。

 

ということで、三ヶ月ぶりに↓のように入れ替えてみました。

 飛鳥最新版(飛鳥21世紀-293) 配列表
(カタカナは飛鳥スレの1にある決定候補版からの変更分)

   アンシフト
ASD F  G H  J K L ; : ←列
「ーじひ。  %-  ・ とはヘ 」   
きしう て  ぶゆ  んいかたけ  
みせぎ  ぜ  っ ょ ゅ

    左シフト
ASD F GH J K L ; :
ざねえぁ ぅぇ  ぃよふ! )
ださあり ぉず るすまでげ
びひちば ヴや が、。?   「ヴ」は無変更の「ゔ」

    右シフト
A SD F  GH  J K L ; :
( べれへ。 &ぢ  ~そこぞご
わおな ら  ぬ  くのつにろ
ふ。づは。ほ。 *む をども  


前回のクツの入れ替えで、「ゃっ」だけでなく「ゃく」も同指打鍵になってしまいました。
これは覚悟の上だったのですが、出現率も大したことが無かったのでそのままにしておきました。

 

というのは、これを解決するのには「ゃ」を動かすしかなく、そうするとまた
かなりのカナを動かさないとならなかったので、切りがないと思ったからです。

 

また、ここの「ゃ」は何年もこうだったので、自分の中に「一度決めたんだから動かしたくない」
というニコラのような保守性も働いていたようです。

でも、quaさんの指摘で少し考えてみました。

まず、「ゃく・ゃっ」は「じょう・ちゅう・りょう」のようなものの仲間で、「きゃく・じゃく・
しゃく・りゃく・ちゃく」のように「カナ3字で表記される漢字一字の音読み」のパートなのです。

「ゃっ」は、出現率は大したことはないのですが「ゃく」の音便変化で「客観・借金・若干・百回」
などのパートになっています。

ということは、飛鳥の漢音対応から考えると「ゃく・ゃっ」の両方ともが同指連打になるのは避けたくなります。

また、「チャット・キャット・ちゃった・~~ちゃん」等でも右人差し指の連打になっていました。

 

では、「ゃ」はどこに置くか?

 

これは案外簡単で「め」のあった右下段の/表でいいんですね。

 

今までと違って、拗音が下段の並んだ3キーに外側から「ゃゅょ」と
/.,の順番に並ぶのも「見た目いい感じ」になり、覚えやすくもなり二票!

五十音などとは無関係にひたすら打ち易い運指のみを重視している飛鳥ですが、
意地悪でバラバラに並べているわけではないので、こういう分かり易い並びが
全く他の理由から偶然できると結構嬉しくなりますね。

で、ャとの小指連打も「シャケ・ジャケット・キャニオン・キャロット・チャゲ(&飛鳥。。(^^;;)」
とマイナーなものしか出来ません。


ャが/だと「ゃく・ゃっ・ゃん・ゃい・ゃか・ゃの・ゃつ」などが全て外→内のアルペジオになります。
出現率的には「め」の0.69%に対して「ゃ」は0.31%ですから右小指の負担はかなり減ります。

 

「め」を簡単に動かすのは、前から「ために」の右小指の三連打を何とかしたかったからです。

 

では、「め」は「ゃ」との入れ替えでNに置いたらいいのでしょうか?

まあ、0.06%の出現率の「めん」がNJの同指連打になるのはなんとか我慢が出来ます。

しかし、「ゆめ」のHNという人差し指が伸びきるいやな二連打は避けたい。。。
特に私は「夢」という言葉には思い入れがありますし。。

となると、単純な「ゃ・め」の入れ替えは×になります。

 

そこで以前から「動かしたい」と思っていたカナの場所に「め」を持ってくることになります。

つまり、Z表の「ほ」です。

ここは、「にほん」をなんとか打ち易くするためだったのは前スレでかなり書きました。
でも、0.05%の出現率の「ほ」のなんと1/3以上(0.19%)は「ほう」で左の連打になって
遅くていやだったのです。


しかし、N表に「ほ」が置けることになりますと「ほう」は交互打鍵になって、「にほん」は
全て表の「;NJ」になってNJの人差し指連打が含まれますが結構打ち易いのです。

「ほん」の出現率は0.12%あるのですが、これは「ほう」より少ないですし、「にほん」の
ためにホが/には置けないとなると、これは右人差し指の運動性の良さに任せられる範囲内です。
今度はHNは「ゆほ」ですから「保有」くらいしか言葉がありません。
今度は右連打になる「ほか(にのでは)・ほんとう・ほとんど」なども、右手の運動性の良さで
サクッと打てます。

同一キーの連打になるNには「やむ」があるのですが、これらと「ほ」との組み合わせは「ホヤ・謀反」
くらいで出現率は最小なのもこここに「ほ」が置ける根拠です。

Z表に来た「め」は「ために」が交互打鍵かつ「ため」が表同士の左右指対称になります。
「ゆめ」も上で書いたH/の右連打からHZの交互打鍵になって打ち易くなります。

 

「メール・メーカー・イメージ」の「めー」は以前の打ち易かった交互打鍵から
左連打になりますが、一応外→内の表同指のアルペジオですし、そう何でも
打ち易くするのは不可能なので、ここはこれで我慢することになります。

なんと言っても「め」では出現率一位と二位の「めい0.08%・めん0.06%」が交互打鍵になるのは
大きいです。「ほ」の時と違って「め」には「めう」という左連打の2音漢音はないわけですし。


ここまでまとめると、ャがNから/に メが/からZに、ホがZからNに移動。

しかしこうなると、「ほぼ」が人差し指の連打になる問題が生じます。
「ほうぼう」のように交互打鍵になっても、右では人差し指の連打の感じがあっていやな運指になります。

 

ここの「ぼ」は「ぼく」が人差し指連打になる問題があったのですが、
「ぼう」がJDですと/Dより速く打てるのでこうしておきました。

 

しかし今度は「ほぼ」まで人差し指連打になるので、「ぼ」は以前置いておいた/裏に移動します。
つまり、/裏にあった「ぐ」をH裏に持ってて、「ぼく」を/裏J裏のアルペジオにします。

「くらい」の「くら」とともに「ぐらい」の「ぐら」も左右の指対象+シフトの連続で打ち易くなります。

 

ここだと、「くぐ」が人差し指連打になりますが「くぐ・ぐく」は滅多に出来てません。。
ただ、「ぼん」より「ぐん」の方が多いのですが、どっちにしろデータ番外です。

まとめると、ボをH裏→/裏 グを/裏→H裏に入れ換えます。


ということで今回の入れ替えは五つのカナになります。
「ゃ」を動かした余波で「めほぐぼ」が動いたことになります。

 

余波は余波なのですが、今まで解決したくても出来なかったものが
「ゃ」の移動のお陰で解決できたものが多いということです。

 

確かに「あめ・めー・ぐん」のように若干打ちにくくなるものもあるのですが、
「そう何でも上手くは行かない」のがカナ並べなので、ベターなものの方が
多かったら動かすしかないんです。

 

まあ、「動かすな!」という声は大きいので、一応公式版は姫踊り子草にある
やつか、飛鳥スレの1にある「提案版」が現行の飛鳥の標準となります。

ただこのバージョンに飛鳥人の支持が集まった場合は、もちろんこっちを標準にしたいと思います。

 

あっ、「飛鳥は枯れた」と言ったのに、また変更したのは私のせいではありません!
quqさんが右人差し指の枝を折って「ここは枯れてないよ!」と配列いじってたからなんです。。(^^;;


願わくば、もう「上手い手」がこれ以上思い浮かばないよーに...(-人-)ナムナム 合掌