飛鳥スレ427さんへのレス | 飛鳥カナ配列 ☆未来の子供たちへの贈り物☆

飛鳥スレ427さんへのレス

↑の記事と合わせて一万字を越えましたので別の記事にしました。

で、タイピングゲームに関してはこのような書き込みもありました。

427 :名無しさん:2008/05/12(月) 00:49:21 0
作者のブログでの発言

>タイピングで数分間のコピー打鍵のスピードだけを求めるなら、神経は疲れても
>打鍵にに無理のない月配列などの1~2ストローク混在。
>実用的な創作打鍵で毎日沢山の量打つなら強い中指を集中的に使う飛鳥に決まり!

つまり飛鳥では打鍵に無理があるといっている。
それも「飛鳥も完璧ではない」といった意味ではなく、
月配列などとくらべて劣るというのだからずいぶんな弱気だ。

>>
普通の方なら、私が上でタイピングゲームに関しての飛鳥の問題点を
認めているのが読めるので、下の三行の書き込みは「あり得ない誤解」、
誤解のための誤解にしか読めないでしょう。

でも、そう突き放しても生徒がグレますから、ここでは説明することにします。

で、ニコラでは打鍵に無理があるとは言えますが、飛鳥では無理とまでは
ならないように作ってあります。

しかし、親指シフトも何も「全てが良い」のではありません。

世の中、何かを得るためには何かを失わないといけないのです。

で、親指シフトの一番の問題は「指への負担が大きいこと」です。

これは、シフトしてるのですから当然です。しかし、96個の
カナ記号の全部を32個しかない英字三段のキーで入力するの
ですから、これは仕方がありません。

というか、このことは前世紀から繰り返して書いてきたことで
今更鬼の首を取ったように指摘されても困ってしまいます。

クロスシフトはアンシフトと同様打鍵の指に掛かる負担は
シフト不要のローマ字と変わりません。
同じ文章を打つのならローマ字の17打鍵が10打鍵に節約できるのですから
負担は少なくなりますが。


しかし、同手シフトが指に与える負担が問題なんです。

シフトのタイミングを合わせるためには速い打鍵が必要で
速い打鍵=強い打鍵なので、これは特に弱い左の人差し指
や小指などの同手シフトで問題になります。

また、RTYUGHBなどでシフトキーに親指がほぼ固定されていて
人差し指を伸ばす打鍵になると、弱い左は勿論、強い右の人差し指にも
腱鞘炎を生ずるおそれが非常に高いのです。

ですから、飛鳥ではこれらの使用を最小化して、打ち易いキーのクロスシフト
を積極的に利用してきました。
特に、強い右ではYUの使用を最小にしてあることが利いてて問題が起こった試しはありません。
ですから、右の同手シフト側の打ち易いキーにも積極的に高頻度のカナを置いてきました。

ただ、左側は強い中指が打つEDCを除くと、高頻度のカナを同手シフト側に
置くのは腱鞘炎の原因になります。

とかシフトの連続とか、色々逃げ回って「親指シフトの宿命」である
指の負担の問題を最小化しているのです。

ニコラでは「無理」があるからこそ、飛鳥は配列で色々やって十年とか
掛かってきたわけで、その「無理解小化の努力」を見ないで批判して貰っても。。

でも、前回トモエモンさんのタイピングゲームの例を出しましたが、
やはり親指シフトの飛鳥ではタイピングゲームをやって欲しくないですね。

それこそ、「超速い打鍵=超負担の多い打鍵」になるので元々打鍵の負担が
大きい親指シフトで、超高速の打鍵を繰り返してやって貰っては、指が
悲鳴を上げるのは必至ですから。

それに、タイピングゲームで出てくる言葉は、わざと打ち難くしてあるので
出現率の低いカナの出現率が何倍にも高くなるのです。
もともと出現率の低いカナを「打ち難い=指に負担の多い」場所に置いている飛鳥
で、現実無視のカナ出現率の文字列を、超高速で繰り返し打つのは非常に危険です。

これが、私が前にも
>タイピングで数分間のコピー打鍵のスピードだけを求めるなら、神経は疲れても
>打鍵にに無理のない月配列などの1~2ストローク混在。
>実用的な創作打鍵で毎日沢山の量打つなら強い中指を集中的に使う飛鳥に決まり!
と書いた理由です。

飛鳥でタイピングゲームをやるのは勝手ですが、私は薦められません。
それで、指を痛めて飛鳥を捨てる羽目になる公算が大きいからです。

それに、現実の入力用途の99.9%とかはゲームではなく、創作打鍵なのです。
0.01%とかしかないゲームの立場を配列に反映させるのは無理なんですね。

上でも言いましたが、「何かを得るには何かを捨てる」ことが世の中の常ですから。
それで飛鳥はタイピングゲームを捨てたんですね。
というか、現実のタイピングの実態であるカナ出現率や連接出現率を
元に飛鳥は配列してあるのですから、それで滅多に出てこない連接を
含む言葉の連続打鍵が打ち難いとか指が痛いとか言われても困ります。

それに、私は「タイピングゲームに飛鳥は向いていない」と言っているので
その前提を無視して、>飛鳥には打鍵に無理がある と一般的な打鍵に
関してそうだというように言うのは、一行上の自分自身の引用すら読め
てないことになるので大いに問題です。

飛鳥がタイピングゲームに向いてるとは言えないのは事実です。
打鍵が節約できるのでそこそこ速いかも知れませんが、創作打鍵
ではあり得ないスピードで滅多に出てこない連接を繰り返し打っても
指を痛めないような設計には飛鳥はなっていません。
また、親指シフトでは配列をどういじってもそれは不可能です。

というか、現実のカナの出現率や連接に基づいた打鍵での打ち易さや指の
負担の最小化を目指している飛鳥では、タイピングゲームでのそれらには
対応していないのです。というか、両立が親指シフトでは不可能なのです。

元々滅多に打たない連接を含む言葉を多用するゲームで打ち難かったり
指に負担が多いのは、現実の創作打鍵に照準を合わせている飛鳥ですから
仕方がないのです。

だから、私は「飛鳥はタイピング(ゲーム)には向いてない」と
正直に書いたのです。
それを「全般に飛鳥の打鍵は無理がある」と私が認めていると
拡大解釈されたのでは、「マイナス要素はあっても何も言うな」
ということになってしまいます。

私が常に「この連接では問題があるが出現率が最小なので」のように言い訳をするのは
正直でありたいからですし、「そういう連接で問題があることは検討したけど、それを
解消するともっと出現率の高い連接で問題が生じる」などを考慮した結果という証拠を
残すという意味もあります。

しかし427さんには、もう一回このやり取りを読んで欲しい。。
>>
>タイピングで数分間のコピー打鍵のスピードだけを求めるなら、神経は疲れても
>打鍵にに無理のない月配列などの1~2ストローク混在。
>実用的な創作打鍵で毎日沢山の量打つなら強い中指を集中的に使う飛鳥に決まり!

D つまり飛鳥では打鍵に無理があるといっている。
  それも「飛鳥も完璧ではない」といった意味ではなく、
  月配列などとくらべて劣るというのだからずいぶんな弱気だ。

>>

ホント、上の三行のレスとしてDの一行はいくら何でも「無理がある」!


と疲れたので、飛鳥スレのクレーマーさん?へのレスはこの辺にしておきます。

今読み直したら、繰り返しが多いのが分かったのですが、これらを直して読み
易くするのには、後一時間は優に校正に掛かりそうなのでやめておきます。

でも、ホントに数行の書き込みなら読み直しにも一分、書き直しも一分で
済むんだから、それらくいの手間は掛けてから書き込んでくれないと。。

誰か、私の代わりに突っ込んでくれないかと期待して待ってたんですが、
それも無かったので、書き始めたらやはり百行超になってしまいました。

ホント、数行の文章を打つのがやっとの人が羨ましい。。。(^^;;